高キン零售が20日に取引再開へ、蘇寧などと提携交渉
中国のハイパーマーケット大手、高キン零售(06808)は17日大引け後、オンライン事業大手との業務提携を目指し、蘇寧を含む複数の相手と協議中だと明らかにした。協議は初期段階にあり、提携の方式や条件について実質的な交渉は始めていない。現時点ではアリババやテンセント(00700)は協議相手に含まれていないが、あらゆる大手オンライン・プラットフォームと交渉する可能性を否定しないとした。
台湾『工商時報』は17日、高キン零售の大株主である潤泰集団の尹衍梁総裁の話として、高キン零售が中国本土で展開するハイパーマーケット・チェーン「大潤発」を手放す方針だと伝えた。現在、アリババとテンセント、蘇寧と交渉しており、3社のうちいずれかに「中国大潤発」を譲渡する公算が大きいという。
報道を受け、17日の香港市場では高キン零售が出来高を伴って急伸。同社は現地時間午後1時30分に株式取引を停止した。同社は、株式取引を週明け20日の現地時間午前9時に再開すると発表した。
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