前場コメント No.16 三井金属、三菱マテリアル、住友金属鉱山、ゴルフドゥ、ＵＡＣＪなど
★10:58 大日本印刷－反発 環境配慮新素材「LIMEX」を使用した建装材を開発
大日本印刷<7912.T>が4日ぶり反発。同社は3月1日、環境配慮新素材「LIMEX」を使用した建装材を開発したと発表した。LIMEXを使用した建装材（ベッドのヘッドボード）をホテルの客室に見立てた空間シーンとして、3月5日～8日に東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催される「JAPAN SHOP 2019」のDNPブースに展示するとした。
大日本印刷<7912.T>が4日ぶり反発。同社は3月1日、環境配慮新素材「LIMEX」を使用した建装材を開発したと発表した。LIMEXを使用した建装材（ベッドのヘッドボード）をホテルの客室に見立てた空間シーンとして、3月5日～8日に東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催される「JAPAN SHOP 2019」のDNPブースに展示するとした。
★11:03 三井金属－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 引き続き極薄銅箔の顧客や用途拡大を待つ
三井金属鉱業<5706.T>が小高い。ＳＭＢＣ日興証券では、引き続き極薄銅箔の顧客、用途拡大を待つとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は3100円→3000円と引き下げた。
極薄銅箔（MT）が業績の帰すうを決する状況に変化はなし。来20.3期はMTの顧客の広がりや用途拡大がないと、iPhoneの出荷台数がカギとなる。現段階では新規顧客開拓の発表はなく、来20.3期の業績ビジビリティーは低いと思われる。スマートフォン用のHDI基板では、微細化が進展しているが、既存工法からMSAPへの転換が遅れている。ただし、5Gのスマートフォンではより微細なHDI基板が使用される可能性が高く、MTを用いたMSAP工法への転換が進むことを期待しているとした。
三井金属鉱業<5706.T>が小高い。ＳＭＢＣ日興証券では、引き続き極薄銅箔の顧客、用途拡大を待つとコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は3100円→3000円と引き下げた。
極薄銅箔（MT）が業績の帰すうを決する状況に変化はなし。来20.3期はMTの顧客の広がりや用途拡大がないと、iPhoneの出荷台数がカギとなる。現段階では新規顧客開拓の発表はなく、来20.3期の業績ビジビリティーは低いと思われる。スマートフォン用のHDI基板では、微細化が進展しているが、既存工法からMSAPへの転換が遅れている。ただし、5Gのスマートフォンではより微細なHDI基板が使用される可能性が高く、MTを用いたMSAP工法への転換が進むことを期待しているとした。
★11:06 三菱マテリアル－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ モメンタムは鈍化へ
三菱マテリアル<5711.T>が3日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、一過性の悪化要因は解消するが、モメンタムは鈍化すると想定。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2900円→2700円と引き下げた。
目標株価の引き下げは業績予想の減額修正を反映したもの。今19.3期の会社計画は減額されたが、一過性の減益要因も多い。今19.3期に発生した、設備トラブル、銅製錬の実収率の悪化は来20.3期に多くが解消する見通し。もっとも、景気減速の影響が出ており、業績の重荷となりそう。
データ不正を受けて、同社は構造改革や再発防止策を打ち出しているが、事業の選択と集中など、収益力強化に向けた取り組みが望まれる。業績の改善で、ガバナンス改革の成果を見せてほしいとした。
三菱マテリアル<5711.T>が3日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、一過性の悪化要因は解消するが、モメンタムは鈍化すると想定。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2900円→2700円と引き下げた。
目標株価の引き下げは業績予想の減額修正を反映したもの。今19.3期の会社計画は減額されたが、一過性の減益要因も多い。今19.3期に発生した、設備トラブル、銅製錬の実収率の悪化は来20.3期に多くが解消する見通し。もっとも、景気減速の影響が出ており、業績の重荷となりそう。
データ不正を受けて、同社は構造改革や再発防止策を打ち出しているが、事業の選択と集中など、収益力強化に向けた取り組みが望まれる。業績の改善で、ガバナンス改革の成果を見せてほしいとした。
★11:11 住友金属鉱山－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 「座していれば衰退する」
住友金属鉱山<5713.T>が4日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、「投資負担は重いが、座していれば衰退する」とコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は3330円→3300円と引き下げた。
長期的にはClass1ニッケルは、需給がひっ迫すると予想。しかし、金属市況の下落もあり、21.3期の業績も低迷が続く見通し。来20.3期を起点とした中期経営計画では、銅鉱山への出資、ニッケル、電池材料の生産能力拡張に多額の資金を投入する予定であり、有利子負債が1000億円以上増加する見通しである。景気後退があった場合、業績へのリスクは大きくなるとの見方を示した。
住友金属鉱山<5713.T>が4日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、「投資負担は重いが、座していれば衰退する」とコメント。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は3330円→3300円と引き下げた。
長期的にはClass1ニッケルは、需給がひっ迫すると予想。しかし、金属市況の下落もあり、21.3期の業績も低迷が続く見通し。来20.3期を起点とした中期経営計画では、銅鉱山への出資、ニッケル、電池材料の生産能力拡張に多額の資金を投入する予定であり、有利子負債が1000億円以上増加する見通しである。景気後退があった場合、業績へのリスクは大きくなるとの見方を示した。
★11:15 ゴルフドゥ－急伸 ソフマップと業務提携 ゴルフクラブの買い取りなどで
ゴルフ・ドゥ<3032.NG>が急伸。同社は3月1日11時に、デジタル家電の販売や中古品の買取・販売を行う、ソフマップ（東京都千代田区）と業務提携を行うと発表した。ソフマップの買取アプリ「ラクウル」でのゴルフクラブやゴルフウェアの買い取りについて、3月中旬より協業を開始する。
ゴルフ・ドゥ<3032.NG>が急伸。同社は3月1日11時に、デジタル家電の販売や中古品の買取・販売を行う、ソフマップ（東京都千代田区）と業務提携を行うと発表した。ソフマップの買取アプリ「ラクウル」でのゴルフクラブやゴルフウェアの買い取りについて、3月中旬より協業を開始する。
★11:17 ＵＡＣＪ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 海外は回復するが国内事業が重荷に
ＵＡＣＪ<5741.T>が4日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、海外は回復するが国内事業が重荷になると判断。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2700円→2100円と引き下げた。
目標株価の引き下げは業績見通し引き下げが背景。（1）米国の自動車用パネル事業（CUA）からの撤退、（2）赤字が続いたタイのアルミ圧延事業（UATH）の赤字縮小、（3）米国の缶材生産会社のTri-Arrows Aluminum（TAA）の生産増加、（4）内外の操業トラブルの解消などによって、来20.3期業績は最悪期を脱し、前期比で増益を予想。しかし、IT関連製品（半導体製造装置向けの厚板、米国の大手通信機器向けの板製品）の不振により、単独決算の低迷が続くと予想。
ＵＡＣＪ<5741.T>が4日続落。ＳＭＢＣ日興証券では、海外は回復するが国内事業が重荷になると判断。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2700円→2100円と引き下げた。
目標株価の引き下げは業績見通し引き下げが背景。（1）米国の自動車用パネル事業（CUA）からの撤退、（2）赤字が続いたタイのアルミ圧延事業（UATH）の赤字縮小、（3）米国の缶材生産会社のTri-Arrows Aluminum（TAA）の生産増加、（4）内外の操業トラブルの解消などによって、来20.3期業績は最悪期を脱し、前期比で増益を予想。しかし、IT関連製品（半導体製造装置向けの厚板、米国の大手通信機器向けの板製品）の不振により、単独決算の低迷が続くと予想。
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