前場コメント No.8 ヴィッツ、シマノ、日東電工、ワールドＨＤ、日本テレビなど
★9:10 ヴィッツ－3日続伸 増配を発表 マザーズ上場記念配含む4円に
ヴィッツ<4440.T>が3日続伸。同社は19日に、19.8期の期末配当予想を3円からマザーズ上場記念配当1円を含む4円（前の期は3円、株式分割後遡及修正数値）に修正すると発表した。なお、年間配当も同様となる。
ヴィッツ<4440.T>が3日続伸。同社は19日に、19.8期の期末配当予想を3円からマザーズ上場記念配当1円を含む4円（前の期は3円、株式分割後遡及修正数値）に修正すると発表した。なお、年間配当も同様となる。
★9:20 シマノ－岩井コスモが目標株価引き下げ コスト削減効果が徐々に現れるとの見方
シマノ<7309.T>が小高い。岩井コスモ証券では、コスト削減効果が徐々に現れ、品質や価格などの面で強みが生きてくるだろうとみて、投資判断「B+」を継続した。目標株価は18500円→16500円と引き下げた。
今19.12期上期売上高は1819億円（前年同期比4.1％増）、営業利益は340億円（同1.3％減）の増収減益。円高ドル安はアジア通貨安と一定程度相殺されるもようで、影響は少ないとするが注視は必要。自転車部品はユーザーニーズを満たすための生産拡大を重視し、収益性改善が後ろ倒しとなったもよう。釣具では、上期は堅調となり緩やかな成長路線が続いている。
岩井コスモでは、想定されていたコスト削減効果が後ろ倒しとなったことは痛手だが、ユーザーニーズを速やかに満たせる生産力や開発力は評価するとした。世界景気の不透明感から市場全体の株価水準が低下していること、業績予想が下方修正されたことを考慮して、目標株価を減額。
シマノ<7309.T>が小高い。岩井コスモ証券では、コスト削減効果が徐々に現れ、品質や価格などの面で強みが生きてくるだろうとみて、投資判断「B+」を継続した。目標株価は18500円→16500円と引き下げた。
今19.12期上期売上高は1819億円（前年同期比4.1％増）、営業利益は340億円（同1.3％減）の増収減益。円高ドル安はアジア通貨安と一定程度相殺されるもようで、影響は少ないとするが注視は必要。自転車部品はユーザーニーズを満たすための生産拡大を重視し、収益性改善が後ろ倒しとなったもよう。釣具では、上期は堅調となり緩やかな成長路線が続いている。
岩井コスモでは、想定されていたコスト削減効果が後ろ倒しとなったことは痛手だが、ユーザーニーズを速やかに満たせる生産力や開発力は評価するとした。世界景気の不透明感から市場全体の株価水準が低下していること、業績予想が下方修正されたことを考慮して、目標株価を減額。
★9:20 日東電工－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き上げ オプトを中心に収益停滞は続く見通し
日東電工<6988.T>が底堅い。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、オプトを中心に収益停滞は続く見通しとして、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は4200円→4500円と引き上げた。
19年度1Q決算を受け、19年度以降の業績予想を見直し。2Q以降の為替想定は従来の110円/ドルから108円/ドルへ変更。高付加価値フィルムの想定を上回る回復により、今来期利益予想は増額だが、収益改善ペースがスローとの見方に変更はなし。21年度営業利益は740億円と17年度に記録した最高益1250億円強には遠く及ばない見通し。目標株価は20年度EPS予想増額により4500円へ引き上げ。株価はすでに大きく調整しているが、同社事業はスマホ向け依存度が高く、中期的な収益ドライバーに欠けた展開が続くとみられ、相対的に割高感があると考えるとした。
日東電工<6988.T>が底堅い。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、オプトを中心に収益停滞は続く見通しとして、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は4200円→4500円と引き上げた。
19年度1Q決算を受け、19年度以降の業績予想を見直し。2Q以降の為替想定は従来の110円/ドルから108円/ドルへ変更。高付加価値フィルムの想定を上回る回復により、今来期利益予想は増額だが、収益改善ペースがスローとの見方に変更はなし。21年度営業利益は740億円と17年度に記録した最高益1250億円強には遠く及ばない見通し。目標株価は20年度EPS予想増額により4500円へ引き上げ。株価はすでに大きく調整しているが、同社事業はスマホ向け依存度が高く、中期的な収益ドライバーに欠けた展開が続くとみられ、相対的に割高感があると考えるとした。
★9:22 ワールドＨＤ－大幅に4日続伸 新中計2021ローリングプランを新たに策定
ワールドホールディングス<2429.T>が変わらずを挟んで大幅に4日続伸。同社は19日、新・中期経営計画2021について内容を見直すことを決定し、ローリングプランを新たに策定したと発表した。
ローリングプランでは売上高を当初計画の2000億円から1750億円に、営業利益を同100億円から80億円に修正した。不動産ビジネスにおける想定以上のバブル化によるリスク管理の強化が見直しの要因としている。
株価は不動産ビジネスの見直しによる仕入れコストの上昇抑制への期待や、人材・教育ビジネスの進ちょくが極めて順調に推移していることなどを好感した買いが優勢となっている。
ワールドホールディングス<2429.T>が変わらずを挟んで大幅に4日続伸。同社は19日、新・中期経営計画2021について内容を見直すことを決定し、ローリングプランを新たに策定したと発表した。
ローリングプランでは売上高を当初計画の2000億円から1750億円に、営業利益を同100億円から80億円に修正した。不動産ビジネスにおける想定以上のバブル化によるリスク管理の強化が見直しの要因としている。
株価は不動産ビジネスの見直しによる仕入れコストの上昇抑制への期待や、人材・教育ビジネスの進ちょくが極めて順調に推移していることなどを好感した買いが優勢となっている。
★9:22 日本テレビ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ テレビ広告需要低調を主因に下方修正
日本テレビホールディングス<9404.T>が小高い。ＳＭＢＣ日興証券では、テレビ広告需要低調を主因に業績予想を下方修正。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2100円→1800円と引き下げた。
同社は長年、視聴率トップ、放送収入トップを堅持し、主力の地上波テレビ事業においては圧倒的な強さを誇っている。一方で、前19.3期における地上波テレビ放送広告収入は連結売上高の60％を占め、フジ・メディアＨＤの28％、ＴＢＳＨＤの47％と比較して相対的にテレビ広告収入への依存度が高い（テレビ朝日ＨＤは62％と同社とほぼ同水準）。今後もテレビ広告需要の高成長は見込み難く、中長期的な非放送広告の収益力拡大が求められるとした。
今20.3期～22.3期の中期経営計画において設定した1000億円の投資枠の有効活用に注目。また、旧本社のあった麹町エリアの再開発が進めば不動産事業が成長ドライバーになる可能性が高く、再開発計画が確定、発表されれば株価カタリストにもなり得るとした。
日本テレビホールディングス<9404.T>が小高い。ＳＭＢＣ日興証券では、テレビ広告需要低調を主因に業績予想を下方修正。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は2100円→1800円と引き下げた。
同社は長年、視聴率トップ、放送収入トップを堅持し、主力の地上波テレビ事業においては圧倒的な強さを誇っている。一方で、前19.3期における地上波テレビ放送広告収入は連結売上高の60％を占め、フジ・メディアＨＤの28％、ＴＢＳＨＤの47％と比較して相対的にテレビ広告収入への依存度が高い（テレビ朝日ＨＤは62％と同社とほぼ同水準）。今後もテレビ広告需要の高成長は見込み難く、中長期的な非放送広告の収益力拡大が求められるとした。
今20.3期～22.3期の中期経営計画において設定した1000億円の投資枠の有効活用に注目。また、旧本社のあった麹町エリアの再開発が進めば不動産事業が成長ドライバーになる可能性が高く、再開発計画が確定、発表されれば株価カタリストにもなり得るとした。
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