前場コメント No.6 ポエック、三益半導体、シャノン、GSIクレオス、ブロンコビリーなど

2019/07/17(水) 11:30
★9:09  ポエック-3日続伸 3Q累計営業益42%増 産業機械部品の製造受託事業が堅調
 ポエック<9264.T>が3日続伸。同社は16日に、19.8期3Q累計(9-5月)の連結営業利益は1.1億円(前年同期比42.3%増)だったと発表した。通期の会社計画2.8億円に対する進ちょくは37.4%となっている。
 動力・重機等が、産業機械部品の製造受託事業において、新規開拓に重点をおいた営業展開により受注が引き続き堅調に推移したことなどにより、大幅な増益となったことが寄与した。

★9:09  三益半導体工業-岩井コスモが目標株価引き上げ キャッシュ創出力に再評価余地
 三益半導体工業<8155.T>が底堅い。岩井コスモ証券では、高水準の安定したキャッシュ創出力に再評価余地ありと判断。投資判断「A」を継続、目標株価を2370円→2650円と引き上げた。
 株価が過小評価されているという見方を維持。目標株価は今期予想PER約20倍で算出。米中ハイテク摩擦の継続や韓国への半導体関連3製品の輸出制限など外部環境が変化しているが、同社業績への影響は限定的。再生ウエハーの好調は今期も続く見込みで、増益が期待できる。なお、会社が今期予想の開示を見送ったのは、正確に成長余地を見極めるためとみられ、悲観する必要はないと判断。むしろ、同社の好決算が半導体関連全般を見直すきっかけになりそうとした。

★9:09  ファーマライズ-底堅い 今期営業益34%増見込む 前期は46%減益着地
 ファーマライズホールディングス<2796.T>が底堅い。同社は16日に、20.5期通期の連結営業利益予想は8.6億円(前期比34.1%増)と発表した。
 2018年11月8日に発表した新・中期経営計画のもと、1.調剤薬局事業における競争力の強化および新規出店並びにM&Aの加速、2.物販事業の拡大および収益性の向上、3.業務手法とグループ組織構造の見直しによる収益構造の改善に取り組むとしている。
 19.5期通期の連結営業利益は6.4億円(前の期比45.7%減)だった。通期の会社計画は4.0億円だったので着地は上振れた。調剤薬局事業における売上原価抑制が想定を上回ったことなどが寄与した。

★9:10  シャノン-急騰 第三者割当による新株予約権発行 5億円調達
 シャノン<3976.T>が急騰。同社は16日、マッコーリー・バンク・リミテッドを割当先とする第三者割当により、第18回および第19回、第20回新株予約権(行使価額修正選択権付)を発行すると発表した。
 同社は新株予約権を1450個(第18回新株予約権700個、当初行使価額1680円、潜在株式数7万株。第19回新株予約権500個、当初行使価額4000円、潜在株式数5万株。第20回新株予約権250個、当初行使価額8000円、潜在株式数2万5000株)を割り当て、合計で手取り概算5億1746万円を調達する。
 調達資金はシャノンマーケティングプラットフォームの強化および借入金の返済などに充てる。株価は事業強化による業績拡大を期待した買いが優勢となっている。

★9:10  GSIクレオス-反発 深遠商事に出資 プラスチック再生事業に参入
 GSIクレオス<8101.T>が反発。同社は7月16日大引け後に、深遠商事(横浜市)に出資し、プラスチック再生事業に参入したと発表した。
 深遠商事との連携を深め、家電・事務機器業界などに向けて循環型リサイクルを提案し、プラスチックの再資源化を進めることにより、「持続可能な社会の実現」と「環境負荷の低減」に貢献する方針。同社では近年、生分解性プラスチック事業に本格参入するなど、社会のニーズに応える環境関連事業への取り組みに注力しており、そのうちの1つとした。

★9:10  ブロンコビリー-急落 上期営業益17%減 通期進ちょくは48%
 ブロンコビリー<3091.T>が急落。同社は16日に、19.12期上期(1-6月)の連結営業利益が11.7億円(前年同期比17.4%減)だったと発表した。通期の会社計画24.3億円にたいする対する進ちょくは48.1%。販管費率が62.1%と前年同期に比べ2ポイント悪化したことが利益を押し下げた。


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