前場コメント No.9 福井コンピュータ、マニー、アンリツ、ユニプレス、住江織物など

2017/10/17(火) 11:31
★9:27  福井コンピュータ-3日続落 電子小黒板アプリ『どこでも写真管理Plus』来春リリース
 福井コンピュータホールディングス<9790.T>が3日続落。同社は10月16日の大引け後に、連結子会社である福井コンピュータ(福井県坂井市)が、「工事写真の小黒板電子化」をサポートする福井コンピュータソリューションとして、電子小黒板Androidアプリ「どこでも写真管理Plus」を来春リリースすると発表した。
 「デジタル工事写真の信憑性確認(改ざん検知機能)」に対応したAndroidアプリ。黒板情報の事前入力、利用頻度の高い黒板の登録、利用済み黒板数表示で効率良く工事写真の撮影が行える。また、データ連携はPCと端末を直接接続またはクラウドを使用し、写真の自動整理が行える。しかし、株価への影響は限定的のもよう。

★9:29  マニー-TIWが「2」継続 今期は生産移管の効果で採算改善の方向
 マニー<7730.T>が反発。投資情報会社のTIWでは、今期は生産移管の効果で採算改善の方向と判断。投資評価「2(Neutral)」を継続した。
 今期の2ケタ増収・営業増益という強めの計画発表もあり、株価は直近で上昇したが、需要の継続性や生産移管の効果の表れ方には依然不透明な部分もあり、TIWでは当面注意が必要。現在株価に割安感がみられないため「中立」の見通しは据え置き。さらなる株価上昇には、買収事業の収益加速が顕在化するなど材料が必要との従来の見方は不変とした。

★9:30  アンリツ-反発 「WLANセキュリティ機能MX886200A-020」を発売
 アンリツ<6754.T>が反発。同社は10月16日の大引け後に、ワイヤレスコネクティビティテストセット「MT8862A」の新オプションを開発したと発表した。
 セキュリティ機能を有効化(セキュリティON)した無線LAN搭載機器の評価を実現する「WLANセキュリティ機能 MX886200A-020」を販売するもの。「MT8862A」は電波の到達範囲や受信感度を計測する無線LAN測定器。ネットワークモードを搭載しており、無線LAN搭載機器が実際に動作している状態で評価できる。

★9:32  ユニプレス-SMBC日興が目標株価引き上げ 生産好調から業績予想を上方修正
 ユニプレス<5949.T>が続伸。SMBC日興証券では、生産好調から業績予想を上方修正。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は2500円→2900円と引き上げた。
 直近の株価上昇で今来期の業績好調はひと通り織り込まれた感がある。今後は当面大きな新車効果が期待できないなか、日産自動車の中国減産リスクや国内検査不備問題による国内生産停滞に注意が必要。また、上期決算発表時には通期ガイダンスの上方修正はあるとみられるが、同社の過去スタンスから保守的な予想にとどまる可能性が高いことも、株価リアクションとして視野に入れておく必要があると指摘。

★9:36  住江織物-大和が目標株価引き上げ 引き続き北米の収益動向を見守りたい
 住江織物<3501.T>がもみ合い。大和証券では、引き続き北米の収益動向を見守りたいとし、投資判断「3(中立)」を継続した。目標株価は290円→350円と引き上げた。1Q営業利益は若干会社想定を下振れ。カーペットなどの販売が不振。自動車は日本やタイが堅調も、北中米は引き続き低迷。北米子会社STAの収益性改善はまだ道半ばとした。

★9:37  ダイセキ環境ソリューション-東海東京が目標株価引き上げ 案件の増加を見込む
 ダイセキ環境ソリューション<1721.T>がもみ合い。東海東京調査センターでは、土壌汚染調査・処理案件の増加を見込むとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1380円→1490円と引き上げた。
 会社側は9月15日に、今18.2期通期業績計画の修正を発表。前回の売上高166億円、営業利益18.9億円から売上高167億円、営業利益16.9億円へ修正した。東海東京予想は、前回の売上高167億円、営業利益19.0億円を、売上高167億円、営業利益16.7億円へ営業利益予想を下方修正。下期も東京オリンピックに向けた施設建設・インフラ整備に伴う土壌汚染調査・処理需要の増加を想定。一方、利益面では弥富リサイクルセンターの低調な稼働を考慮したとしている。


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