前場コメント No9 ホンダ、高島屋、極東開発工業、いちごＨＤ、ＳＵＭＣＯなど
★10：43 ホンダ－続落に転じる 今期営業益微増の観測も市場予想から大幅下振れ
本田技研工業<7267.T>が続落。18日付「日本経済新聞」は、2015年3月期の営業利益が営業利益は8000億円超と、前期推定比で小幅ながら増益を確保する公算が大きいと報じた。円安もあって買いが先行したものの、コンセンサス（9133億円）を1割超下回る観測が示されたことで寄り付き後は売りに押されている。
海外工場の新設など投資負担が膨らむ一方、昨秋に日本で投入した新型「フィット」を北米や南米など世界に展開するとしている。
本田技研工業<7267.T>が続落。18日付「日本経済新聞」は、2015年3月期の営業利益が営業利益は8000億円超と、前期推定比で小幅ながら増益を確保する公算が大きいと報じた。円安もあって買いが先行したものの、コンセンサス（9133億円）を1割超下回る観測が示されたことで寄り付き後は売りに押されている。
海外工場の新設など投資負担が膨らむ一方、昨秋に日本で投入した新型「フィット」を北米や南米など世界に展開するとしている。
★10：43 高島屋－野村が目標株価引き下げ 販売環境は厳しいが既存店舗の資産取得で家賃削減
高島屋<8233.T>が続伸。野村証券では、販売環境は厳しいが、既存店舗の資産取得で家賃は削減されると指摘。レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1050円→1000円と引き下げた。
前14.2期は高額品好調が続くも、売上高総利益率が下振れ、収益は計画水準。今15.2期以降は事業環境が厳しくなるが、慎重な販売前提で構造改革を進めると注目。良い意味でも、悪い意味でも安定収益が予想され、「Neutral」を継続するとした。
野村予想は微調整範囲で上方修正。今15.2期は新宿店と立川店の共有持ち分取得による家賃負担の軽減を、野村予想に織り込んだ。会社予想では消費増税による減収効果を厳しく見たうえで、店舗改装などの営業施策による増収寄与が見込まれている。
高島屋<8233.T>が続伸。野村証券では、販売環境は厳しいが、既存店舗の資産取得で家賃は削減されると指摘。レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1050円→1000円と引き下げた。
前14.2期は高額品好調が続くも、売上高総利益率が下振れ、収益は計画水準。今15.2期以降は事業環境が厳しくなるが、慎重な販売前提で構造改革を進めると注目。良い意味でも、悪い意味でも安定収益が予想され、「Neutral」を継続するとした。
野村予想は微調整範囲で上方修正。今15.2期は新宿店と立川店の共有持ち分取得による家賃負担の軽減を、野村予想に織り込んだ。会社予想では消費増税による減収効果を厳しく見たうえで、店舗改装などの営業施策による増収寄与が見込まれている。
★10：47 総合メディカル－野村が「Buy」継続 調剤報酬改定を乗り越え成長できる点を評価
総合メディカル<4775.T>が前日終値を挟んでもみ合い。野村証券では、調剤報酬改定を乗り越え成長できる点を評価。レーティング「Buy」、目標株価5000円を継続した。
4月の調剤報酬改定の影響で、調剤薬局事業の収益性低下を余儀なくされるため、野村予想を下方修正。しかし、厳しい改定下でも企業努力などにより改定影響を克服し、営業増益が見込める点を評価して「Buy」継続とした。
前14.3期は33店舗をM&A（合併・買収）にて取得。今15.3期は前期以上にM&Aの機会が増えると予想。理由は、（1）調剤報酬改定により収益性が低下する薬局が増えると見られること、（2）薬剤師国家試験の合格率が低く、薬剤師の採用・教育が困難となる薬局が増えることを指摘。M&Aによる業容拡大動向に注目しているとした。
総合メディカル<4775.T>が前日終値を挟んでもみ合い。野村証券では、調剤報酬改定を乗り越え成長できる点を評価。レーティング「Buy」、目標株価5000円を継続した。
4月の調剤報酬改定の影響で、調剤薬局事業の収益性低下を余儀なくされるため、野村予想を下方修正。しかし、厳しい改定下でも企業努力などにより改定影響を克服し、営業増益が見込める点を評価して「Buy」継続とした。
前14.3期は33店舗をM&A（合併・買収）にて取得。今15.3期は前期以上にM&Aの機会が増えると予想。理由は、（1）調剤報酬改定により収益性が低下する薬局が増えると見られること、（2）薬剤師国家試験の合格率が低く、薬剤師の採用・教育が困難となる薬局が増えることを指摘。M&Aによる業容拡大動向に注目しているとした。
★10：48 極東開発－伸び悩み タイにバンボデー・特装車の生産・販売拠点を設立
極東開発工業<7226.T>が朝高後に伸び悩む展開。同社は4月17日、子会社である日本トレクス（愛知県豊川市）が、タイにおいて新たにバンボデーおよび特装車の生産・販売拠点を設立すると発表した。
急速なインフラおよび物流網整備が進むタイにおいて、中国・昆山工場、インド工場およびインドネシア工場に次ぐグループ4番目かつ、日本トレクスとしては初の海外生産拠点を立ち上げる。生産、販売および今後の事業拡大を考え、現地企業および現地に精通した商社の協力を得ながら進めるスキームが最善と判断し、タイで自社ブランドの自動車販売なども行うタイルーン、泰国三井物産株式会社の現地子会社との合弁会社とする。
極東開発工業<7226.T>が朝高後に伸び悩む展開。同社は4月17日、子会社である日本トレクス（愛知県豊川市）が、タイにおいて新たにバンボデーおよび特装車の生産・販売拠点を設立すると発表した。
急速なインフラおよび物流網整備が進むタイにおいて、中国・昆山工場、インド工場およびインドネシア工場に次ぐグループ4番目かつ、日本トレクスとしては初の海外生産拠点を立ち上げる。生産、販売および今後の事業拡大を考え、現地企業および現地に精通した商社の協力を得ながら進めるスキームが最善と判断し、タイで自社ブランドの自動車販売なども行うタイルーン、泰国三井物産株式会社の現地子会社との合弁会社とする。
★10：50 いちごＨＤ－反落 今期経常益は80.7％増 不動産投資の拡大やクリーンエネルギー強化で
いちごホールディングス<2337.T>が反落。同社は17日、15.2期の連結経常利益が65億円（前期比80.7％増）になりそうだと発表した。市場予想は69億円。株価は前日比プラスで始まったものの、買いは続かずマイナスに転じた。
2020年東京オリンピック開催に向けたバリューアップ案件の不動産投資の拡大や、クリーンエネルギー（太陽光発電など）事業の新家案件取得・既存案件の早期事業化を目指す。通期配当は14.2期予想（1.1円）から0.2円上乗せした1.3円を予定している。
前14.2期の経常利益は36億円（前の期比2.1倍）と従来予想（35億円）から上振れて着地した。不動産賃貸事業や不動産再生事業が伸びをけん引した。
いちごホールディングス<2337.T>が反落。同社は17日、15.2期の連結経常利益が65億円（前期比80.7％増）になりそうだと発表した。市場予想は69億円。株価は前日比プラスで始まったものの、買いは続かずマイナスに転じた。
2020年東京オリンピック開催に向けたバリューアップ案件の不動産投資の拡大や、クリーンエネルギー（太陽光発電など）事業の新家案件取得・既存案件の早期事業化を目指す。通期配当は14.2期予想（1.1円）から0.2円上乗せした1.3円を予定している。
前14.2期の経常利益は36億円（前の期比2.1倍）と従来予想（35億円）から上振れて着地した。不動産賃貸事業や不動産再生事業が伸びをけん引した。
★10：51 ＳＵＭＣＯ－大幅反発 チャート上では三役好転に近づく
ＳＵＭＣＯ<3436.T>が大幅反発。チャート上では4/2に付けた戻り高値（837円）が視野に入ってきた。一目均衡表では雲の上にやや顔を出す格好となっており、終値で上回れば三役好転に近づく。後場も出来高増の勢いを維持できれば可能性は高く、4/2高値なども超えてくれば900円前後が次のターゲットになってくる。
ＳＵＭＣＯ<3436.T>が大幅反発。チャート上では4/2に付けた戻り高値（837円）が視野に入ってきた。一目均衡表では雲の上にやや顔を出す格好となっており、終値で上回れば三役好転に近づく。後場も出来高増の勢いを維持できれば可能性は高く、4/2高値なども超えてくれば900円前後が次のターゲットになってくる。
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