NYオープン-反落スタート、トランプ政権不安も重し

　米株は反落してスタートした。昨日にトランプ米大統領は製造業諮問委員会と戦略・政策フォーラムを解散すると発表し、トランプ政権運営への懸念が強まったことが、株式相場の上値を圧迫している。7月に開催された米連邦公開市場委員会（FOMC）の議事録では、大半の当局者が次回会合でのバランスシート縮小開始を支持した一方で、インフレ率が予想よりも長く鈍化するとの認識が示され、緩和的金融政策が長期化するとの思惑が強まった。 　寄り付き前に発表された米新規失業保険申請件数は23.2万件と、予想比強い結果となり、米8月フィラデルフィア連銀製造業指数は前月から低下したものの、市場予想を上回る+18.9と、13カ月連続のプラスとなった。予定より早く発表された7月の鉱工業生産は前月比+0.2％と市場予想を下回った。また、ウォルマートの第2四半期決算は調整後1株利益が1.08ドルと、やや市場予想を上回った。 DOW 　21977.08 -47.79(-0.22%) NASDAQ 　6324.34 -20.77(-0.33%) S&P500 　2462.07 -6.04(-0.24%) SOX 　1091.41 -6.66(-0.61%) CME225(ドル建て、大証日中終値比) 　19670 -10 CME225(円建て、大証日中終値比) 　19665 -15 WTI 　46.51 -0.27(-0.58%) ドル円 　110.08 ユーロ円 　128.98 債券（%） 　2.23 8/17（木）　〔予想〕　（前回） 北米自由貿易協定（NAFTA）再交渉、第1回会合（於；ワシントン、-20日） 21:30　米新規失業保険申請件数　〔24.0万件〕　（24.4万件） 21:30　米8月フィラデルフィア連銀製造業指数　〔+18.5〕　（+19.5） 21:30　加6月製造業出荷　〔-1.0％〕　（+1.1％） 22:15　米7月鉱工業生産　〔+0.3％〕　（+0.4％） 22:15　米7月設備稼働率　〔76.7％〕　（76.6％） 23:00　米7月景気先行指数　〔+0.3％〕　（+0.6％） 翌2:00　カプラン米ダラス連銀総裁、講演 ※指標などの発表予定・時刻は予告なく変更になる場合がありますので、ご了承ください。