前場コメント No.3 小野薬品、JR九州、SDSバイオ、上組、原田工業など

2018/02/13(火) 11:31
★9:02  小野薬品-三菱UFJMSが「OW」へ引き上げ 国内オプジーボの進ちょくを評価
 小野薬品工業<4528.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、国内オプジーボの進ちょくと227試験の一部成功を評価。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を2500円→3300円と引き上げた。
 エクイティストーリーは『オプジーボによる利益成長』。腎細胞がん、頭頸部がん、胃がん患者向けの投与が増加し、オプジーボの国内売上に関しては従来予想よりも高い成長の可能性が見えてきた。足元のオプジーボの国内売上の動向から、18年度薬価改定によるオプジーボの薬価引き下げ(三菱UFJMS予想:29%)を織り込んでも十分な売上成長が可能と予想。
 また、試験の成否が懸念されていたCheckMate-227試験(非小細胞肺がん一次治療、オプジーボ+ヤーボイ併用療法)は、一部のデータが良好であったことが発表され、同試験の追加データは2018年末以降の発表となった。これらにより、当面の懸念事項は出尽くしたと考え、株価はオプジーボの国内売上による利益成長を素直に評価する局面に入ると予想。

★9:03  JR九州-買い気配 通期営業益を上方修正 3Q累計営業益12%増
 JR九州(九州旅客鉄道)<9142.T>が買い気配。同社は9日に、18.3期通期の連結営業利益予想を従来の591億円から601億円(前期比2.3%増)へと引き上げると発表した。3Q累計期間の各セグメントにおける実績などを踏まえた。なお、市場コンセンサスは604億円となっている。
 併せて発表した、18.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は517億円(前年同期比11.8%増)だった。
 運輸サービスグループが、九州新幹線を中心とした鉄道利用促進を図るべく、「九州新幹線2枚きっぷ」や新幹線定期券「新幹線エクセルパス」などの各種商品の販売促進に努めたことなどにより、増益となった。また、駅ビル・不動産グループや流通・外食グループが増益となったことも寄与した。

★9:04  SDSバイオ-続落 横浜工場で火災が発生 協力会社の1名が死亡
 エス・ディー・エス バイオテック<4952.T>が続落。同社は2月12日、横浜工場(横浜市)で同日9時ごろ、火災事故が発生したと発表した。12時05分に鎮火し、協力会社の1名が病院に搬送されたが、報道によると、その後死亡したとされている。

★9:04  上組-買い気配 3Q累計営業益4%増 国内物流事業・国際物流事業ともに増益
 上組<9364.T>が買い気配。同社は9日に、18.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業利益は176億円(前年同期比3.5%増)だったと発表した。通期の会社計画232億円に対する進ちょくは76.0%となっている。
 主力の国内物流事業が、コンテナおよび穀物の取り扱いが増加したことにより、増益となった。また、国際物流事業が、プロジェクト輸送貨物および航空貨物の取り扱いが増加したことにより、増益となったことも寄与した。
 併せて、18.3期の期末配当予想を14円→21円に修正すること、および自己株式278万6000株を2月28日に消却することを発表した。なお、消却前の発行済み株式総数に対する割合は2.03%となる。

★9:04  原田工業-買い気配 株主優待を導入 最大4000円のクオカード付与
 原田工業<6904.T>が買い気配。同社は9日、株主優待制度を導入すると発表した。毎年3月31日現在、同社株式1単元(100株)以上を保有する株主に、3000円か4000円のクオカードを付与する。

★9:04  上組-買い気配 自己株式278万6000株を2月28日に消却へ
 上組<9364.T>が買い気配。同社は9日に、自己株式278万6000株を2月28日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は2.03%。


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