米エヌビディア－大幅高　予想を上回る増収増益決算を好感

11月10日　 終値　前日比　前日比（％） ---------------------------------- NVDA 216.14 +10.82 +5.27％　　 　11月10日の取引で3次元(3D)グラフィックスプロセッサー（GPU）と関連ソフトウェア設計、開発、販売のエヌビディア（NASDAQ：NVDA）が大幅に上昇。同社が9日の引け後に発表した第3四半期（7-9月期）決算は市場予想を上回る増収増益となったほか、データセンター用の売上高が倍増したことも好感された。株価は10日の取引で10.82ドル高（+5.27％）の216.14ドルで終了し、上場来高値を更新。年初来では102.49％高となった。 　エヌビディアの第3四半期決算は、売上高が前年同期比32％増の26億3600万ドルとなり市場予想の23億6200万ドルを上回った。営業利益が同40％増の8億9500万ドル（市場予想：8億1633万ドル）、純利益が55％増の8億3800万ドル（市場予想：5億9675万ドル）、調整後の一株当たり利益は1.33ドルとなり市場予想の1.08ドルを上回った。 　部門別売上高はGPU部門が前年同期比31％増の22億1700万ドル、Tegra Processor部門が同74％増の4億1900万ドルとなった。用途別ではゲーム用が前年同期比25％増と好調が続き、データセンター用は同109％増と大幅に増加した。