前場コメント No.15 竹内製作所、ネツレン、東邦ガス、日東電工、アリアケなど

2017/05/12(金) 11:30
★10:06  大阪ガス-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 18.3期経常利益予想は上方修正
 大阪ガス<9532.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今18.3期経常利益予想を上方修正。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は480円→430円と引き下げた。
 エクイティストーリーは変更なし。引き続き、2017年4月から始まった都市ガス小売全面自由化による競争激化リスクに注意が必要。今18.3期経常利益予想を上方修正。主な要因は、為替前提の変更により、三菱UFJMS予想タイムラグ影響の差益を154億円(従来は差損41億円)に修正することであるとした。

★10:07  竹内製作所-みずほが目標株価引き下げ コスト増加により利益成長は鈍化する局面
 竹内製作所<6432.T>が続落。みずほ証券では、コスト増加により利益成長は鈍化する局面と判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は2600円→2100円と引き下げた。
 今18.2期の会社計画はコスト面で保守的との見方は変わらないものの、会社側が想定する減益要因のうち欧州向けの売価引き下げ、海上輸送運賃、鋼材価格の上昇のうち一部は発現すると予想、業績予想を下方修正するとした。会社側は研究開発を強化する方針であるが、主なテーマはバッテリー式ミニショベルの本格展開に向けた準備になるもよう。3月に米国で開催された展示会においてデモ機を披露したところ、会社想定以上の引き合いがあったことから製品化を決定したと推察。量産開始までには早くとも1年ほどの時間を要するとみられ、短期的な業績寄与は期待し難い。みずほの業績予想には織り込んでいないとしたが、トンネル工事やビル解体工事などで一定の需要があるとみられ、中長期的には同社の新たな主要製品になる可能性に注目しているとした。

★10:10  ネツレン-3日続伸 「韓国熱錬」株式を追加取得 子会社化
 ネツレン<5976.T>が3日続伸。同社は5月11日の大引け後に、持ち分法適用関連会社である「韓国熱錬」株式を追加取得し、子会社化すると発表した。6月9日予定で取得し、議決権割合を44.84%→91.00%と高める。取得価格は16億2000万円。

★10:11  東邦ガス-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 都市ガス小売全面自由化のリスクを見極め
 東邦ガス<9533.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、都市ガス小売全面自由化による競争激化リスクを見極めたいとして、投資判断「Underweight」を継続した。目標株価は580円→590円と引き上げた。
 エクイティストーリーは変更なし。引き続き、2017年4月から始まった都市ガス小売全面自由化による競争激化リスクに注意が必要。今18.3期経常利益予想を上方修正。主な要因は、為替の三菱UFJMS前提の変更により、タイムラグ影響の差益を10億円(従来は差損19億円)に修正することであるとした。

★10:11  日東電工-JPモルガンが目標株価引き上げ スマホのOLEDシフトはポジティブ
 日東電工<6988.T>が反発。JPモルガン証券では、スマホのOLEDシフトはポジティブと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は11500円→12000円と引き上げた。
 業績予想を上方修正。5月11日に開催された会社説明会は非常にポジティブな印象。特に、先行きが懸念されていた情報材料事業がスマホOLEDシフトに伴い、逆に再成長の可能性を印象付ける内容だったと判断。また、超薄型偏光フィルムの中国現地生産開始に伴い、TV用偏光フィルムもビジネスモデル転換とあわせ、収益性向上が進む見通しであるとした。

★10:12  アリアケ-上げ幅拡大 今期8%営業増益見込む 前期は16%増益で着地
 アリアケジャパン<2815.T>が上げ幅拡大。同社は12日10時、18.3期通期の連結営業利益予想を111億円(前期比7.6%増)にすると発表した。想定為替レートは1ドル110円、1ユーロ120円。
 17.3期通期の営業利益は103億円(前の期比16.3%増)だった。顧客ニーズを先取りし、全世界の既存事業の拡充と、新規事業の積極的な展開を図った。


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