後場コメント No.2 免疫生物研究所、ツルハ、フリービット、デファクト、旭硝子など

2018/03/22(木) 15:01
★12:44  免疫生物研究所-後場急騰 SSEA-3に対する新規抗体の製品販売開始へ
 免疫生物研究所<4570.T>が後場急騰。同社は22日11時30分に、生命科学インスティテュートと共同で成功していたSSEA-3に対する特異的なIgGクラスの新規モノクロ―ナル抗体作製に関し、その成果を3月21日から開催の再生医療学会で発表を行うとともに、研究用試薬として全世界に向けて一般販売を開始すると発表した。
 共同発表において、新規抗体はSSEA-3に対して特異的であり、単離したSSEA-3陽性細胞は、多能性遺伝子を発現し、培養した後、自発的に三胚葉に分化することが証明されたという。既存の抗体に比べて、IgGクラスの特異モノクローナル抗体ということから、安定的に使用することが可能になるとしている。

★12:47  ツルハ-いちよしが「B」へ引き下げ 期初からの株価上昇を踏まえて
 ツルハホールディングス<3391.T>が反発。いちよし経済研究所では、期初からの株価上昇を踏まえ、レーティングを「A」→「B」、フェアバリューは18000円→17800円と引き下げた。
 会社側が3月13日に発表した今18.5期第3四半期累計(6~2月)決算は、営業利益(実質)が会社計画並みの着地。サプライズはないが、既存店の売上伸長や着実な粗利益率改善を見る限り、同社の営業力および施策効果が決算数値に表れていると評価される。中長期的に新規出店と活発なM&A(合併・買収)による拡大戦略の推進で利益成長が継続するとの見方に変化はなし。なお、実績を踏まえて、いちよしの今18.5期業績予想を見直すとした。

★12:54  フリービット-大幅続伸 いちよしでは「19.4期以降のヘルステックの成長を織り込む」
 フリービット<3843.T>が大幅続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら「19.4期以降のヘルステック事業の成長を織り込み、予想を引き上げる」とするレポートを公表している。
 従前の収益成長の中心であったアドテクノロジー事業が成長鈍化してきたとみられるものの、新規事業であるヘルステック事業の収益貢献の期待感が高まってきており、いちよしでは従前の今18.4期利益予想を維持。一方、来19.4期以降はヘルステック事業の安定成長が続くと想定し、業績見通しを若干上方修正。

★12:58  J・TEC-急騰 表皮水疱症への適応拡大に向けて「ジェイス」の一部変更承認申請を提出
 ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774.T>が急騰。同社は22日12時に、表皮水疱症の治療を目的とした、「ジェイス」の一部変更承認申請書を厚生労働省へ提出したと発表した。
 表皮水疱症は、日常生活でのちょっとした刺激や摩擦により、全身の皮膚や粘膜に水疱(水ぶくれ)やびらん(ただれ)を繰り返し潰瘍(組織の欠損)が発生する遺伝性の皮膚難病。
 「ジェイス」は、2007年に重症熱傷を適応対象として製造販売承認を取得した国内初の再生医療等製品という。「ジェイス」による表皮水疱症の治療は、患者本人の皮膚組織を培養することで製造した「ジェイス」を、再発性や難治性のびらん・潰瘍部分に移植し、速やかに上皮化するもの。これにより、感染防止、疼痛の軽減など、患者の症状の改善が期待できるとしている。

★13:08  デファクト-反発 「ヤフオク!」「Yahoo!ショッピング」「Wowma!」各販路で受賞
 デファクトスタンダード<3545.T>が3日ぶり反発。同社は3月22日11時に、「ヤフオク!」「Yahoo!ショッピング」「Wowma!」の各販路において、「総合賞」「中古アイテム賞」「新人賞」をそれぞれ受賞したと発表した。これを受け、株価は上げ幅を拡大する展開。

★13:18  旭硝子-続伸 次世代パワー半導体材料のノベルクリスタルテクノロジーに出資
 旭硝子<5201.T>が続伸。同社は22日に、次世代パワー半導体材料開発会社であるノベルクリスタルテクノロジー(埼玉県狭山)への出資を決定したと発表した。世代パワー半導体に使用する酸化ガリウムウェハーの共同開発を両社で進め、2020年の実用化を目指すとしている。


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