前場コメント No.2 川田テクノロジーズ、アルプス電気、東芝、アダストリア、シベールなど

2017/01/04(水) 11:30
★9:11  川田テクノロジーズ-いちよしが新規「A」 ビル鉄骨製作と床版の2 つの成長ドライバーに注目
 川田テクノロジーズ<3443.T>が続伸。いちよし経済研究所では、ビル鉄骨製作と床版の2つの成長ドライバーに注目、レーティング「A」、フェアバリュー10000円として、新規カバレッジを開始した。

 鉄構セグメント、土木セグメントにおいて高水準の受注が続いているとコメント。鉄構セグメントではビル鉄骨の製作、土木セグメントでは高速道路の老朽化に係る大規模改修工事などが受注増加に寄与しているよいう。渋谷地区、品川地区、東京駅周辺地区での高層ビル建築計画、2020 東京オリンピック・パラリンピックの開会式会場となる新国立競技場の建設工事が具体化するなど、2018.3期も受注好調が継続する可能性が高いと指摘している。

★9:20  APカンパニー-大幅続伸 自前農場で育てた野菜を食材に使う和食店 海外で展開へ
 エー・ピーカンパニー<3175.T>が大幅続伸。1月3日付の日本経済新聞で、居酒屋「塚田農場」などを手掛ける同社は自前の農場で育てた野菜を食材に使う和食店を海外で展開すると報じられた。

 2月に1号店を米ハワイ州に開く。ハワイでの事業が軌道に乗れば、米本土での展開も検討するという。自前の農場から食材を調達する国内で培ったビジネスモデルを強みとし、和食ブームが続く海外で競争力のある店づくりを目指すとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★9:24  アルプス電気-大幅反落 米アップルがiPhone減産
 アルプス電気<6770.T>が大幅反落。31日付の日経新聞朝刊で、米アップルがiPhoneを2017年1-3月期に前年同期比1割程度減産すると報じられ、材料視されているもよう。

 2016年9月に発売した「iPhone7」の販売が伸び悩み、「6s」の不振で大幅減産となった16年1-3月期をさらに下回るという。アルプス電気は地磁気センサーなどのiPhone部品を供給しており、今後の販売縮小などへの懸念から、売りが出ている。

★9:28  東芝-反落 400億円の粉飾決算の疑い=朝日報道
 東芝<6502.T>が反落。1月3日の朝日新聞デジタルでは、同社の不正会計問題に関して、2014年3月期までの3年間で400億円規模の粉飾決算の疑いがあるとする調査結果を証券取引等監視委員会がまとめたことが関係者への取材で判明したと報じている。監視委は歴代3社長が不正会計に関与した疑いが強いとみているもようとも報じている。

 報道によると、調査結果で問題視されているのは、佐々木則夫氏が社長であった12.3期と13.3期および、田中久雄氏が社長であった14.3期のパソコン部門の会計処理。関係者によると、利益が出ていないのに総額400億円規模で有価証券報告書に「増益」などと記載した金融商品取引法違反の疑いがあり、会長であった西田厚聡氏も含めて刑事責任を問うべきだとしている。

★9:28  アダストリア-いちよしが目標株価引き上げ 中期的にWEBと厳選出店により効率的な業績伸長を予想
 アダストリア<2685.T>が反発。いちよし経済研究所では、中期的にWEBと厳選出店により効率的な業績伸長を予想。レーティングは「B」を継続、フェアバリューは3100円→3800円に引き上げた。

 生産管理部門による原価低減や自社生産品の強化によって、値下げロスや円安による原価上昇の影響を軽微にとどめることができるとみている。WEB販売の構成比上昇による販管費増の抑制効果も期待できるとコメント。17年2月に統合するアリシアの効果については現時点では営業利益予想に織り込んでいないと指摘している。

★9:30  シベール-4日ぶり反落 1Q営業赤字拡大 通信販売の苦戦などによる減収などで
 シベール<2228.T>が4日ぶり反落。同社は12月30日に、17.8期1Q(9-11月)の連結営業損益が1.1億円の赤字(前年同期は0.6億円の赤字)だったと発表した。通信販売の苦戦などによる売上高の減少や原価率の上昇、販管費の増加が響いた。


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