前場コメント No.9 モロゾフ、ユーグレナ、東レ、ゼネラルオイスター、ロート製薬など

2017/09/13(水) 11:31
★10:03  モロゾフ-岩井コスモが目標株価引き上げ 安定的な利益成長が見込まれる
 モロゾフ<2217.T>が反発。岩井コスモ証券では、安定的な利益成長が見込まれるとコメント。投資判断「B+」を継続、目標株価は6200円→8000円と引き上げた。
 既存店の好調や新店の貢献、イベントやリニューアル商品の好調によって、会社は通期計画を上方修正。百貨店再編などの影響はあるが、新しい販路や新製品などで成長を確保できる見通し。チョコ・洋菓子の国内老舗企業として、安定的な収益確保や配当が見込まれることなどを評価するとした。

★10:08  東洋電機製造-大幅に5日続伸 中国に鉄道車両用電機品の製造で合弁会社設立
 東洋電機製造<6505.T>が大幅に5日続伸。同社は12日に、中国四川省において、都市交通向け鉄道車両用電機品の製造を主な業務とする、合弁会社を設立すると発表した。新会社では主に、都市交通向けパンタグラフの組み立て・試験を担う予定という。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★10:10  ユーグレナ-小高い ユーグレナ含有食品で便秘改善効果を示唆する研究結果
 ユーグレナ<2931.T>が小高い。同社は12日に、微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)含有食品の摂取により、ヒトにおいて便秘が改善する可能性を示唆する研究結果を確認したと発表した。
 今回の試験では20歳以上60歳未満の女性を対象に、プラセボ食とユーグレナの含有量を変化させた試験食を期間ごとに順番に摂取してもらい、各試験食の摂取期間中の排便回数、量、排便日数を測定した。その結果、プラセボ食を摂取している期間と比べてユーグレナ含有食品を摂取した期間では排便回数 、排便量、日数が有意に増加すること確認されたとしている。

★10:14  東レ-UBSが目標株価引き上げ 炭素繊維の回復にはやや懸念が残る
 東レ<3402.T>がもみ合い。UBS証券では、炭素繊維の回復にはやや懸念が残るとし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1000円→1050円と引き上げた。
 決算および会社訪問を経て、業績予想を見直し。炭素繊維複合材料事業では、航空機用途の在庫調整は一巡しつつあるもよう。2016年10~12月期以降の減産を経て、7~9月期には1年ぶりにほぼフル稼働となる計画。ただし、重工会社の歩留まり改善により、下期以降の稼働にはやや懸念が残る。また、Boeing787のビルトレートが19年初に10機/月へ低下するとのUBSの見方は継続。777Xの貢献も、今後2年程度では限定的との見方を示した。

★10:15  Gオイスター-上げ幅拡大 1Q営業赤字縮小 不採算店舗閉店など採算向上図る
 ゼネラル・オイスター<3224.T>が上げ幅拡大。同社は13日10時5分、18.3期1Q(4-6月)の連結営業損益が9900万円の赤字(前年同期は1億8700万円の赤字)だったと発表した。
 浄化センターの統合、不採算店舗の閉店および本部経費の圧縮など、採算性向上に努めた。

★10:19  ロート製薬-CSが目標株価引き上げ 持続的な成長軌道に入りつつあるか?
 ロート製薬<4527.T>が反発。クレディ・スイス証券では、「持続的な成長軌道に入りつつあるか?」とコメント。投資評価「UNDERPERFORM」を継続も、業績予想を上方修正し、目標株価は1900円→2200円と引き上げた。
 同社最大の特長は、アジアでのニッチカテゴリーに強い商品ポートフォリオ。東南アジアは安定的に成長するが、近年は中華圏市場で勢いが失速。ドラッグストア経由の販売が圧倒的に多く、EC拡大というパラダイムシフトに乗り遅れた。
 ただし、今18.3期に入り、中国市場は回復のサインが出始めた。今後はECチャネルで新商品を積極的に展開する予定。また、今18.3期1Qの日本事業は非常に好調なスタートを切った。日本、中国が持続的な成長軌道に入りつつあるのかに要注目とコメント。


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