前場コメント No.5 GMOPG、アドバンテスト、アクティビア、コーエーテクモ、平和不動産リートなど

2019/07/23(火) 11:30
★9:08  GMOペイメントゲートウェイ-3日続伸 オフライン決済拡大が寄与へ 「買い」へ引き上げ
 GMOペイメントゲートウェイ<3769.T>が3日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、高成長オンライン決済に加え、オフライン決済拡大が寄与するフェーズとみて、投資判断を「中立」→「買い」と引き上げた。目標株価は8700円を継続。
 成長ストーリーが評価され、株価は上昇。4月に高値を付けるも、一過性要因や特定のコード決済に関わる不祥事から直近までに株価は24%下落、バリュエーションは魅力的な水準まで低下。高成長オンライン決済に加え、オフライン決済拡大が寄与するフェーズへとさらなる飛躍を迎える同社の現在の株価水準は投資の好機と考え、投資判断を「買い」へ引き上げるとした。

★9:08  アドバンテスト-MSMUFGが「EW」へ引き上げ リスクリワードはニュートラル
 アドバンテスト<6857.T>が3日続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、投資判断を「Underweight」→「Equal-weight」、目標株価を1900円→3200円と引き上げた。
 業績予想はほぼ従来通り。19年度はメモリーテスター、モバイルSoC、ディスプレイドライバー、車載デバイステスターがいずれも調整すると予想。20年度はメモリーテスターは10%増収、SoCテスターは15%増収と予想。18年は装置市場全体が減速するなかでSoCテスター市場は堅調だった。足もとでは「先端デバイス構造の複雑化がテスト時間長期化につながっている」との見方、5Gストーリーから、同社は期待の高い銘柄となっている。
 ただし、過去をみるとデバイス構造複雑化が進むなかでも、半導体メーカーはテスト効率改善によってテストコストをコントロールしてきた。中長期のタイムホライゾンでみるとSoCテスターは装置市場をアンダーパフォームしている。18年の好調が持続性のある構造的な変化を示唆するかどうか確信が持てないとし、、同社株のリスクリワードはニュートラルと考えるとした。

★9:09  アクティビア-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 今後の外部成長はオフィス中心
 アクティビア・プロパティーズ投資法人<3279.T>が小高い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今後の外部成長はオフィス中心と注目。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を58.20万円→60.90万円と引き上げた。
 NOI利回り2.5%で取得した「東急プラザ銀座(底地)」の残りのスポンサー持ち分70%について、決算説明会において「成長に寄与すると判断できる場合」に取得検討の対象となるとの方針が示された。同物件の定期借地契約上、当初10年は賃料更改不可であり、当面は成長に寄与しづらいこと、今後の物件取得はオフィスを中心とする方針も同時に示されたことから、当面は東急プラザ銀座追加取得の可能性は低下したと考えられるが、建物テナントの増賃が期待できる場合には土地建物一体で取得する余地は残ると指摘した。

★9:10  コーエーテクモ-3日続伸 1Q営業益58%減も主力タイトル発売は2Q以降
 コーエーテクモホールディングス<3635.T>が3日続伸。同社は22日に、20.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は9.6億円(前年同期比58.3%減)だったと発表した。上期の会社計画40.0億円に対する進ちょくは23.9%となっている。
 主力タイトルの発売が2Q以降の予定であることが響いた。しかし、株価は減益は費用が先行しているためであり、2Q以降の主力タイトル発売による業績回復期待から買いが入っている。

★9:10  平和不動産リート-大和が目標株価引き上げ “次なる選好材料”を模索するフェーズへ
 平和不動産リート投資法人<8966.T>がもみ合い。大和証券では、“次なる選好材料”を模索するフェーズへとコメント。投資判断「3(中立)」を継続も、目標株価は12.30万円→13.80万円と引き上げた。
 新規契約賃料の改定幅は+2.02%で着地。他REITにも見劣りせずと判断。地方主要都市では、エリアによって賃料増額が期待できる環境になっている。中立の見方を継続し、セクター内での出遅れ感は大方解消しているとの見方を示した。


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