後場コメント No.3 日本ルツボ、グローリー、マルゼン、スパークスＧ、日本製紙など
★13:15 日本ルツボ－後場上げ幅拡大 ＳＲホールディングスを子会社化 築炉事業の強化へ
日本ルツボ<5355.T>が後場上げ幅拡大。同社は21日に、ＳＲホールディングス（神奈川県川崎市）の自己株式を除く発行済株式の全てを取得し子会社化すると発表した。
ＳＲホールディングスを子会社化することで、同社の子会社である眞保炉材工業（神奈川県川崎市）が日本ルツボの特定子会社および孫会社となる。今回の子会社化は、築炉事業の強化と、顧客基盤の拡充を図りたいという両社のニーズが合致した。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
日本ルツボ<5355.T>が後場上げ幅拡大。同社は21日に、ＳＲホールディングス（神奈川県川崎市）の自己株式を除く発行済株式の全てを取得し子会社化すると発表した。
ＳＲホールディングスを子会社化することで、同社の子会社である眞保炉材工業（神奈川県川崎市）が日本ルツボの特定子会社および孫会社となる。今回の子会社化は、築炉事業の強化と、顧客基盤の拡充を図りたいという両社のニーズが合致した。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
★13:16 グローリー－底堅い 顔認証精度50倍に
グローリー<6457.T>が底堅い。21日付の日刊工業新聞で、同社が従来製品の50倍の高精度顔認証技術を開発したと報じられた。
個人の顔を識別するための特徴量を、従来の400種類から3000種類に増やしたことで、顔が横や斜めに向いている場合の認証精度を高めたという。業績拡大への貢献が期待され、株価は底堅く推移している。
グローリー<6457.T>が底堅い。21日付の日刊工業新聞で、同社が従来製品の50倍の高精度顔認証技術を開発したと報じられた。
個人の顔を識別するための特徴量を、従来の400種類から3000種類に増やしたことで、顔が横や斜めに向いている場合の認証精度を高めたという。業績拡大への貢献が期待され、株価は底堅く推移している。
★13:36 マルゼン－後場プラス転換 期末配当金を12円に増配
マルゼン<5982.T>が後場プラス転換。同社は21日13時30分に、17.2期の期末配当予想を10円→12円（前期は12円）に修正すると発表した。年間配当は20円→22円（前期は22円）となる。今期の利益が前期に引き続き好調に推移し、計画を上回り過去最高となる見込みとなったことから、増配を行うこととなった。
マルゼン<5982.T>が後場プラス転換。同社は21日13時30分に、17.2期の期末配当予想を10円→12円（前期は12円）に修正すると発表した。年間配当は20円→22円（前期は22円）となる。今期の利益が前期に引き続き好調に推移し、計画を上回り過去最高となる見込みとなったことから、増配を行うこととなった。
★13:39 東芝－続伸 Ｓ＆Ｐが長期会社格付けを「CCC-」へ2段階引き下げ
東芝<6502.T>が続伸。格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は3月17日、同社の長期会社格付けを「CCC+」→「CCC-」と、2段階引き下げると発表した。格下げ方向の「クレジット・ウォッチ」を継続。
米原子力事業に関連する巨額の損失や財務負担がさらに膨らむ可能性が高まっていると指摘。半導体NANDフラッシュメモリー事業の売却の行方も未確定で、売却代金を受け取るまでには時間がかかる見通し。内部管理体制などの改善が確認されず、東芝の株式が監理銘柄に指定されたことを勘案すると、既存の取引金融機関が追加融資要請に応じるのは容易ではないと判断。東芝を取り巻く状況が予想外に大きく好転しない限り、今後6カ月間に同社が債務をタイムリーに履行できなくなる可能性や、経営難に伴う債務再編を実施せざるをえない可能性が高まっているとの見方を示した。
東芝<6502.T>が続伸。格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）は3月17日、同社の長期会社格付けを「CCC+」→「CCC-」と、2段階引き下げると発表した。格下げ方向の「クレジット・ウォッチ」を継続。
米原子力事業に関連する巨額の損失や財務負担がさらに膨らむ可能性が高まっていると指摘。半導体NANDフラッシュメモリー事業の売却の行方も未確定で、売却代金を受け取るまでには時間がかかる見通し。内部管理体制などの改善が確認されず、東芝の株式が監理銘柄に指定されたことを勘案すると、既存の取引金融機関が追加融資要請に応じるのは容易ではないと判断。東芝を取り巻く状況が予想外に大きく好転しない限り、今後6カ月間に同社が債務をタイムリーに履行できなくなる可能性や、経営難に伴う債務再編を実施せざるをえない可能性が高まっているとの見方を示した。
★13:40 住友電気工業－続落 米で大規模蓄電システム レドックスフロー電池の実証運転開始
住友電気工業<5802.T>が続落。同社は17日に、米国カリフォルニア州政府および米国大手電力会社であるＳＤＧ＆Ｅ社と協力し、同州サンディエゴにおいて米国最大規模となるレドックスフロー電池を用いた蓄電システムの運転実証を3月16日から開始したと発表した。
この実証では、変電所内に系統用蓄電池としてレドックスフロー電池(2MWx4時間)を設置し、周波数調整、電圧調整、余剰電力対応などの多用途運転を行い、レドックスフロー電池の経済的価値を向上させる配電・送電併用の運転実証を実施するという。しかし株価は、軟調な地合いのなか、軟調な推移となっている。
住友電気工業<5802.T>が続落。同社は17日に、米国カリフォルニア州政府および米国大手電力会社であるＳＤＧ＆Ｅ社と協力し、同州サンディエゴにおいて米国最大規模となるレドックスフロー電池を用いた蓄電システムの運転実証を3月16日から開始したと発表した。
この実証では、変電所内に系統用蓄電池としてレドックスフロー電池(2MWx4時間)を設置し、周波数調整、電圧調整、余剰電力対応などの多用途運転を行い、レドックスフロー電池の経済的価値を向上させる配電・送電併用の運転実証を実施するという。しかし株価は、軟調な地合いのなか、軟調な推移となっている。
★13:41 スパークスＧ－続落 知的財産分析サービスのゴールドアイピーに投資
スパークス・グループ<8739.T>が続落。同社は21日、「未来創生ファンド」がITを活用した知的財産権分析評価サービスを手がけるリーガルテック企業、ゴールドアイピー（千代田区）に投資したと発表した。
同資金調達でゴールドアイピーは、AIを活用した廉価な知財分析評価サービスの研究開発や販売を強化し、日本企業に知財の有効活用によるグローバル市場での競争力向上策を提案、支援することを目指す。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。
スパークス・グループ<8739.T>が続落。同社は21日、「未来創生ファンド」がITを活用した知的財産権分析評価サービスを手がけるリーガルテック企業、ゴールドアイピー（千代田区）に投資したと発表した。
同資金調達でゴールドアイピーは、AIを活用した廉価な知財分析評価サービスの研究開発や販売を強化し、日本企業に知財の有効活用によるグローバル市場での競争力向上策を提案、支援することを目指す。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。
★13:47 日本製紙－反発 セルロースナノファイバーは20年メドに黒字化する見通しと報道
日本製紙<3863.T>が反発。3月21日付け化学工業日報で、同社が事業化を進めているセルロースナノファイバー（CNF）について、2020年までに年間売上高を数十億円に拡大し、黒字化する見通しを明らかにしたと伝えられた。
新たにペット関連や介護用品などの市場向けにCNFを用いた消臭シートを提案。添加すると塗膜強度が高まる点を売りに、水性塗料では年内の実用化にメドをつける。17年は東西でCNFの量産設備が立ち上がり、事業を推進するための体制が整う。実用範囲の広がりを目指し、競争力の真価が問われる局面に入ると報じられた。
日本製紙<3863.T>が反発。3月21日付け化学工業日報で、同社が事業化を進めているセルロースナノファイバー（CNF）について、2020年までに年間売上高を数十億円に拡大し、黒字化する見通しを明らかにしたと伝えられた。
新たにペット関連や介護用品などの市場向けにCNFを用いた消臭シートを提案。添加すると塗膜強度が高まる点を売りに、水性塗料では年内の実用化にメドをつける。17年は東西でCNFの量産設備が立ち上がり、事業を推進するための体制が整う。実用範囲の広がりを目指し、競争力の真価が問われる局面に入ると報じられた。
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