前場コメント No.9 関西電力、GMOクラウド、ウインテスト、三井住友、ヤマハ発動機など
★9:31 関西電力-大幅続伸 25円配当は想定以上も株価は割高 「売り」継続
関西電力<9503.T>が大幅続伸。ゴールドマン・サックス証券では、25円配当は想定以上も株価は割高として、投資判断「売り」を継続した。目標株価は950円→1000円と引き上げた。
大阪高裁は3月28日15時に、高浜原子力3・4号機に対する運転停止仮処分の取り消しを決定。関西電は同日16時30分に、今17.3期通期会社予想と期末配当25円を発表(従来は会社計画未定)。仮処分取り消しは株式市場のコンセンサスだったためサプライズではないが、期末25円配当はポジティブ・サプライズ。
予想以上の配当がポジティブ材料視される可能性があり、短期的には「売り」の投資判断がワークしにくいリスクがある点に注意。しかし、高裁での勝訴は将来の地裁での勝訴を保証するものではなく、関西電のファンダメンタルズが予想以上に改善したわけではないとした。
関西電力<9503.T>が大幅続伸。ゴールドマン・サックス証券では、25円配当は想定以上も株価は割高として、投資判断「売り」を継続した。目標株価は950円→1000円と引き上げた。
大阪高裁は3月28日15時に、高浜原子力3・4号機に対する運転停止仮処分の取り消しを決定。関西電は同日16時30分に、今17.3期通期会社予想と期末配当25円を発表(従来は会社計画未定)。仮処分取り消しは株式市場のコンセンサスだったためサプライズではないが、期末25円配当はポジティブ・サプライズ。
予想以上の配当がポジティブ材料視される可能性があり、短期的には「売り」の投資判断がワークしにくいリスクがある点に注意。しかし、高裁での勝訴は将来の地裁での勝訴を保証するものではなく、関西電のファンダメンタルズが予想以上に改善したわけではないとした。
★9:39 初値決定-オークネットは18%高の1300円
東京証券取引所の第1部市場にきょう再上場したオークネット<3964.T>の初値は、公開価格1100円を18.2%上回る1300円で付いた。
初値出来高は190万8700株(うち海外82万1600株)で、売買代金は約25億円。親引け分を除いた公開株式数に対する売却率は34.8%だった。
東京証券取引所の第1部市場にきょう再上場したオークネット<3964.T>の初値は、公開価格1100円を18.2%上回る1300円で付いた。
初値出来高は190万8700株(うち海外82万1600株)で、売買代金は約25億円。親引け分を除いた公開株式数に対する売却率は34.8%だった。
★9:40 GMOクラウド-もみ合い 「GMOおみせアプリ」販売パートナー向けにAPI提供開始
GMOクラウド<3798.T>がもみ合い。同社は3月28日の大引け後に、連結会社のGMOデジタルラボが、店舗(企業)専用の集客支援型アプリを短期間・低価格でオーダーメイド制作する、スマートフォンアプリ制作サービス「GMOおみせアプリ」において、外部のサービスとのシステム連携が可能に なるAPI「GMOおみせアプリ API連携」を販売パートナー向けに無料で提供すると発表した。
販売パートナーはAPIを利用して、店舗運営者が利用しているPOSや、ポイ ント・予約システムなどの各種業務システムと、「GMOおみせアプリ」で作成した店舗アプリとをデータ連携させるための開発が可能。データ連携を行うことで、より効果的な店舗アプリによる集客支援を実施することができるとした。
GMOクラウド<3798.T>がもみ合い。同社は3月28日の大引け後に、連結会社のGMOデジタルラボが、店舗(企業)専用の集客支援型アプリを短期間・低価格でオーダーメイド制作する、スマートフォンアプリ制作サービス「GMOおみせアプリ」において、外部のサービスとのシステム連携が可能に なるAPI「GMOおみせアプリ API連携」を販売パートナー向けに無料で提供すると発表した。
販売パートナーはAPIを利用して、店舗運営者が利用しているPOSや、ポイ ント・予約システムなどの各種業務システムと、「GMOおみせアプリ」で作成した店舗アプリとをデータ連携させるための開発が可能。データ連携を行うことで、より効果的な店舗アプリによる集客支援を実施することができるとした。
★9:41 ウインテスト-大幅続伸 Oakキャピタルと成長戦略支援に関するアドバイザリー契約締結
ウインテスト<6721.T>が大幅続伸。同社は28日に、早期に成長戦略の構築を図る目的で、成長戦略支援に関するアドバイザリー契約をOakキャピタル<3113.T>との間で締結したと発表した。
今後、ウインテストの経営計画と事業の推進に向けて、Oakキャピタルを中核とし、戦略コンサルティング会社、M&A仲介会社などを活用した多面的な支援を通じ、早期に収益基盤の確立ならびに事業拡大を図るとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
ウインテスト<6721.T>が大幅続伸。同社は28日に、早期に成長戦略の構築を図る目的で、成長戦略支援に関するアドバイザリー契約をOakキャピタル<3113.T>との間で締結したと発表した。
今後、ウインテストの経営計画と事業の推進に向けて、Oakキャピタルを中核とし、戦略コンサルティング会社、M&A仲介会社などを活用した多面的な支援を通じ、早期に収益基盤の確立ならびに事業拡大を図るとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。
★9:45 三井住友-大和が目標株価引き下げ 2016年度の連結当期純利益は銀行目標達成を予想
三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が反落。大和証券では、2016年度の連結当期純利益は銀行目標達成を予想。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は5200円→4600円と引き下げた。
2016年度通期の連結当期純利益は、銀行目標7000億円達成を予想。2017年度連結当期純利益は利益かさ上げ要因のはく落もあり、6500億円となる見通し。予想配当利回りは3.6%強/売出イベントの通過で株価回復を期待。
三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が反落。大和証券では、2016年度の連結当期純利益は銀行目標達成を予想。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は5200円→4600円と引き下げた。
2016年度通期の連結当期純利益は、銀行目標7000億円達成を予想。2017年度連結当期純利益は利益かさ上げ要因のはく落もあり、6500億円となる見通し。予想配当利回りは3.6%強/売出イベントの通過で株価回復を期待。
★9:48 ヤマハ発-続伸 日系ブラジル人と生産改善推進
ヤマハ発動機<7272.T>が続伸。29日付の日経産業新聞で、同社が生産現場で日本人と日系ブラジル人が協力し、改善活動に取り組み始めたと報じられた。
日本語が不自由で派遣社員のため、それまで生産改善サークルには加わっていなかったが、人手不足が深刻化するなか、日本人もポルトガル語を学んで意思疎通を図り、戦力に育てようとしているという。今後の業績へのポジティブな影響が期待され、株価は上昇している。
ヤマハ発動機<7272.T>が続伸。29日付の日経産業新聞で、同社が生産現場で日本人と日系ブラジル人が協力し、改善活動に取り組み始めたと報じられた。
日本語が不自由で派遣社員のため、それまで生産改善サークルには加わっていなかったが、人手不足が深刻化するなか、日本人もポルトガル語を学んで意思疎通を図り、戦力に育てようとしているという。今後の業績へのポジティブな影響が期待され、株価は上昇している。
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