後場コメント No.6 ジーンテクノ、ソニー、ユーシン精機、キユーピー、関電工など
★13：35 ＧＴＳ－大幅に3日続伸 株主あてに来年度大幅増収の社長メッセージ
ジーンテクノサイエンス<4584.T>が大幅に3日続伸。同社は2日、株主あての「バイオシミラー事業の新たなステージへ」と題する社長メッセージを発表。来年度（16年4月～17年3月）は大幅な売上高増を予想しているとした。
フィルグラスチムバイオシミラーの売上高増に加え、提携先からの一時金、マイルストン収入、原薬販売収入などが寄与する。フィルグラスチムバイオシミラーは今期、計画通り順調に推移し、前期比3倍強の増収が確実に。後発医薬品を推進する政府施策でバイオシミラー事業に大いに追い風になり、来年度も引き続き増収を後押しするとの考えだ。新規提携先との協議も継続しており、既存提携先も合わせ、その他の収益上積みについてもさらなる増収に貢献するとの見方を示した。
ジーンテクノサイエンス<4584.T>が大幅に3日続伸。同社は2日、株主あての「バイオシミラー事業の新たなステージへ」と題する社長メッセージを発表。来年度（16年4月～17年3月）は大幅な売上高増を予想しているとした。
フィルグラスチムバイオシミラーの売上高増に加え、提携先からの一時金、マイルストン収入、原薬販売収入などが寄与する。フィルグラスチムバイオシミラーは今期、計画通り順調に推移し、前期比3倍強の増収が確実に。後発医薬品を推進する政府施策でバイオシミラー事業に大いに追い風になり、来年度も引き続き増収を後押しするとの考えだ。新規提携先との協議も継続しており、既存提携先も合わせ、その他の収益上積みについてもさらなる増収に貢献するとの見方を示した。
★13：37 ＪＳＲ－野村が目標株価引き下げ FPD材料は低調の見通し
ＪＳＲ<4185.T>が続落。野村証券では、来17.3期上期は半導体材料の好調を見込むが、FPD材料は低調の見通しとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1990円→1880円と引き下げた。
今16.3期3Q決算発表後のインタビューを踏まえ、野村予想を微修正するが、基本的な見方は不変とした。エラストマーとテレビ向けFPD材料が中期的にも伸び悩むと予想される。耐熱透明樹脂アートンの位相差用途以外への広がりの拡大やバイオサイエンスの拡販などが見えてくれば、現状より前向きの評価ができるとした。
ＪＳＲ<4185.T>が続落。野村証券では、来17.3期上期は半導体材料の好調を見込むが、FPD材料は低調の見通しとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は1990円→1880円と引き下げた。
今16.3期3Q決算発表後のインタビューを踏まえ、野村予想を微修正するが、基本的な見方は不変とした。エラストマーとテレビ向けFPD材料が中期的にも伸び悩むと予想される。耐熱透明樹脂アートンの位相差用途以外への広がりの拡大やバイオサイエンスの拡販などが見えてくれば、現状より前向きの評価ができるとした。
★13：40 ソニー－野村が目標株価引き下げ バランス良い事業ポートフォリオが実現しつつある
ソニー<6758.T>が続落。野村証券では、イメージセンサー以外は全般的に好調として、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は4300円→4000円と引き下げた。
収益性を重視した経営方針が着実に実行される一方で、ゲームや半導体などへの投資は積極的に進行中。足もとではデバイスと映画が伸び悩んでいるが、ブランド製品の改善でカバーし、概ね順調な業績推移。イメージセンサーの売上減などから業績予想を下方修正し、目標株価を引き下げも、バーチャルリアリティの立ち上がりなど中長期的な成長テーマも抱えており、現状の株価には割安感が強いと考えるとした。
ソニー<6758.T>が続落。野村証券では、イメージセンサー以外は全般的に好調として、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は4300円→4000円と引き下げた。
収益性を重視した経営方針が着実に実行される一方で、ゲームや半導体などへの投資は積極的に進行中。足もとではデバイスと映画が伸び悩んでいるが、ブランド製品の改善でカバーし、概ね順調な業績推移。イメージセンサーの売上減などから業績予想を下方修正し、目標株価を引き下げも、バーチャルリアリティの立ち上がりなど中長期的な成長テーマも抱えており、現状の株価には割安感が強いと考えるとした。
★13：42 ユーシン精機－一時プラス転換 3Q累計営業益70％増で通期上方修正 取り出しロボットが好調
ユーシン精機<6482.T>が一時プラス転換。樹脂成型品取り出しロボットを手掛ける同社は3日13時30分、足元の業績を踏まえ、16.3期通期の連結営業利益が従来予想の30億円を上振れ、31億円（前期比34.5％増）になりそうだと発表した。
併せて発表した3Q累計（4～12月）の営業益は25億円（前年同期比70.1％増）となった。グローバル企業を対象に新規顧客開拓に注力し、取り出しロボットおよび特注機の販売が国内外で予想よりも好調に推移した。
ユーシン精機<6482.T>が一時プラス転換。樹脂成型品取り出しロボットを手掛ける同社は3日13時30分、足元の業績を踏まえ、16.3期通期の連結営業利益が従来予想の30億円を上振れ、31億円（前期比34.5％増）になりそうだと発表した。
併せて発表した3Q累計（4～12月）の営業益は25億円（前年同期比70.1％増）となった。グローバル企業を対象に新規顧客開拓に注力し、取り出しロボットおよび特注機の販売が国内外で予想よりも好調に推移した。
★13：46 キユーピー－野村が目標株価引き下げ 成長の柱は豊富だが固定費増が重い
キユーピー<2809.T>が4日ぶり反落。野村証券では、中期成長率とバリュエーションを踏まえると投資妙味には乏しいと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3000円→2700円と引き下げた。
国内のサラダ・惣菜、タマゴに加えて、海外の調味料が利益成長の柱となりつつあるが、固定費(労務費、物流費など)の増加により成長率は低水準にとどまる見込み。さらに調味料事業の利益構成比の低下が見込まれ、バリュエーションの切り上がりは見込みにくく投資妙味には乏しいと考えるとした。
キユーピー<2809.T>が4日ぶり反落。野村証券では、中期成長率とバリュエーションを踏まえると投資妙味には乏しいと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3000円→2700円と引き下げた。
国内のサラダ・惣菜、タマゴに加えて、海外の調味料が利益成長の柱となりつつあるが、固定費(労務費、物流費など)の増加により成長率は低水準にとどまる見込み。さらに調味料事業の利益構成比の低下が見込まれ、バリュエーションの切り上がりは見込みにくく投資妙味には乏しいと考えるとした。
★13：49 関電工－野村が目標株価引き上げ 屋内線の収益改善が大きい
関電工<1942.T>が続落。野村証券では、10～12月期は屋内線で一過性の好影響もあったとして、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は872円→880円と引き上げた。
10～12月期営業利益は39億円と、前年同期の4億円を大きく上回った。屋内線においては受注時での利益率の改善に加えて、過去に受注した不採算案件での損益改善もあったと判断。これによって工事損失引当金が戻入することによる一時的な好影響が、数億円ほど含まれている可能性があると推察。順調な業績進ちょくを考慮し、野村では単体粗利率の見通しを引き上げて利益予想を上方修正した。
関電工<1942.T>が続落。野村証券では、10～12月期は屋内線で一過性の好影響もあったとして、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は872円→880円と引き上げた。
10～12月期営業利益は39億円と、前年同期の4億円を大きく上回った。屋内線においては受注時での利益率の改善に加えて、過去に受注した不採算案件での損益改善もあったと判断。これによって工事損失引当金が戻入することによる一時的な好影響が、数億円ほど含まれている可能性があると推察。順調な業績進ちょくを考慮し、野村では単体粗利率の見通しを引き上げて利益予想を上方修正した。
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