後場コメント No.10 アトミクス、矢作建設、JAL、タキロン、鈴茂器工など

2017/02/07(火) 15:00
★14:16  文化シヤッター-後場下げ幅拡大 3Q累計35.3%営業減益 シャッター関連で住宅用苦戦
 文化シヤッター<5930.T>が後場下げ幅拡大。同社は7日14時、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が39.2億円(前年同期比35.3%減)だったと発表した。
 シャッター関連製品事業で住宅用窓シャッターが低調だった。建材関連製品事業では、オフィスビル・大規模施設向けのスチールドアが低調に推移した。

★14:20  アトミクス-後場一段高 3Q累計営業益79.9%増 はく落防止材の順調な伸長で
 アトミクス<4625.T>が後場一段高。同社は7日14時に、17.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は2.3億円(前年同期比79.9%増)だったと発表した。道路用塗料においてインフラ補修関連製品のはく落防止材が順調に伸長したことなどが寄与した。通期の会社計画4.9億円(前期比28.7%増)は据え置いた。

★14:22  矢作建設-大幅続伸 3Q累計11.4%営業増益 不動産売買・賃貸などの兼業事業伸びる
 矢作建設工業<1870.T>が大幅続伸。同社は6日、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が63.9億円(前年同期比11.4%増)だったと発表した。
 不動産の売買・賃貸事業、建設用資機材賃貸・販売事業、ゴルフ場経営事業などを内訳とする兼業事業売上高が伸びた。

★14:24  JALとANA-JPモルガンが目標株価引き上げ 空運の見直しはまだ序の口
 JPモルガン証券では、日本航空<9201.T>とANAホールディングス<9202.T>について、業績予想と目標株価を引き上げ、強気スタンスを再強調した。
 2017年に日本の国際線市場全体の供給増が+4%にとどまるため、需給が引き締まる公算は大きい。改善するマクロ環境の中で、両社の数量と単価がともに上昇し、コンセンサス予想以上の収益成長が期待できるとした。
コード 銘柄   投資判断     目標株価
--------------------------------------------------
9201 JAL Overweight 4200→4300円
9202 ANA Overweight 380→420円

★14:30  ダイドーGHD-大幅に4日続落 通期営業益を下方修正 リラ安の急激な進行などで
 ダイドーグループホールディングス<2590.T>が変わらず挟み大幅に4日続落。同社は6日に、17.1期通期の連結営業利益予想を従来の50.0億円から38.5億円(前期比22.8%減)に引き下げると発表した。トルコ飲料事業子会社がトルコ経済の停滞やリラ安の急激な進行などの外部要因の影響を強く受けたことが響く。

★14:30  タキロン-後場上げ幅拡大 3Q累計15.7%営業増益 アジア向けに半導体製造向けプレート好調
 タキロン<4215.T>が後場上げ幅拡大。同社は7日14時20分、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が31.1億円(前年同期比15.7%増)だったと発表した。
 高機能材事業でのプレート部門で、アジアを中心とした海外の半導体・液晶製造装置向け工業用プレートの売り上げが引き続き好調に推移した。サイン分野でも物件獲得が進んだ。

★14:34  鈴茂器工-大幅続伸 いちよしが業績予想を上方修正 業績拡大が国内中心に見込める
 鈴茂器工<6405.T>が大幅に3日続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら、「17.3期3Q(10~12月)営業利益は前年同期比21%増、当研究所業績予想を上方修正」と題したレポートを公表しており、材料視されているもよう。
 今17.3期3Q(10~12月)決算を踏まえ、いちよしでは国内を中心に従来予想を上回る業績拡大が見込めるとみて、業績予想を上方修正。今17.3期では回転寿司、スーパー・百貨店、ファーストフード・ファミリーレストラン向けの省人化需要による設備投資拡充を受けて、営業増益が続くと予想。
 中期的には、10.3期以降成長が持続している海外事業のさらなる拡大が注目点。同社は15年10月にシンガポールで合弁会社を設立しており、中長期的にアジアを中心に事業成長を期待。


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