前場コメント No.13 東ソー、旭化成、日本和装、ＮＴＴ、ＤＬＥなど
★10:31 レーザーテック－ＣＳが目標株価引き上げ 長期成長期待を株価は十分に織り込んでいる
レーザーテック<6920.T>が反落。クレディ・スイス証券では、長期成長期待を株価は十分に織り込んでいるとみて、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は3400円→3730円と引き上げた。
今18.6期2Q決算後、EUVマスクブランクス欠陥検査装置（EUV検査装置）の需要拡大が確認できていないのは想定どおり。しかし、株価の上昇は、新規大型開発案件の情報開示が18年末に見込まれること、SiC/TSV関連で通期受注計画が上振れたことが背景にある。今18.6期下期受注は115億円と端境期を迎えるものの、これらの期待が株価を下支えするとみられるとした。
レーザーテック<6920.T>が反落。クレディ・スイス証券では、長期成長期待を株価は十分に織り込んでいるとみて、投資評価「NEUTRAL」を継続した。目標株価は3400円→3730円と引き上げた。
今18.6期2Q決算後、EUVマスクブランクス欠陥検査装置（EUV検査装置）の需要拡大が確認できていないのは想定どおり。しかし、株価の上昇は、新規大型開発案件の情報開示が18年末に見込まれること、SiC/TSV関連で通期受注計画が上振れたことが背景にある。今18.6期下期受注は115億円と端境期を迎えるものの、これらの期待が株価を下支えするとみられるとした。
★10:34 東ソー－ＪＰモルガンが「OW」へ引き上げ MDIは市場の懸念が杞憂に終わる
東ソー<4042.T>が3日続伸。ＪＰモルガン証券では、MDIは市場の懸念が杞憂に終わるとコメント。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価は2690円→2740円と引き上げた。
業績感応度の高いMDIの需給緩和および市況下落リスクが意識され、これまで同社の株価は軟調な推移を強いられてきた。ただし、最大の懸念材料と見られていたWanhuaの定修解消から今後の大幅需給緩和リスクは後退したと判断。
他方、18年度にかけては国内苛性ソーダの値上げ浸透や機能商品事業での償却負担の減少により、底堅い利益推移が見込まれる。18年度P/Eは7.5倍と、セクター内およびヒストリカルでの割安感は強い。ガイダンスリスクの解消と過度に悲観なコモディティ見通しの是正を背景に、再評価を見込むとした。
東ソー<4042.T>が3日続伸。ＪＰモルガン証券では、MDIは市場の懸念が杞憂に終わるとコメント。投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価は2690円→2740円と引き上げた。
業績感応度の高いMDIの需給緩和および市況下落リスクが意識され、これまで同社の株価は軟調な推移を強いられてきた。ただし、最大の懸念材料と見られていたWanhuaの定修解消から今後の大幅需給緩和リスクは後退したと判断。
他方、18年度にかけては国内苛性ソーダの値上げ浸透や機能商品事業での償却負担の減少により、底堅い利益推移が見込まれる。18年度P/Eは7.5倍と、セクター内およびヒストリカルでの割安感は強い。ガイダンスリスクの解消と過度に悲観なコモディティ見通しの是正を背景に、再評価を見込むとした。
★10:38 旭化成－ＪＰモルガンが「Neutral」へ引き上げ 同社固有の成長が光る
旭化成<3407.T>がもみ合い。ＪＰモルガン証券では、コモディティの底堅さに加え、旭化成固有の成長が光るとコメント。投資判断を「Underweight」→「Neutral」、目標株価は1310円→1380円と引き上げた。
2017年度は環境規制も背景に交易条件が拡大したANに加え、セパレータの拡販や除細動器の拡販が寄与したエレクトロニクス、およびクリティカルケアの収益底上げが寄与。多様性の強さが活きた成長が確認された。
2018年度は、医薬・医療の薬価改定の影響が軽微にとどまる一方、（1）安定したコモディティ市況や、（2）住宅・セパレータといった旭化成固有事業の利益成長性から、引き続き底堅い利益推移が期待される。セクター全般に株価は調整局面を経ているものの、（1）相対的に低位な円高影響、（2）底堅いコモディティ市況、（3）同社固有事業の利益成長性から相対的な投資妙味は向上しているとの見方を示した。
旭化成<3407.T>がもみ合い。ＪＰモルガン証券では、コモディティの底堅さに加え、旭化成固有の成長が光るとコメント。投資判断を「Underweight」→「Neutral」、目標株価は1310円→1380円と引き上げた。
2017年度は環境規制も背景に交易条件が拡大したANに加え、セパレータの拡販や除細動器の拡販が寄与したエレクトロニクス、およびクリティカルケアの収益底上げが寄与。多様性の強さが活きた成長が確認された。
2018年度は、医薬・医療の薬価改定の影響が軽微にとどまる一方、（1）安定したコモディティ市況や、（2）住宅・セパレータといった旭化成固有事業の利益成長性から、引き続き底堅い利益推移が期待される。セクター全般に株価は調整局面を経ているものの、（1）相対的に低位な円高影響、（2）底堅いコモディティ市況、（3）同社固有事業の利益成長性から相対的な投資妙味は向上しているとの見方を示した。
★10:39 日本和装ＨＤ－続伸 創業35周年記念配当を実施
日本和装ホールディングス<2499.T>が続伸。同社は12日に、創業35周年記念配当2円を実施することにより、18.12期の期末配当予想を6円→8円（前期は7円）に修正すると発表した。年間配当は10円→12円（前期は11円）となる。
日本和装ホールディングス<2499.T>が続伸。同社は12日に、創業35周年記念配当2円を実施することにより、18.12期の期末配当予想を6円→8円（前期は7円）に修正すると発表した。年間配当は10円→12円（前期は11円）となる。
★10:41 ＮＴＴ－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 依然コンセンサス予想には上振れ余地あり
ＮＴＴ<9432.T>がもみ合い。ＪＰモルガン証券では、業績予想を引き下げるが、依然コンセンサス予想には上振れ余地ありとみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は7300円→6700円と引き下げた。
来19.3期連結営業利益予想を引き下げ。主因は地域通信事業（ＮＴＴ東西）で、従前ＪＰＭ予想では固定資産除却費のノーマライズを織り込み、860億円程度の増益を見込んでいたが、同申請では固定資産除却費が、従前18.3期会社計画を430億円（ＮＴＴ東日本200億円、ＮＴＴ西日本230億円）下回るにとどまるためとした。PSTNのIP化に伴う資産除却が継続する計画になっているが、計画満額を計上する可能性は低いと見られ、上振れ余地があると考えるとした。
ＮＴＴ<9432.T>がもみ合い。ＪＰモルガン証券では、業績予想を引き下げるが、依然コンセンサス予想には上振れ余地ありとみて、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は7300円→6700円と引き下げた。
来19.3期連結営業利益予想を引き下げ。主因は地域通信事業（ＮＴＴ東西）で、従前ＪＰＭ予想では固定資産除却費のノーマライズを織り込み、860億円程度の増益を見込んでいたが、同申請では固定資産除却費が、従前18.3期会社計画を430億円（ＮＴＴ東日本200億円、ＮＴＴ西日本230億円）下回るにとどまるためとした。PSTNのIP化に伴う資産除却が継続する計画になっているが、計画満額を計上する可能性は低いと見られ、上振れ余地があると考えるとした。
★10:44 ＤＬＥ－大幅反発 電通が東京ガールズコレクションに出資
ディー・エル・イー<3686.T>が大幅反発。電通<4324.T>も高い。13日付の日経新聞朝刊で、電通がＤＬＥ子会社でファッションイベント「東京ガールズコレクション（TGC）」を運営するＷＴＯＫＹＯ（渋谷区）に出資すると報じられ、材料視されている。
出資額は2億7700万円で、ＷＴＯＫＹＯの株式の約7％にあたるという。電通はTGCの来場者など10～20代女性が中心のデータをマーケティングに活用するとされる。
ディー・エル・イー<3686.T>が大幅反発。電通<4324.T>も高い。13日付の日経新聞朝刊で、電通がＤＬＥ子会社でファッションイベント「東京ガールズコレクション（TGC）」を運営するＷＴＯＫＹＯ（渋谷区）に出資すると報じられ、材料視されている。
出資額は2億7700万円で、ＷＴＯＫＹＯの株式の約7％にあたるという。電通はTGCの来場者など10～20代女性が中心のデータをマーケティングに活用するとされる。
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