前場コメント No.7 アダストリア、INPEX、東洋機械、イクヨ、スマートバリュ、栄研化

2024/04/25(木) 11:30
★9:50  アダストリア-岩井コスモが目標株価を引き上げ マルチブランド戦略が奏功
 アダストリア<2685.T>が続伸。岩井コスモ証券では、マルチブランド戦略が奏功と指摘。投資判断は「A」を継続、目標株価は3600円→4100円に引き上げた。

 岩井コスモでは、総務省の「家計調査」について言及。2023年1月から12月における家計の被服費支出が未だコロナ禍前の9割未満に留まっており、今後もファッション需要の回復が期待できるとみている。円安や人件費の上昇など逆風はあるものの、アダストリアはブランド力の向上が着実に進んでおり、今後も柔軟な価格対応が可能と判断。中期的成長性を評価している。

★9:59  INPEX-3日ぶり反落 原油価格下落を材料視 鉱業が値下がり率トップ
 INPEX<1605.T>が3日ぶり反落。原油価格の下落が材料視されている。

 24日のニューヨーク原油先物相場は反落。WTI原油先物は6月限の終値が前営業日比0.55ドル安の1バレル=82.81ドルとなった。中東情勢を巡る懸念の緩和から売りが優勢だった。

 原油価格の下落を受け、国内の関連銘柄も売りが優勢。石油資源開発<1662.T>も安い。東証の業種別騰落率では鉱業が値下がり率トップとなっている。

★10:01  東洋機械金属-急騰 今期営業黒字転換見込む 前期は赤字転落
 東洋機械金属<6210.T>が急騰。同社は24日、25.3期通期の連結営業損益予想を3.0億円の黒字(前期は1.2億円の赤字)に、年間配当予想を35円(前期は35円)にすると発表した。
 
 成長の期待できる新分野への新規開拓と昨年の展示会で発表した新機種の優位性のアピール、新たに建設した部品供給拠点の活用により、サービス体制の拡充を図り、一層の受注拡大をめざすという。
 
 24.3期通期の連結営業損益は1.2億円の赤字(前の期は13.2億円の黒字)だった。会社計画の4.4億円の赤字から上振れて着地した。部材仕入価格の高騰について、継続的に販売価格への転嫁に努めたことが寄与した。

★10:02  イクヨ-反落 前期末の配当予想を増額 10円増配へ
 イクヨ<7273.T>が反落。同社は24日、24.3期の期末配当予想を従来の20円から30円(前の期は20円)に引き上げると発表した。年間配当予想も同額となる。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★10:13  スマートバリュー-急騰 さくらインターネットと行政システムのデジタル化で協業
 スマートバリュー<9417.T>が急騰。同社は25日10時、さくらインターネット<3778.T>と行政システムのデジタル化を共同で推進するために行うマーケティング活動について、基本合意書を締結したと発表した。
 
 さくらインターネットが提供するIaaS型パブリッククラウド「さくらのクラウド」で、同社の自治体向けクラウドサービス群「ガブクラ」を展開し、行政システムのデジタル化を推進するためのセミナー開催および展示会出展などのマーケティング活動を共同で実施するという。
 
 また、「ガブクラ」で提供している地域情報プラットフォーム「SMART L-Gov」について、政府が構築するクラウド環境「ガバメントクラウド」へも条件付き認定されている「さくらのクラウド」へ、2027年末までに移行を完了させることも合意したとしている。

★10:23  栄研化学-反発 150万株の自己株消却へ 予定日は26日
 栄研化学<4549.T>が反発。同社は24日、150万株の自己株式を消却すると発表した。消却予定日は4月26日。


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