前場コメント No.3 日産自動車、ニコン、パナソニック、東レ、丸井Ｇなど
★9:02 日産自動車－4日ぶり反発 今期8％営業減益見込むも悪材料出尽くしで
日産自動車<7201.T>が4日ぶり反発。同社は11日に、18.3期通期の連結営業利益予想を6850億円（前期比7.7％減）と発表した。
グローバル販売台数（小売り）は前年比3.6％増の583万台を見込むものの、原材料価格の高騰による900億円の減益や為替変動による600億円の減益などを見込むため。前提為替レートは、1米ドル108円、1ユーロ118円。なお、市場コンセンサスは7934億円となっている。
併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は7422億円（前期比6.4％減）だった。同社グループのグローバル販売台数は前年比3.7％増の562万6000台に達したが、為替変動の影響が響いた。しかし株価は、悪材料出尽くし感から上昇している。
日産自動車<7201.T>が4日ぶり反発。同社は11日に、18.3期通期の連結営業利益予想を6850億円（前期比7.7％減）と発表した。
グローバル販売台数（小売り）は前年比3.6％増の583万台を見込むものの、原材料価格の高騰による900億円の減益や為替変動による600億円の減益などを見込むため。前提為替レートは、1米ドル108円、1ユーロ118円。なお、市場コンセンサスは7934億円となっている。
併せて発表した、17.3期通期の連結営業利益は7422億円（前期比6.4％減）だった。同社グループのグローバル販売台数は前年比3.7％増の562万6000台に達したが、為替変動の影響が響いた。しかし株価は、悪材料出尽くし感から上昇している。
★9:02 アドバンテスト－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 割高感は変わらず
アドバンテスト<6857.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、割高感は変わらずとし、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は760円→1200円と引き上げた。
営業利益予想を大幅上方修正。従来はメモリーテスター需要が短期間で減少してくると見ていたが、メモリー半導体の設備投資が2017年から2018年にかけて大きく減速しない可能性が高まっているため、アドバンテストもその恩恵を従来想定より長期に受けられるとの見方に修正。受注は4Q（1～3月）実績484億円でピークアウトするが大きく調整せず、下期には回復すると予想。DRAMとNAND向けメモリーテスター需要が受注を下支えする見込み。ただし、同社株価が連動して動いてきたDRAM価格やNAND価格はピークアウトしてきており、同社株価に対しては調整リスクの方が高いと見ているとした。
アドバンテスト<6857.T>がもみ合い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、割高感は変わらずとし、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は760円→1200円と引き上げた。
営業利益予想を大幅上方修正。従来はメモリーテスター需要が短期間で減少してくると見ていたが、メモリー半導体の設備投資が2017年から2018年にかけて大きく減速しない可能性が高まっているため、アドバンテストもその恩恵を従来想定より長期に受けられるとの見方に修正。受注は4Q（1～3月）実績484億円でピークアウトするが大きく調整せず、下期には回復すると予想。DRAMとNAND向けメモリーテスター需要が受注を下支えする見込み。ただし、同社株価が連動して動いてきたDRAM価格やNAND価格はピークアウトしてきており、同社株価に対しては調整リスクの方が高いと見ているとした。
★9:02 ニコン－買い気配 今期営業益450億円見込む 前期は61％増益で着地
ニコン<7731.T>が買い気配。同社は11日、18.3期通期の連結営業利益予想を450億円にすると発表した。なお、17.3期の有価証券報告書での財務諸表から、国際会計基準（IFRS）を任意適用することとしており、前年同期と業績の比較はできない。
精機事業で、半導体関連分野の設備投資が堅調に推移すると見込んでいる。FPD関連分野でも、中小型パネル用の設備投資が堅調を維持するほか、大型パネル用の設備投資の拡大が見込まれ、市場全体として好調に推移するとみている。
17.3期通期の営業利益は510億円（前の期比60.8％増）だった。
ニコン<7731.T>が買い気配。同社は11日、18.3期通期の連結営業利益予想を450億円にすると発表した。なお、17.3期の有価証券報告書での財務諸表から、国際会計基準（IFRS）を任意適用することとしており、前年同期と業績の比較はできない。
精機事業で、半導体関連分野の設備投資が堅調に推移すると見込んでいる。FPD関連分野でも、中小型パネル用の設備投資が堅調を維持するほか、大型パネル用の設備投資の拡大が見込まれ、市場全体として好調に推移するとみている。
17.3期通期の営業利益は510億円（前の期比60.8％増）だった。
★9:02 パナソニック－3日続伸 今期21％営業増益見込む 前期は20％増益着地
パナソニック<6752.T>が3日続伸。同社は11日に、18.3期通期の連結営業利益予想を3350億円（前期比21.0％増）と発表した。なお、市場コンセンサスは3476億円となっている。
また、17.3期通期の連結営業利益は2768億円（前期比20.2％増）だった。アプライアンスセグメントが、国内の白物家電や4Kテレビなどの高付加価値商品シフトにより増益となった。また、合理化の取り組みの効果や訴訟関連費用および事業構造改革費用の減少なども寄与した。
パナソニック<6752.T>が3日続伸。同社は11日に、18.3期通期の連結営業利益予想を3350億円（前期比21.0％増）と発表した。なお、市場コンセンサスは3476億円となっている。
また、17.3期通期の連結営業利益は2768億円（前期比20.2％増）だった。アプライアンスセグメントが、国内の白物家電や4Kテレビなどの高付加価値商品シフトにより増益となった。また、合理化の取り組みの効果や訴訟関連費用および事業構造改革費用の減少なども寄与した。
★9:04 東レ－岩井コスモが「B」へ引き下げ 当面の株価の上値余地は限られる
東レ<3402.T>が4日続落。岩井コスモ証券では、当面の株価の上値余地は限られると判断。投資判断を「B+」→「B」、目標株価を1020円→1000円と引き下げた。
前期決算は会計上の特殊要因があった純利益は増益となったが、売上高、営業利益、経常利益は前期実績を下回った。今期について、会社は名誉ばん回をかけて前期比2ケタ営業増益を計画しているが、収益モメンタムの復調がはっきり確認できるまでは、株価の上値余地は限定されると想定。中期的な成長期待は変わらないものの、投資判断をいったん引き下げるとした。
東レ<3402.T>が4日続落。岩井コスモ証券では、当面の株価の上値余地は限られると判断。投資判断を「B+」→「B」、目標株価を1020円→1000円と引き下げた。
前期決算は会計上の特殊要因があった純利益は増益となったが、売上高、営業利益、経常利益は前期実績を下回った。今期について、会社は名誉ばん回をかけて前期比2ケタ営業増益を計画しているが、収益モメンタムの復調がはっきり確認できるまでは、株価の上値余地は限定されると想定。中期的な成長期待は変わらないものの、投資判断をいったん引き下げるとした。
★9:04 丸井Ｇ－買い気配 上限1200万株・150億円の自己株取得枠を設定
丸井グループ<8252.T>が買い気配。同社は11日に、上限1200万株・150億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
グループの事業構造に見合った最適資本構成に向けて、5年間で創出される基礎営業
キャッシュ・フローを有効活用し、成長投資と株主還元を強化するとしている。取得期間は2017年5月12日～2018年3月31日。上限1200万株を取得した場合の発行済み株式総数（自己株式を除く）に対する割合は5.24％となる。
丸井グループ<8252.T>が買い気配。同社は11日に、上限1200万株・150億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
グループの事業構造に見合った最適資本構成に向けて、5年間で創出される基礎営業
キャッシュ・フローを有効活用し、成長投資と株主還元を強化するとしている。取得期間は2017年5月12日～2018年3月31日。上限1200万株を取得した場合の発行済み株式総数（自己株式を除く）に対する割合は5.24％となる。
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