後場コメント No.5 三菱電機、日産化学、ブラザー工業、GSユアサ、ジェイテクトなど

2016/02/03(水) 15:00
★13:22  三菱電機-野村が目標株価引き下げ エネルギー効率を改善する事業群を評価
 三菱電機<6503.T>が3日ぶり反落。野村証券では、エネルギー効率を改善する事業群を評価。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は1700円→1600円と引き下げた。
 3Q営業利益は前年同期比横ばい圏となり、下期計画達成に向けて着実に進ちょくと評価。自動車機器や家電部門がけん引、FAシステムも追加的には悪化していないと想定。FA関連の回復の遅れを織り込み、来17.3期以降の野村予想を小幅下方修正するとしたが、緩やかながらも再成長に向かう見方に変更はないとした。目標株価を6%引き下げるが、エネルギー効率改善の事業ポートフォリオに集中している点を評価とコメント。

★13:24  日産化学-軟調 3Q累計営業益の進ちょくは69% 消毒剤や除草剤など好調
 日産化学工業<4021.T>が軟調。同社は3日13時、16.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が192億円(前年同期比19.0%増)だったと発表した。通期見通し(280億円)に対する進ちょく率は69%にとどまる。
 化学品部門で、メラミンの輸出販売が増加したほか、ハイライト(殺菌消毒剤)の販売も伸びた。農業化学品部門では、国内でアルテア(水稲用除草剤)が好調だったほか、輸出ではフルララネル(動物用医薬品原薬)の出荷も伸長した。

★13:24  日産化学-軟調 上限120万株・30億円の自己株取得枠を設定
 日産化学工業<4021.T>が軟調。同社は3日13時、上限120万株・30億円の自己株取得枠を設定したと発表した。
 経営環境の変化に対応した機動的資本政策の遂行を可能とするため。取得期間は2月4日~4月28日。上限120万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は0.77%となる。

★13:28  ブラザー工業-野村が目標株価引き下げ 事務機も産業機器も厳しい
 ブラザー工業<6448.T>が続落。野村証券では、事務機も産業機器も厳しいと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1754円→1384円と引き下げた。
 会社は10~12月期決算を発表し、同時に説明会を開催。売上高は前年同期比0.9%増収の1986億円、営業利益は同7.7%減益の146億円。併せて会社は、事業環境の悪化から、今16.3期業績予想を下方修正、売上高は前回計画から450億円下方修正の7550億円(前期比6.8%増収)、営業利益は同70億円下方修正の430億円(同25.3%減益)とした。

★13:29  くらコーポ-4日ぶり反落 1月既存店売上高5.6%増
 くらコーポレーション<2695.T>が4日ぶり反落。同社は2日、1月の既存店売上高(速報)が前年同期比5.6%増加したと発表した。2カ月連続のプラスとなった。全店売上高は同12.8%増加し、売上金額は95億円となった。

★13:33 GSユアサ-野村が目標株価引き下げ 競争激化するリチウムイオン電池事業動向に注目
 ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>が大幅反発。野村証券では、競争激化するリチウムイオン電池事業動向に注目。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は530円→480円と引き下げた。
 鉛蓄電池事業を安定的な収益軸とし、さらにプラグインHV(PHEV)の市場拡大などを背景としたリチウムイオン電池からの収益寄与が本格化してくれば、一段の評価も可能とコメント。電池業界でグローバルにリチウムイオン電池関連投資が活発化する中で、現時点では控えめな印象な同社の投資スタンスの動向にも注目しているとした。

★13:34  ジェイテクト-後場下げ幅拡大 3Q累計は20%営業増益も通期見通し据え置きを嫌気
 ジェイテクト<6473.T>が後場下げ幅拡大。ベアリング大手の同社は3日13時20分、16.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が604億円(前年同期比19.5%増)だったと発表した。通期予想は820億円(市場予想864億円)を据え置いた。
 機械器具部品において欧州や中国での販売が伸びたほか、工作機械でも国内販売が増加した。


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