前場コメント No.11 三菱重工業、三井物産、ローム、コシダカＨＤ、カワチ薬品など
★10：27 三菱重－底堅い 納期延期の大型客船を12月引き渡しへ
三菱重工業<7011.T>が底堅い。2日付「日経新聞」では、同社が納期を延期した客船世界最大手の米カーニバル傘下のアイーダ・クルーズ向け大型客船の引き渡しが、12月になる見通しであることがわかったと報じた。
高い品質の客船を提供するためとして、9月の引き渡しを納期未定で延期していた。人件費などの増加による損失が発生するが、影響を最小限に抑える考えと伝わっており、これを好感した買いが株価を支えている。一方、2016年3月引き渡し予定の2番船への影響もでてきそうだと伝わっている。
三菱重工業<7011.T>が底堅い。2日付「日経新聞」では、同社が納期を延期した客船世界最大手の米カーニバル傘下のアイーダ・クルーズ向け大型客船の引き渡しが、12月になる見通しであることがわかったと報じた。
高い品質の客船を提供するためとして、9月の引き渡しを納期未定で延期していた。人件費などの増加による損失が発生するが、影響を最小限に抑える考えと伝わっており、これを好感した買いが株価を支えている。一方、2016年3月引き渡し予定の2番船への影響もでてきそうだと伝わっている。
★10：31 ミネベア－ＵＢＳが目標株価引き下げ 割安感が強まる
ミネベア<6479.T>が3日ぶり反発。ＵＢＳ証券では、割安感が強まっているとして、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は2700円→2000円と引き下げた。
ボールベアリング(BB)では、マクロの減速はリスクとして注視すべきだが、用途拡大を背景に安定成長が継続していると推察。一方、HDD用ピボットを製造するために社内で使用されるBBが落ち込み、全体として前年比で減産傾向。LEDバックライトでは、中国スマホ市場の減速の影響や、北米向けでは出荷タイミングの遅れで会社予算に対しては未達傾向と推察。台湾競合は7月から出荷を開始したもようだが、ミネベアの量産力や供給実績をふまえれば高シェアが継続するとの見方を示した。
ミネベア<6479.T>が3日ぶり反発。ＵＢＳ証券では、割安感が強まっているとして、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は2700円→2000円と引き下げた。
ボールベアリング(BB)では、マクロの減速はリスクとして注視すべきだが、用途拡大を背景に安定成長が継続していると推察。一方、HDD用ピボットを製造するために社内で使用されるBBが落ち込み、全体として前年比で減産傾向。LEDバックライトでは、中国スマホ市場の減速の影響や、北米向けでは出荷タイミングの遅れで会社予算に対しては未達傾向と推察。台湾競合は7月から出荷を開始したもようだが、ミネベアの量産力や供給実績をふまえれば高シェアが継続するとの見方を示した。
★10：32 三井物産－3日続落 IoT事業を展開する米ウェルアワー社に500万ドル出資
三井物産<8031.T>が3日続落。2日付「日経新聞」では、同社が米シェール企業向けにIoT（モノのインターネット化）事業を展開する米ウェルアワー社に500万ドル（約6億円）出資したと報じた。保有株比率は3％強。
ウェルアワーが提供するIoTサービスは遠隔地の油井の生産状況を確認したり、初期の生産段階で使用する化学品の量を削減したりするのに向いているという。原油安で経営環境が厳しいシェール企業にとってコスト削減は急務で、IoTを活用した効率的な油井管理の需要が高まると判断し、出資を決めたとされる。ただし、株価へのプラスの影響は限定されている。
三井物産<8031.T>が3日続落。2日付「日経新聞」では、同社が米シェール企業向けにIoT（モノのインターネット化）事業を展開する米ウェルアワー社に500万ドル（約6億円）出資したと報じた。保有株比率は3％強。
ウェルアワーが提供するIoTサービスは遠隔地の油井の生産状況を確認したり、初期の生産段階で使用する化学品の量を削減したりするのに向いているという。原油安で経営環境が厳しいシェール企業にとってコスト削減は急務で、IoTを活用した効率的な油井管理の需要が高まると判断し、出資を決めたとされる。ただし、株価へのプラスの影響は限定されている。
★10：36 ローム－ＵＢＳが目標株価引き下げ 売上動向を注視も中期の妙味は増す
ローム<6963.T>が3日続落。ＵＢＳ証券では、売上動向を注視も中期の妙味は増していると判断。レーティング「Buy」を継続した。目標株価は9800円→8900円と引き下げた。
電子化に伴う車載半導体の中期的な成長シナリオは不変だが、短期では売上進ちょくに注意が必要。現在の会社計画では下期に円安による増収効果を除くベースで前年比1ケタ後半の増収率を見込んでいるが、民生機器および自動車の需要減速をふまえれば、下ぶれの可能性があるとした。昨年は7月以降に国内自動車生産が前年比マイナスに転じたため、比較ハードルは低いものの、マクロ環境を踏まえれば注意が必要と指摘。
ローム<6963.T>が3日続落。ＵＢＳ証券では、売上動向を注視も中期の妙味は増していると判断。レーティング「Buy」を継続した。目標株価は9800円→8900円と引き下げた。
電子化に伴う車載半導体の中期的な成長シナリオは不変だが、短期では売上進ちょくに注意が必要。現在の会社計画では下期に円安による増収効果を除くベースで前年比1ケタ後半の増収率を見込んでいるが、民生機器および自動車の需要減速をふまえれば、下ぶれの可能性があるとした。昨年は7月以降に国内自動車生産が前年比マイナスに転じたため、比較ハードルは低いものの、マクロ環境を踏まえれば注意が必要と指摘。
★10：38 コシダカＨＤ－反発 ワンカラ向けオンライン英会話事業を開始
コシダカホールディングス<2157.T>が反発。カラオケ店を運営する同社は1日、子会社のイングリッシュアイランドとコシダカが共同で、コシダカが運営する「ひとりカラオケ専門店ワンカラ」向けコンテンツとしてオンライン英会話「ｅ英会話」の提供を開始すると発表した。
9月中旬にモデル店において提供を開始する。モデル店舗でのロケーションテストが完了次第、ワンカラ全店でのサービス提供を順次開始する予定とした。
コシダカホールディングス<2157.T>が反発。カラオケ店を運営する同社は1日、子会社のイングリッシュアイランドとコシダカが共同で、コシダカが運営する「ひとりカラオケ専門店ワンカラ」向けコンテンツとしてオンライン英会話「ｅ英会話」の提供を開始すると発表した。
9月中旬にモデル店において提供を開始する。モデル店舗でのロケーションテストが完了次第、ワンカラ全店でのサービス提供を順次開始する予定とした。
★10：41 カワチ薬品－しっかり 8月度の連結既存店売上高2.2％増
カワチ薬品<2664.T>がしっかり。ドラッグストアチェーンを展開する同社は1日、8月度の連結売上高が既存店で前年同月比2.2％増、全店で2.1％増だったと発表した。カワチ薬品個別の売上高は既存店で3.1％増、全店で4.0％増となった。昨年に比べ気温の高い日が続き、季節関連商材(UV・飲料など)が堅調だった。
カワチ薬品<2664.T>がしっかり。ドラッグストアチェーンを展開する同社は1日、8月度の連結売上高が既存店で前年同月比2.2％増、全店で2.1％増だったと発表した。カワチ薬品個別の売上高は既存店で3.1％増、全店で4.0％増となった。昨年に比べ気温の高い日が続き、季節関連商材(UV・飲料など)が堅調だった。
★10：44 ダブル・スコープ－大幅反発 レオス・キャピタルワークスが5.88％の株を新規取得
ダブル・スコープ<6619.T>が大幅反発。レオス・キャピタルワークス（東京都千代田区）が、同社の83万4000株を新規取得したことが手がかり。9月1日16時23分公表の大量保有報告書（5％ルール）で判明したもので、保有割合は5.88％。
ダブル・スコープ<6619.T>が大幅反発。レオス・キャピタルワークス（東京都千代田区）が、同社の83万4000株を新規取得したことが手がかり。9月1日16時23分公表の大量保有報告書（5％ルール）で判明したもので、保有割合は5.88％。
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