前場コメント No.11 日置電機、アズジェント、日本触媒、デンソー、放電精密など
★10:00 日置電機－みずほが目標株価引き上げ 17.12期は増益予想も営業利益は15.12期と同程度
日置電機<6866.T>が6日続伸。みずほ証券では、今17.12期は増益予想も営業利益は15.12期と同程度とみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は1930円→2150円と引き上げた。
前16.12期みずほ予想は、2016年10月6日に下方修正された会社計画と同額。同社顧客である電子部品・基板業界の投資が慎重になっている影響を受けていると考えるため。今17.12期以降の業績予想は前回予想を据え置き。電子部品・基板業界の投資が足元は慎重であるが、現状の円安（1ドル110円から120円のレンジ）が続けば、投資が多少回復すると予想。ただし、（1）16.12期会社計画が2度下方修正されたこと、（2）17.12期みずほ予想の営業利益28億円は増益予想ではあるが、15.12期営業利益28.92億円と同程度であることから、成長期待はいまだ低いと考えるとした。
日置電機<6866.T>が6日続伸。みずほ証券では、今17.12期は増益予想も営業利益は15.12期と同程度とみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は1930円→2150円と引き上げた。
前16.12期みずほ予想は、2016年10月6日に下方修正された会社計画と同額。同社顧客である電子部品・基板業界の投資が慎重になっている影響を受けていると考えるため。今17.12期以降の業績予想は前回予想を据え置き。電子部品・基板業界の投資が足元は慎重であるが、現状の円安（1ドル110円から120円のレンジ）が続けば、投資が多少回復すると予想。ただし、（1）16.12期会社計画が2度下方修正されたこと、（2）17.12期みずほ予想の営業利益28億円は増益予想ではあるが、15.12期営業利益28.92億円と同程度であることから、成長期待はいまだ低いと考えるとした。
★10:02 アズジェント－急騰 自動運転車をハッキングから守る製品デモンストレーションを開発元が実施
アズジェント<4288.T>が急騰。同社は11日に、2016年11月より取り扱いを行っているAutonomous（自動・自立型）セキュリティ製品 「Carwall」、「IoTwall」の開発元であるKaramba Security（以下、Karamba社）が、FEV社と共同で、自動運転車をハッキングから防御するためのデモンストレーションを、CESで行ったと発表した。
「コネクテッドカー」は、インターネットを通じて外部とのデータ通信を行うため、セキュリティが懸念されている。Karamba社はこの問題を解決するセキュリティ対策ソリューション「Carwall」、「IoTwall」を開発した。「Carwall」、「IoTwall」は、IoTハードウェア、IoTソフトウェアの変更をすることなく、サイバー攻撃の防御を行うAutonomous（自動・自立型）IoTセキュリティ製品であるという。
アズジェント<4288.T>が急騰。同社は11日に、2016年11月より取り扱いを行っているAutonomous（自動・自立型）セキュリティ製品 「Carwall」、「IoTwall」の開発元であるKaramba Security（以下、Karamba社）が、FEV社と共同で、自動運転車をハッキングから防御するためのデモンストレーションを、CESで行ったと発表した。
「コネクテッドカー」は、インターネットを通じて外部とのデータ通信を行うため、セキュリティが懸念されている。Karamba社はこの問題を解決するセキュリティ対策ソリューション「Carwall」、「IoTwall」を開発した。「Carwall」、「IoTwall」は、IoTハードウェア、IoTソフトウェアの変更をすることなく、サイバー攻撃の防御を行うAutonomous（自動・自立型）IoTセキュリティ製品であるという。
★10:03 日本触媒－ＣＳが目標株価引き上げ SAPサバイバルプロジェクトと新事業拡大に期待
日本触媒<4114.T>が7日ぶり反落。クレディ・スイス証券では、SAPサバイバルプロジェクトと新事業拡大に期待。投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価は6700円→7260円と引き上げた。
インドネシアの高吸水性樹脂（SAP）子会社の設備トラブル影響、SAPの競争激化による採算悪化などを織り込み、今17.3期、来18.3期営業利益予想をそれぞれ10億円ずつ引き下げ。同社は為替円安影響が限定的なため、円安効果ではカバーしきれないと想定。
日本経済新聞によれば、21.3期に連結経常利益500億円を目指す経営計画を400億円程度に引き下げるとのこと。主力の紙おむつ材料は中国メーカーの攻勢を受け、価格競争が激しいとされた。このため、さらなる業績拡大および株価上昇には、光学材料用アクリル樹脂やリチウムイオン電池用の高性能電解質、燃料電池用ジルコニアシート・セルなど新事業の拡大が求められる。2016年10月から始動させた「SAPサバイバルプロジェクト」によるコストダウンの進ちょくにも注目。
日本触媒<4114.T>が7日ぶり反落。クレディ・スイス証券では、SAPサバイバルプロジェクトと新事業拡大に期待。投資評価「NEUTRAL」を継続、目標株価は6700円→7260円と引き上げた。
インドネシアの高吸水性樹脂（SAP）子会社の設備トラブル影響、SAPの競争激化による採算悪化などを織り込み、今17.3期、来18.3期営業利益予想をそれぞれ10億円ずつ引き下げ。同社は為替円安影響が限定的なため、円安効果ではカバーしきれないと想定。
日本経済新聞によれば、21.3期に連結経常利益500億円を目指す経営計画を400億円程度に引き下げるとのこと。主力の紙おむつ材料は中国メーカーの攻勢を受け、価格競争が激しいとされた。このため、さらなる業績拡大および株価上昇には、光学材料用アクリル樹脂やリチウムイオン電池用の高性能電解質、燃料電池用ジルコニアシート・セルなど新事業の拡大が求められる。2016年10月から始動させた「SAPサバイバルプロジェクト」によるコストダウンの進ちょくにも注目。
★10:07 デンソー－みずほが目標株価引き上げ 円安効果で業績予想を増額
デンソー<6902.T>がもみ合い。みずほ証券では、円安効果で業績予想を増額。投資判断「中立」を継続も、目標株価は4000円→5200円と引き上げた。
今17.3期上期実績および為替前提変更などを踏まえ、業績予想を上方修正。みずほでは、来18.3期以降の業績回復を予想しているとしたが、依然として、予防安全分野を中心に将来成長に向けた先行投資期と認識しているとした。それが回収期入りし、円安効果を除いた実質面での採算改善を待つ局面と考え、投資判断は「中立」を継続。2017年は予防安全関連製品の早期収益化の可否や受注動向、自社株買いの持続性など、株主還元方針に注目するとした。
デンソー<6902.T>がもみ合い。みずほ証券では、円安効果で業績予想を増額。投資判断「中立」を継続も、目標株価は4000円→5200円と引き上げた。
今17.3期上期実績および為替前提変更などを踏まえ、業績予想を上方修正。みずほでは、来18.3期以降の業績回復を予想しているとしたが、依然として、予防安全分野を中心に将来成長に向けた先行投資期と認識しているとした。それが回収期入りし、円安効果を除いた実質面での採算改善を待つ局面と考え、投資判断は「中立」を継続。2017年は予防安全関連製品の早期収益化の可否や受注動向、自社株買いの持続性など、株主還元方針に注目するとした。
★10:13 放電精密－急落 3Q累計営業益2.0億円も材料出尽くしで売り優勢
放電精密加工研究所<6469.T>が急落。同社は11日に、17.2期の3Q累計（3-11月）の連結営業損益は2.0億円の黒字（前期は1.2億円の赤字）だったと発表した。
経費の見直しや生産効率の向上、および競争力の強化を目指して経営の効率化に取り組んだことが奏功した。通期の会社計画4.1億円の黒字（前期比3.2倍）は据え置いた。しかし、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
放電精密加工研究所<6469.T>が急落。同社は11日に、17.2期の3Q累計（3-11月）の連結営業損益は2.0億円の黒字（前期は1.2億円の赤字）だったと発表した。
経費の見直しや生産効率の向上、および競争力の強化を目指して経営の効率化に取り組んだことが奏功した。通期の会社計画4.1億円の黒字（前期比3.2倍）は据え置いた。しかし、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
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