後場コメント No.2 全国保証、ニコン、カシオ計算機、松屋、SCSKなど

2017/04/04(火) 15:00
★12:44  全国保証-ドイツ証が目標株価引き上げ 18.3期はトップライン7%増を期待
 全国保証<7164.T>が続伸。ドイツ証券では、市場シェア向上により、今18.3期はトップライン7%増を期待。レーティング「Buy」を継続、目標株価を4600円→4900円と引き上げた。
 前17.3期については、営業利益予想を会社の上方修正後ガイダンスに沿った水準まで引き上げ。中期予想については、トップラインの前提はほぼ変わらないものの、与信費用の前提の引き下げ、営業利益予想を上方修正。
 今18.3期営業収益予想は383.16億円(前期比7.1%増)、営業利益は285億円(同2.6%増)。成長ドライバーは既存の提携先金融機関との取引深耕による市場シェア向上。

★12:45  全国保証-続伸 九州労働金庫との保証業務開始
 全国保証<7164.T>が続伸。同社は3日に、2017年4月より、九州労働金庫(福岡市中央区)が取扱う住宅ローン商品の保証業務を開始すると発表した。
 同社は、民間金融機関の住宅ローンに対する保証業務を中核事業として展開しており、今後も金融機関との提携関係の強化を図るとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★12:46  ニコン-底堅い 光学本部を新設 分散していた設計機能を集約
 ニコン<7731.T>が底堅い。同社は3日、光学本部を新設したと発表した。これまで各事業部内などに分散していた光学設計機能を集約するという。
 今回新設した光学本部は、光学機器、光学ソリューションに関わるレンズ設計、メカ設計、システム設計を集約した組織。これまで事業部ごとに保有していた光学設計に関する技術や知識を光学本部に集約し、それらを結び発展させることで、新たな価値を生み出す光学製品の開発を目指すという。今後の業績へのポジティブな影響が期待され、株価は底堅く推移している。

★12:58  カシオ計算機-もみ合い 税理士や社会保険労務士向けの専用サービスを開始
 カシオ計算機<6952.T>がもみ合い。同社は4月3日に、飲食店支援サイト「HANJO TOWN 」のサービスを拡充し、税理士や社会保険労務士などの専門家が顧問先の会計処理・給与計算等の内容を確認・訂正できる新サービス『HANJO with PRO 』を開始すると発表した。
 『HANJO with PRO』では、税理士や社会保険労務士などの専門家が「HANJO会計」「HANJO給与」を利用している顧問先の会計業務の進ちょく管理、監査、連絡・指示、および監査後の編集禁止設定を効率的に行うことができる。顧問先のサービスへ代理ログインしてやり取りを行うことで、訪問しなくても登録内容を確認できるほか、書類の受け渡しや、証憑の管理などにかかっていた時間、コスト、紛失・破損のリスクを削減できるようになるとした。

★12:59  松屋-底堅い 3月売上高0.9%増 化粧品の好調などで
 松屋<8237.T>が底堅い。同社は3日、銀座店と浅草店両店計の3月期売上高(速報)が前年同月比0.9%増だったと発表した。
 銀座店は、食料品においてホワイトデーなどオケージョンを利用し売り上げが好調に推移、また、化粧品は国内外の顧客に好調で2桁の伸びを見せており、加えて、免税売上高も、自家需要商材を軸とした消耗品が着実に売り上げを伸ばした。
 浅草店は、主力の惣菜・和洋菓子が伸び悩み、店全体では 前年割れとなった。

★12:59  SCSK-底堅い クラウド向けセキュリティサービスを提供
 SCSK<9719.T>が底堅い。4日付の日刊工業新聞で、同社が各種クラウドサービスを安全に利用するための情報セキュリティー対策サービスを近日中に提供すると報じられた。
 クラウドとの通信を可視化して監視・制御するという。これによりクラウドからの機密文書の流出を検知・防御したり、許可のないクラウドへの接続を防いだりするとされる。2020年までにクラウド向けセキュリティービジネスで10億円の売り上げを目指すもよう。今後の業績へのポジティブな影響が期待され、株価は底堅く推移している。


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