前場コメント No.10 日本水産、山崎製パン、不二電機、タチエス、ＫＤＤＩなど
★10:05 電通－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 働き方改革の影響は限定的
電通<4324.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、働き方改革の影響は限定的と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を7780円→9100円と引き上げた。
エクイティストーリーを強めるとコメント。理由は、今17.12期～19.12期のEBITDA年平均成長率予想を14.3％（従来17.12期～18.12期12.0％）に上方修正するため。来18.12期の営業利益IFISコンセンサス1573億円は三菱ＵＦＪＭＳ予想より低いとしたが、働き方改革による国内収益への過大な影響を見込んでいるためで、上記のエクイティストーリーはまだ株価に十分に織り込まれていないと考えるとした。
電通<4324.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、働き方改革の影響は限定的と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を7780円→9100円と引き上げた。
エクイティストーリーを強めるとコメント。理由は、今17.12期～19.12期のEBITDA年平均成長率予想を14.3％（従来17.12期～18.12期12.0％）に上方修正するため。来18.12期の営業利益IFISコンセンサス1573億円は三菱ＵＦＪＭＳ予想より低いとしたが、働き方改革による国内収益への過大な影響を見込んでいるためで、上記のエクイティストーリーはまだ株価に十分に織り込まれていないと考えるとした。
★10:09 ＬＩＸＩＬＧ－反発 子会社ＬＩＸＩＬビバの東証本則市場への新規上場承認
ＬＩＸＩＬグループ<5938.T>が反発。同社は7日に、子会社であるＬＩＸＩＬビバ（埼玉県さいたま市）の東証本則市場への新規上場が承認されたと発表した。
ＬＩＸＩＬＧは、ＬＩＸＩＬビバが上場し、事業拡大の様々な選択肢を確保することは、リフォーム市場のさらなる拡大にとっても望ましく、ひいては幅広くリフォーム商品を提供するＬＩＸＩＬＧの業容拡大に貢献するとしている。なお、株式上場に際し、ＬＩＸＩＬＧが所有するＬＩＸＩＬビバの普通株式の一部につき売り出しを行う予定。
ＬＩＸＩＬグループ<5938.T>が反発。同社は7日に、子会社であるＬＩＸＩＬビバ（埼玉県さいたま市）の東証本則市場への新規上場が承認されたと発表した。
ＬＩＸＩＬＧは、ＬＩＸＩＬビバが上場し、事業拡大の様々な選択肢を確保することは、リフォーム市場のさらなる拡大にとっても望ましく、ひいては幅広くリフォーム商品を提供するＬＩＸＩＬＧの業容拡大に貢献するとしている。なお、株式上場に際し、ＬＩＸＩＬＧが所有するＬＩＸＩＬビバの普通株式の一部につき売り出しを行う予定。
★10:10 日本水産－大和が目標株価引き上げ チリ養殖事業と国内食品の収益回復が進む
日本水産<1332.T>がもみ合い。大和証券では、チリ養殖事業と国内食品の収益回復が進むと想定。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は530円→650円と引き上げた。今4Qから来上期は、サーモン市況上昇の恩恵を享受する局面。中長期では医薬向けEPA、機能性表示食品の動向に注目。
日本水産<1332.T>がもみ合い。大和証券では、チリ養殖事業と国内食品の収益回復が進むと想定。投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は530円→650円と引き上げた。今4Qから来上期は、サーモン市況上昇の恩恵を享受する局面。中長期では医薬向けEPA、機能性表示食品の動向に注目。
★10:12 山崎製パン－大和が目標株価引き下げ 利益率改善に向けた新たな取り組みが待たれよう
山崎製パン<2212.T>が3日ぶり反落。大和証券では、利益率改善に向けた新たな取り組みが待たれようとコメント。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は2400円→2350円と引き下げた。YBCのライセンス契約解消の影響が残る今上期は、減益の会社計画。営業利益率の改善に対する不透明感は残ると指摘。
山崎製パン<2212.T>が3日ぶり反落。大和証券では、利益率改善に向けた新たな取り組みが待たれようとコメント。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は2400円→2350円と引き下げた。YBCのライセンス契約解消の影響が残る今上期は、減益の会社計画。営業利益率の改善に対する不透明感は残ると指摘。
★10:16 不二電機－軟調 今期36.9％営業減益見込む 前期26.5％減益着地
不二電機工業<6654.T>が軟調。同社は7日、18.1期通期の営業利益予想を2.8億円（前期比36.9％減）にすると発表した。
重電機器市場の深耕、一般産業市場の開拓、海外市場の開拓を経営の重点戦略に据え、既存製品と新製品の受注・販売強化に努め、売り上げ拡大を目指す。
17.1期通期の営業利益は4.4億円（前の期比26.5％減）だった。受変電設備向け遮断器用補助スイッチの減少や中近東の変電設備計画の遅れで、落下式故障表示器が低調だった。
不二電機工業<6654.T>が軟調。同社は7日、18.1期通期の営業利益予想を2.8億円（前期比36.9％減）にすると発表した。
重電機器市場の深耕、一般産業市場の開拓、海外市場の開拓を経営の重点戦略に据え、既存製品と新製品の受注・販売強化に努め、売り上げ拡大を目指す。
17.1期通期の営業利益は4.4億円（前の期比26.5％減）だった。受変電設備向け遮断器用補助スイッチの減少や中近東の変電設備計画の遅れで、落下式故障表示器が低調だった。
★10:17 タチエス－野村が目標株価引き上げ 日本の利益貢献で増益が続こう
タチエス<7239.T>がもみ合い。野村証券では、日本の利益貢献で増益が続こうとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1700円→2400円と引き上げた。
日本で新型車向けにシート販売が好調で、短期的には日本の業績改善が追い風になると野村では想定。今17.3期には日本で新車立ち上げ費用もあるため、来18.3期は費用面が前期比で重しになる可能性は低く、メキシコや中国など海外利益が伸びなくても利益拡大が続く見込み。中期業績を見る上で、完成車メーカーのアライアンス影響や系列企業との競争など外部環境の先行きには注視していく必要はあるが、日本を中心とした利益改善に注目とした。
タチエス<7239.T>がもみ合い。野村証券では、日本の利益貢献で増益が続こうとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を1700円→2400円と引き上げた。
日本で新型車向けにシート販売が好調で、短期的には日本の業績改善が追い風になると野村では想定。今17.3期には日本で新車立ち上げ費用もあるため、来18.3期は費用面が前期比で重しになる可能性は低く、メキシコや中国など海外利益が伸びなくても利益拡大が続く見込み。中期業績を見る上で、完成車メーカーのアライアンス影響や系列企業との競争など外部環境の先行きには注視していく必要はあるが、日本を中心とした利益改善に注目とした。
★10:24 ＫＤＤＩ－ＪＰモルガンが目標株価引き上げ 会社計画線と見るものの市場期待は高い
ＫＤＤＩ<9433.T>がもみ合い。ＪＰモルガン証券では、会社計画線と見るものの市場期待は高く、慎重スタンスを維持。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は3100円→3200円と引き上げた。
業績予想を若干上方修正し、目標株価は引き上げ。今17.3期期末決算時に1000億円程度の自社株買い発表の可能性は高いと見られるものの、来18.3期営業利益コンセンサス9800億円弱は依然として高位で、ガイダンスリスクを伴うと考えるとした。
ＫＤＤＩ<9433.T>がもみ合い。ＪＰモルガン証券では、会社計画線と見るものの市場期待は高く、慎重スタンスを維持。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は3100円→3200円と引き上げた。
業績予想を若干上方修正し、目標株価は引き上げ。今17.3期期末決算時に1000億円程度の自社株買い発表の可能性は高いと見られるものの、来18.3期営業利益コンセンサス9800億円弱は依然として高位で、ガイダンスリスクを伴うと考えるとした。
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