後場コメント No.6 浜松ホトニクス、TSI、アクサス、共同PR、富士重工業など

2017/01/17(火) 15:00
★13:50  浜松ホトニクス-SBIが「やや強気」へ引き上げ IoT時代のポテンシャルは高いと予想
 浜松ホトニクス<6965.T>がもみ合い。SBI証券では、IoT時代のポテンシャルは高いと予想。投資評価を「中立」→「やや強気」、目標株価を3380円→3510円と引き上げた。
 2017年はIoT(Internet of Things:すべてがインターネットにつながる)元年と予想され、医療・健康、自動車の自動運転、ロボット、セキュリティ対策などの分野で対応製品の開発が本格化している。IoT社会は数兆個ものセンサーが使用されるセンサーネットワーク社会ともいうことができ、同社のようにさまざまな波長の発光素子(レーザーなど)と受光素子の両方を生産している企業はほとんどない。SBIでは、同社の成長ポテンシャルは高いと注目。

★13:56  TSI-3日続伸 今期はECを中心に成長戦略を加速 18ブランドのスマホアプリ順次立ち上げ
 TSIホールディングス<3608.T>が3日続伸。17日付の繊維ニュースで、今期はECを中心に成長戦略を加速すると報じられた。
 今期は18ブランドのスマホアプリを順次立ち上げる。また、他社ECサイトとの連携や越境ECも進めていくとしている。EC売上高は172億円で26.8%増、EC化率は14.6%だが、同社の代表取締役社長の齋藤匡司氏は「EC化率20%以下は来期前年比50%伸ばす指示を出した。必要な投資は行っていく」という。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★13:58  アクサスHD-3日ぶり急反落 1Q営業益4900万円も上期進ちょく軟調
 アクサスホールディングス<3536.T>が3日ぶり急反落。同社は16日、17.8期1Q(9-11月)の連結営業利益が4900万円だったと発表した。上期計画1億1700万円に対する進ちょくは41.9%。
 小売り事業のヘルス&ビューティーケア事業部で、価格訴求型広告や商品提案型広告による集客効果で客数が既存店ベースで増加した。

★14:04  共同PR-後場プラス転換 ソーシャルメディアPRサービスを開始
 共同ピーアール<2436.T>が後場プラス転換。同社は17日14時、企業・団体のコミュニケーション活動支援サービスとして、ソーシャルメディアPRサービスを提供開始すると発表した。
 広報支援業務を担うPRスタッフとSNS・デジタルマーケティングを担うデジタル専門スタッフがチームを組成し、幅広い業種、業態の企業・団体に一気通貫でサービス提供し、顧客の課題解決を図る考えだという。

★14:13  富士重-続落 タイでのCKD生産開始に向けた合弁会社を設立
 富士重工業<7270.T>が続落。同社は17日、タンチョン・グループ傘下のTC Manufacturing and Assembly(タイ)と合弁会社を設立し、タイでのノックダウン生産(現地組立生産)を開始する予定だと発表した。
 今後の東南アジアビジネスでのスバルの競争力強化と更なる成長に向けて、TCMA THが74.9%、富士重工業が25.1%を出資し、「Tan Chong Subaru Automotive」を新たに設立し、タイでのCKD生産を開始する予定。しかし株価は、軟調な地合いのなかで下落している。

★14:19  古河機械金属-続落 車部品用のアルミ純度保つ鋳造機の売り込み開始
 古河機械金属<5715.T>が続落。17日付の日経産業新聞で、同社と機械メーカーのヒシヌママシナリー(埼玉県嵐山町)は自動車部品用のアルミ鋳造機の売り込みを始めたと報じられた。
 アルミ材料と触れる部分を特殊鋼で覆った。この特殊鋼の成分は非公開だが、鉄分と混ざることがなく、アルミの純度が保たれる。また、アルミ材料を冷やさなくても、セ氏700度の高温のまま金型に射出でき、精密な加工が可能という。まだ40センチ角程度の小型部品が対象だが、技術を改良してボディー部品などでの利用を目指すとしている。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。

★14:26  PALTEK-続落 前期最終益を下方修正 円安進行でドル調達コストかさむ
 PALTEK<7587.T>が続落。同社は16日、16.12期通期の連結経常利益予想を従来の3.0億円から2.4億円(前期比78.8%減)へと引き下げると発表した。
 直近のドル円相場の急速な円安進行により、買掛金の支払いの際のドル調達額が増加したため為替差損が発生したという。

★14:35  グリーンペプタイド-底堅い 再生・細胞療法分野へ進出と報道 パイプライン拡充
 グリーンペプタイド<4594.T>が底堅い。1月17日付け化学工業日報で、同社が再生・細胞療法分野への進出を図ると伝えられた。
 アドバンスト・イミュノセラピー(AIT、東京都港区)の子会社化によりパイプラインを拡充、人工多能性幹細胞(iPS細胞)由来T細胞療法の開発を推進する。まずはウイルス性血液がんの一種であるEBウイルス性リンパ腫での開発を進め、将来的には固形がんを含む需要の大きな適応症へ展開する予定と報じられている。


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