後場コメント No2 ケイブ、本多通信、大平洋金属、不二製油、TBSHDなど

2014/09/01(月) 15:00
★12:55 MonotaRO-岩井コスモが目標株価引き上げ 成長期待が一段と高まった
 MonotaRO<3064.T>が反落。岩井コスモ証券では、成長期待が一段と高まったと判断。投資判断「B+」を継続、目標株価を2300円→3100円と引き上げた。急成長を続けている工場用間接資材などのインターネット通販企業であり、足もとの売上高は想定を上回って推移。今14.12期の業績見通しを上方修正した。新規顧客獲得のペースは勢いを増しており、成長期待が一段と高まっているとした。

★12:59 ケイブ-ストップ高 『Bug Princess(虫姫さま)』をNHN Entertainmentから配信へ
 ケイブ<3760.T>がストっプ高。同社は9月1日の前場引け後に、ライセンスを提供し、韓国のスマートフォンアプリ開発会社であるRaonnetworks (ソウル市)が開発する『Bug Princess(虫姫さま)』が、NHN Entertainmentのパブリッシュにより9月26日から配信予定であると発表した。
 『Bug Princess(虫姫さま)』は、ケイブが2004年に業務用ゲームとしてリリースした『虫姫さま』を、スマホ端末向けにRaonnetworksが再開発したシューティングゲーム。原作にはなかったキャラクターやスマホの通信機能を利用した2人同時プレイなど、かつての『虫姫さま』ファンにとっても新しい楽しみ方ができるゲームとした。

★13:00 本多通信-大幅上昇 組み立てロボで省人化 航空電子にも買い
 本多通信工業<6826.T>が大幅上昇。9月1日付「日刊工業新聞」では、コネクター専業メーカー各社が多関節ロボットを用い、医療・産業機器向け組み立て工程の無人化に乗り出すと報じた。
 同社は2014年度内に同ロボットの導入台数を現状の1.4倍の20台体制に増加する。多くのメーカーが人手に依存し、コスト増の原因となっていた組み立て工程の省人化による利益率改善期待から買いを集めている。また、記事内で同年度内に同ロボットで全自動化した専用ラインを新設すると報じられた日本航空電子工業<6807.T>も買われている。

★13:06  大平洋金属-JPモルガンが「Overweight」継続 原料コストの上昇に歯止め
 大平洋金属<5541.T>が続伸。JPモルガン証券では、原料コストの上昇に歯止めがかかっていると判断。投資判断「Overweight」、目標株価480円を継続した。
 財務省公表の貿易統計における、八戸税関支署での7月ニッケル鉱石輸入単価は、前年度と同水準。フィリピンからの平均輸入価格は若干上昇したものの、相対的に安価なニューカレドニア産からの調達増加によりオフセットされた形と注目。現状の輸入価格は同社の2Q前提と同水準とJPモルガンでは推測しているとし、ニュートラルな印象とした。下期の原料コストに影響してくると見られる8月以降の輸入価格低下に期待。

★13:13  不二製油-反落 関東工場内に業務用チョコレートを生産する新工場を建設
 不二製油<2607.T>が反落。同社は9月1日午前、関東工場(茨城県笠間市)内に業務用チョコレートを生産する新工場を建設すると発表した。しかし、マーケットの反応は薄い。
 同社は業務用チョコレートを阪南事業所、関東工場など国内4工場、さらに海外3カ国で生産し、グローバルに展開している。今回、市場の新たなニーズに応え、チョコレート事業のさらなる基盤強化を図るため、関東工場にチョコレートとしては2番目となる工場を建設する。投資額は約24億円で、2015年にチョコレート新工場を竣工の予定。

★13:19  TBSHD-軟調 「王様のブランチ」からもデング熱感染者 リポーター2人が代々木公園ロケ
 東京放送ホールディングス<9401.T>が軟調。TBS系情報番組「王様のブランチ」でリポーターを務める青木英李と紗綾がデング熱に感染したことが1日に分かったと、同日、同局のニュースが報じた。
 2人は先月21日、代々木公園でロケを行っており、蚊に刺されたことが原因とみられる。人気番組のリポーター感染による番組への影響を懸念した売りが優勢の展開。

★13:25 コニシ-続伸 ボンド事業における汎用分野の売上高を100億円に引き上げへ
 コニシ<4956.T>が続伸。化学工業日報が9月1日、同社がボンド事業における汎用分野の売上高を、現在の70億円から2020年に100億円に引き上げると伝えられた。
 布用接着剤の販売が手芸店で急伸しており、コンビニなどでも順調に出荷が進んでいるため。今期の出荷計画は前期比20%増の24万本だが、4~7月ですでに10万本を出荷。現在も採用先が拡大していることから、目標を突破する見通し。また、「ボンド 木工用」や変成シリコーンのカートリッジ品も好調で、競争力のある価格戦略を軸に事業拡大につなげる構えとされた。


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