前場コメント No.19 エムアップ、不二越、日機装、帝人、協和発酵キリンなど
★10:39 エムアップ-3日ぶり急反発 3Q累計4%営業減益も強気の通期計画据え置きを好感
エムアップ<3661.T>が3日ぶり急反発。同社は14日、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が2.9億円(前年同期比3.9%減)だったと発表した。通期予想5.0億円(東洋経済予想4.0億円)を据え置いた。
携帯コンテンツ配信事業で、事業の基盤となる有料会員の増加を図るべくアーティストや声優、タレントの新規ファンクラブ・ファンメール配信サイトの開設、他社からのサイトの運営移管を進めたが、減収減益となった。
エムアップ<3661.T>が3日ぶり急反発。同社は14日、17.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益が2.9億円(前年同期比3.9%減)だったと発表した。通期予想5.0億円(東洋経済予想4.0億円)を据え置いた。
携帯コンテンツ配信事業で、事業の基盤となる有料会員の増加を図るべくアーティストや声優、タレントの新規ファンクラブ・ファンメール配信サイトの開設、他社からのサイトの運営移管を進めたが、減収減益となった。
★10:46 不二越-SMBC日興が目標株価引き上げ 17.11期は増益も会社計画は未達と予想
不二越<6474.T>が4日続伸。SMBC日興証券では、今17.11期は増益も会社計画は未達と予想。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は360円→550円と引き上げた。
同社の評価を見直すには収益性改善が確認されることが重要と判断。20.11期に売上高4000億円、営業利益率15%の目標を掲げている。しかし、現状はロボット事業やその他事業で売上拡大のための投資が続いている段階であり、今17.11期も設備投資計画は前期並みの減価償却費を上回る水準に維持されるなど、収益性の改善は大きくは進まない見込。販売インフラ整備、生産効率化投資が落ち着くことによる収益性改善に期待したいが、売上高目標は高く、投資が長引き収益性改善が先送りになる懸念は拭えないとコメント。まずは円高是正を受け、ロボット事業の安定的な収益改善や、今までの原価低減投資の成果がでてくるかに注目したいとした。
不二越<6474.T>が4日続伸。SMBC日興証券では、今17.11期は増益も会社計画は未達と予想。投資評価「2(中立)」を継続も、目標株価は360円→550円と引き上げた。
同社の評価を見直すには収益性改善が確認されることが重要と判断。20.11期に売上高4000億円、営業利益率15%の目標を掲げている。しかし、現状はロボット事業やその他事業で売上拡大のための投資が続いている段階であり、今17.11期も設備投資計画は前期並みの減価償却費を上回る水準に維持されるなど、収益性の改善は大きくは進まない見込。販売インフラ整備、生産効率化投資が落ち着くことによる収益性改善に期待したいが、売上高目標は高く、投資が長引き収益性改善が先送りになる懸念は拭えないとコメント。まずは円高是正を受け、ロボット事業の安定的な収益改善や、今までの原価低減投資の成果がでてくるかに注目したいとした。
★10:48 日機装-急反発 今期22.6%営業増益見込む 前期は航空機部品の出荷大きく伸長
日機装<6376.T>が急反発。同社は14日、17.12期通期の連結営業利益予想を60.0億円(前期比22.6%増)とすると発表した。
16.12期通期の営業利益は48.9億円だった。航空機部品の出荷高が大きく伸長したほか、ポンプ・システムの国内事業や血液透析装置の国内・海外販売が勢いを取り戻してきたという。
日機装<6376.T>が急反発。同社は14日、17.12期通期の連結営業利益予想を60.0億円(前期比22.6%増)とすると発表した。
16.12期通期の営業利益は48.9億円だった。航空機部品の出荷高が大きく伸長したほか、ポンプ・システムの国内事業や血液透析装置の国内・海外販売が勢いを取り戻してきたという。
★10:49 帝人-みずほが目標株価引き上げ 業績拡大の顕在化を待つ段階
帝人<3401.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、業績拡大の顕在化を待つ段階とみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価を2150円→2350円と引き上げた。
事業構造改革の進ちょくを高く評価するとしたが、これらは株価におおむね織り込み済みとの判断を再確認。車載向け炭素繊維(CF)の収益貢献顕在化などにはまだ数年以上の時間を要するとの見方にも変更はなし。新中計の方向性および計数目標は合理的と判断するが、資本集約型のCF事業や新薬導入などに対する追加的な大型投資発生の可能性を考慮し、新中計の投資計画(M&Aなどを含めて3年間で合計3000億円程度)は控えめな水準と判断するとした。
帝人<3401.T>が3日ぶり反発。みずほ証券では、業績拡大の顕在化を待つ段階とみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価を2150円→2350円と引き上げた。
事業構造改革の進ちょくを高く評価するとしたが、これらは株価におおむね織り込み済みとの判断を再確認。車載向け炭素繊維(CF)の収益貢献顕在化などにはまだ数年以上の時間を要するとの見方にも変更はなし。新中計の方向性および計数目標は合理的と判断するが、資本集約型のCF事業や新薬導入などに対する追加的な大型投資発生の可能性を考慮し、新中計の投資計画(M&Aなどを含めて3年間で合計3000億円程度)は控えめな水準と判断するとした。
★10:53 マブチモーター-JPモルガンが目標株価引き下げ 中長期成長ストーリーに変化なし
マブチモーター<6592.T>が反発。JPモルガン証券では、ガイダンスはネガティブも中長期成長ストーリーに変化はないとみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は7600円→7000円と引き下げた。
17年度会社ガイダンス営業利益216億円は、JPモルガン旧予想275億円を大きく下回り、印象はネガティブ。この差は会社側のガイダンスに対する慎重姿勢と成長をにらんだ先行コストが一段と拡大するため。実際、後者に関してCEOは中型電装モーターの3~5年先の受注が旺盛であるため、中期より長期視点で早めに人材などを拡充したほうが良いと判断したとしている。JPモルガンでは16年度決算受け、業績予想を下方修正。
ただし、先行投資がピークアウトすればハイペースの成長トレンドに戻る確度が高い点に注目し、長期視点で推奨を継続したいとした。
マブチモーター<6592.T>が反発。JPモルガン証券では、ガイダンスはネガティブも中長期成長ストーリーに変化はないとみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は7600円→7000円と引き下げた。
17年度会社ガイダンス営業利益216億円は、JPモルガン旧予想275億円を大きく下回り、印象はネガティブ。この差は会社側のガイダンスに対する慎重姿勢と成長をにらんだ先行コストが一段と拡大するため。実際、後者に関してCEOは中型電装モーターの3~5年先の受注が旺盛であるため、中期より長期視点で早めに人材などを拡充したほうが良いと判断したとしている。JPモルガンでは16年度決算受け、業績予想を下方修正。
ただし、先行投資がピークアウトすればハイペースの成長トレンドに戻る確度が高い点に注目し、長期視点で推奨を継続したいとした。
★10:56 協和キリン-反発 傘下がタイでアミノ酸生産能力を倍増
協和発酵キリン<4151.T>が反発。15日付の日刊工業新聞で、同社子会社の協和発酵バイオ(千代田区)が、タイでアミノ酸の生産能力を倍増すると報じられた。
約50億円を投じて、2018年5月に現地子会社の工場敷地内に製造棟を新設するという。従来、タイでは工業用アミノ酸を生産してきたが、新棟の稼働後は医療用の中間製品もつくれるようになるとされる。
協和発酵キリン<4151.T>が反発。15日付の日刊工業新聞で、同社子会社の協和発酵バイオ(千代田区)が、タイでアミノ酸の生産能力を倍増すると報じられた。
約50億円を投じて、2018年5月に現地子会社の工場敷地内に製造棟を新設するという。従来、タイでは工業用アミノ酸を生産してきたが、新棟の稼働後は医療用の中間製品もつくれるようになるとされる。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ