前場コメント No.4 東電HD、JFEHD、ホテルリート、ジーンテクノ、ヨシムラフードなど

2017/02/28(火) 11:30
★9:05  東京電力HDとJFEHD-高い 傘下が環境インフラで提携 下水・廃棄物の処理効率化
 東京電力ホールディングス<9501.T>とジェイエフイーホールディングス<5411.T>が高い。28日付の日経新聞朝刊で、東京電力HD子会社の東京電力フュエル&パワー(千代田区)とJFEエンジニアリング(同)が環境インフラ分野で提携すると報じられた。
 施設やノウハウを持ち寄り、下水や廃棄物の処理事業を効率化するという。上下水道などの運営受託やコンサルティングといった新事業も始めるとされる。共同出資会社の設立も検討しており、半年以内に最初の協力案件を始めたい考えとみられる。

★9:05  ホテルリート-大和が目標株価引き下げ 今後のRevPAR成長率を+4.2%と公表
 ジャパン・ホテル・リート投資法人<8985.T>が5日ぶり反落。大和証券では、投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、今後のRevPAR成長率を+4.2%と公表したことを受け、目標株価は10.00万円→9.20万円と引き下げた。16年度下期からの鈍化を考慮しても、投資法人計画は保守的。OTA時代に即したオペレーター能力および物件の競争力に注目するとした。

★9:05  ジーンテクノ-5日ぶり大幅反発 学校法人順天堂と免疫寛容誘導で共同研究開発
 ジーンテクノサイエンス<4584.T>が5日ぶり大幅反発。同社は27日、学校法人順天堂と、順天堂が進めてきた免疫寛容誘導に関して、共同研究開発契約を締結すると発表した。
 同研究に必要となる抗体の開発を含め、免疫寛容を活用した新たな免疫抑制治療法の実用化を目指し、共同研究を進める考え。この治療法の基盤となる成果は、自己免疫疾患、移植、花粉症、食物アレルギーなど免疫系に関わる多くの疾患・症状の治療・治癒に貢献できると期待しているという。

★9:06  ヨシムラフード-反落 3月21日付けで東証本則へ市場変更 株式売り出しも
 ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884.T>が反落。同社は24日、東京証券取引所の承認を受け、3月21日付けで、現行の東証マザーズから同本則へ市場変更すると発表した。
 併せて、主要株主を売出人とする83万株の売り出し、上限11万7300株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。発行条件は3月7日~3月10日のいずれかの日に決める。

★9:06  ヨシムラフード-反落 通期営業益を上方修正も売り出しを嫌気
 ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884.T>が反落。同社は27日に、17.2期通期の連結営業利益予想を従来の4.1億円から4.7億円(前期比44.5%増)へ引き上げると発表した。
 原材料価格の下落および積極的な設備投資による生産性の向上などによってグループ各社の利益率が上昇していることや、M&Aにより新たにグループ入りした各社の費用面における合理化などが予定以上に進ちょくしたことによる。
 併せて、主要株主を売出人とする83万株の売り出し、上限11万7300株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。

★9:06  ミネベアミツミ-TIWが「2+」継続 旧ミツミ電機の改善は想定以上に進ちょく
 ミネベアミツミ<6479.T>が3日ぶり反発。投資情報会社のTIWでは、旧ミツミ電機の改善は想定以上に進ちょくしていると判断。投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
 今17.3期3Q(10~12月)は2Q(7~9月)比で8%増収、39%営業増益。ボールベアリングの外販が引き続き伸びたほか、スマホ向けLEDバックライトの出荷増など季節需要の高まりもあり、前四半期比で収益は増加。
 3Q業績は計画を上回って推移したもよう。加えて、経営統合した旧ミツミ電機の4Q(1~3月)の収益も加算し、通期会社計画が上方修正された。旧ミツミ電機の採算改善は想定以上に進んでおり、ポジティブ。ボールベアリングは減速感も見られず、季節性を加味しても4Q計画は達成可能と考え、TIW通期予想も会社計画と同水準に変更。


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