前場コメント No.10 モノタロウ、森永製菓、ニューテック、ABCマート、住友理工など

2017/01/11(水) 11:30
★10:12  モノタロウ-5日続伸 12月度22%増収 11月から伸び鈍化
 MonotaRO<3064.T>が5日続伸。同社は10日、12月度月次業績を発表し、売上高は61億5500万円で、前年同月比21.7%増となった。11月の25.5%増から伸びは鈍化した。新規顧客獲得数は3万8100アカウント。

★10:15  森永製菓-CSが目標株価引き上げ 「食品のコア保有銘柄」の位置付けは変わらず
 森永製菓<2201.T>が3日ぶり反落。クレディ・スイス証券では、「食品のコア保有銘柄」の位置付けは変わらずとコメント。投資評価「OUTPERFORM」を継続、目標株価は5000円→5600円と引き上げた。
 過去1年の株価パフォーマンスは食品セクター内でトップクラスと高いが、構造変化の余地はいまだ大きく、一連の財務指標の改善は道半ば。過去5年間、カルビーが大幅な収益改善を成し遂げたが、それに類する変革を同社に期待できるとした。2017年も食品セクターのトップピック推奨を継続。
 昨年度から収益性改善策が奏功し始めたが、高収益安定企業の実現に向けて、(1)商品開発体制の強化、(2)利益管理の徹底、(3)生産効率の向上、(4)全社的なコスト削減に取り組む同社の経営姿勢は今後も続く見込み。

★10:18  ニューテック-急落 3Q累計営業益9.3%増も材料出尽くしで売り優勢
 ニューテック<6734.T>が急落。同社は10日に、17.2期の3Q累計(3-11月)の連結営業利益は6800万円(前年同期比9.3%増)だったと発表した。商品売上やサービス売上が減少したことにより減収となったが、売上総利益率が向上したことが寄与した。通期の会社計画1億6400万円(前期比38.9%増)は据え置いた。しかし、決算期待で株価が上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★10:19  住友理工-SMBC日興が目標株価引き上げ 円安トレンドなど環境変化を織り込む
 住友理工<5191.T>が変わらずを挟んで3日続落。SMBC日興証券では、足元のIT関連ビジネスの苦戦、円安トレンドなど環境変化を織り込むとし、投資評価「2(中立)」を継続した。目標株価は950円→1100円と引き上げた。
 今17.3期営業利益を下方修正。一般産業用品に含まれるIT関連ビジネス(LBP用帯電ローラー)の需要不振、および自動車用品の南米苦戦により、限界利益でそれぞれ5億円ずつの目減り(合計で前回予想比-10億円強)を今回織り込んだとした。しかし、為替の円安メリット7億円が期待されるため、若干のコスト増を見ても営業利益は5億円の減額にとどまる見通し。

★10:24  豊田合成-SMBC日興が目標株価引き上げ LED事業の採算改善と円安が業績けん引役
 豊田合成<7282.T>が4日ぶり反発。SMBC日興証券では、来18.3期はLED事業の採算改善と円安が業績のけん引役と判断。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は2600円→2850円と引き上げた。
 モデルサイクル、地震影響一巡などから、来18.3期はトヨタ系サプライヤーの業績回復が期待されている。その中で同社の株価カタリストは、赤字続きのオプトエレクトロニクス事業(LEDビジネス)の黒字定着、収益貢献に尽きるとコメント。実績あるいはガイダンスとして黒字化の道筋が見えれば、株式市場で注目される可能性はあるとした。

★10:28  TOTO-CSが目標株価引き上げ 短期的に株価は上昇する可能性あり
 TOTO<5332.T>が反発。クレディ・スイス証券では、短期的に株価は上昇する可能性ありとコメント。投資評価「UNDERPERFORM」を継続も、目標株価は3500円→3600円と引き上げた。
 為替レートの前提の変更に伴い、業績予想を微調整したうえで目標株価を引き上げ。株価バリュエーションに割安感が乏しいため、投資評価「UNDERPERFORM」を継続も、今後3~6カ月の短期では、3Qで増益へ転じる可能性、円安の影響で同社の評価が高まる可能性があるとの見方を示した。


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