後場コメント No.2 ショーボンド、タカラバイオ、ミクシィ、エアウォーター、名村造船所など
★12:40 川田テクノロジーズ－急落 今期49％営業減益見込む 市場コンセンサスも下回る
川田テクノロジーズ<3443.T>が急落。同社は12日に、18.3期通期の連結営業利益予想を30.0億円（前期比49.2％減）と発表した。市場コンセンサスは59.7億円となっている。
また、17.3期通期の連結営業利益は59.0億円（前期比93.5％増）だった。リピーター顧客を中心として大型工事における採算性が良かったことに加え、その他の工事においても全般的に原価低減が図れたことが寄与した。
川田テクノロジーズ<3443.T>が急落。同社は12日に、18.3期通期の連結営業利益予想を30.0億円（前期比49.2％減）と発表した。市場コンセンサスは59.7億円となっている。
また、17.3期通期の連結営業利益は59.0億円（前期比93.5％増）だった。リピーター顧客を中心として大型工事における採算性が良かったことに加え、その他の工事においても全般的に原価低減が図れたことが寄与した。
★12:41 ショーボンド－いちよしがフェアバリュー引き上げ 中期の業績予想を引き上げ
ショーボンドホールディングス<1414.T>が続伸。いちよし経済研究所では、中期の業績予想を引き上げ。レーティング「A」を継続、フェアバリューは6100円→6400円と引き上げた。
今17.6期3Q累計（7～12月）業績は、売上高403億円（前年同期比3.4％減）、営業利益88億円（同1.8％増）。今17.6期の受注案件の収益寄与が少なく、売上高が前年同期を下回る一方で、工事採算の改善が順調である。会社側は通期の売上高計画を10億円減額する一方、営業利益は同比3億円引き上げ。2Q（10～12月）からの受注拡大が続いており、2017年3月末の受注残高は334億円（2016年3月末比45.2％増）。来18.6期業績への寄与が期待され、中期の業績予想を引き上げるとした。
ショーボンドホールディングス<1414.T>が続伸。いちよし経済研究所では、中期の業績予想を引き上げ。レーティング「A」を継続、フェアバリューは6100円→6400円と引き上げた。
今17.6期3Q累計（7～12月）業績は、売上高403億円（前年同期比3.4％減）、営業利益88億円（同1.8％増）。今17.6期の受注案件の収益寄与が少なく、売上高が前年同期を下回る一方で、工事採算の改善が順調である。会社側は通期の売上高計画を10億円減額する一方、営業利益は同比3億円引き上げ。2Q（10～12月）からの受注拡大が続いており、2017年3月末の受注残高は334億円（2016年3月末比45.2％増）。来18.6期業績への寄与が期待され、中期の業績予想を引き上げるとした。
★12:44 タカラバイオ－いちよしがフェアバリュー引き上げ 米企業買収の効果を見込む
タカラバイオ<4974.T>が6日ぶり反落。いちよし経済研究所では、米企業買収の効果を見込むとコメント。レーティング「A」を継続、フェアバリューは2100円→2200円と引き上げた。
5月11日に決算説明会が開催され、腫瘍溶解性ウイルスHF10などの国内での商業化へ向けたスケジュールが示された。HF10は悪性黒色腫を対象とした第2相臨床試験を実施中。米国での臨床試験結果も活用して来19.3期2Q（7～9月）に申請し、同期4Q（1～3月）の承認を見込んでいる。販売は提携先の大塚製薬が行う。HF10のすい臓がんを対象とした臨床試験は、今18.3期中の開始を予定。今18.3期は買収を考慮し、前期比13％増収、同15％営業増益を予想するとした。
タカラバイオ<4974.T>が6日ぶり反落。いちよし経済研究所では、米企業買収の効果を見込むとコメント。レーティング「A」を継続、フェアバリューは2100円→2200円と引き上げた。
5月11日に決算説明会が開催され、腫瘍溶解性ウイルスHF10などの国内での商業化へ向けたスケジュールが示された。HF10は悪性黒色腫を対象とした第2相臨床試験を実施中。米国での臨床試験結果も活用して来19.3期2Q（7～9月）に申請し、同期4Q（1～3月）の承認を見込んでいる。販売は提携先の大塚製薬が行う。HF10のすい臓がんを対象とした臨床試験は、今18.3期中の開始を予定。今18.3期は買収を考慮し、前期比13％増収、同15％営業増益を予想するとした。
★12:49 ミクシィ－いちよしが「B」へ引き下げ 「モンスト」売上維持コストが拡大しつつある
ミクシィ<2121.T>が4日続伸。いちよし経済研究所では、「モンスターストライク」の売上維持コストが徐々に拡大しつつあると判断。レーティングを「A」→「B」、フェアバリューは7200円→7000円と引き下げた。
前17.3期4Q実績（1～3月）は売上高641億円（前年同期比10％増）、営業利益324億円（同17％増）と事前予想を上振れ。しかし、今18.3期通期の会社計画は、いちよしの従前予想を下回る見通し。会社側は主力ゲーム「モンスターストライク」の活性化や新作開発などに向け、今18.3期通期で130億円規模の投資を行う方針。いちよしでは今18.3期以降の業績について売上予想は若干の修正にとどめるが、利益見通しは130億円の費用投下を織り込む形で引き下げるとした。
ミクシィ<2121.T>が4日続伸。いちよし経済研究所では、「モンスターストライク」の売上維持コストが徐々に拡大しつつあると判断。レーティングを「A」→「B」、フェアバリューは7200円→7000円と引き下げた。
前17.3期4Q実績（1～3月）は売上高641億円（前年同期比10％増）、営業利益324億円（同17％増）と事前予想を上振れ。しかし、今18.3期通期の会社計画は、いちよしの従前予想を下回る見通し。会社側は主力ゲーム「モンスターストライク」の活性化や新作開発などに向け、今18.3期通期で130億円規模の投資を行う方針。いちよしでは今18.3期以降の業績について売上予想は若干の修正にとどめるが、利益見通しは130億円の費用投下を織り込む形で引き下げるとした。
★12:50 エアウォーター－大幅に5日続落 今期6％営業増益見込むも市場予想下回る
エア・ウォーター<4088.T>が大幅に5日続落。同社は12日、18.3期通期の連結営業利益予想を440億円（前期比6.4％増）にすると発表した。市場予想は468億円。
17.3期通期の営業利益は413億円（前の期比4.6％増）だった。製造業の広い範囲でガス需要が総じて堅調に推移した産業ガス関連事業、積極的なM&Aで事業の拡大成長を図った農業・食品関連事業が順調に推移した。
エア・ウォーター<4088.T>が大幅に5日続落。同社は12日、18.3期通期の連結営業利益予想を440億円（前期比6.4％増）にすると発表した。市場予想は468億円。
17.3期通期の営業利益は413億円（前の期比4.6％増）だった。製造業の広い範囲でガス需要が総じて堅調に推移した産業ガス関連事業、積極的なM&Aで事業の拡大成長を図った農業・食品関連事業が順調に推移した。
★12:53 名村造船所－急落 今期営業赤字継続見込む 工事損失引当金の新規計上などで
名村造船所<7014.T>が急落。同社は12日に、18.3期通期の連結営業損益予想を42.0億円の赤字（前期は93.2億円の赤字）と発表した。売り上げ計上予定船の受注時の船価が低水準であったことに加え、船価改善に多くを期待せずに工事損失引当金の新規計上を保守的に織り込んだとしている。
また、17.3期通期の連結営業損益は93.2億円の赤字（前期は66.4億円の黒字）だった。新造船事業における売上高の減少に加えて、主に戦略的な新規受注にともない工事損失引当金が前期比で大幅に増加したことが響いた。
名村造船所<7014.T>が急落。同社は12日に、18.3期通期の連結営業損益予想を42.0億円の赤字（前期は93.2億円の赤字）と発表した。売り上げ計上予定船の受注時の船価が低水準であったことに加え、船価改善に多くを期待せずに工事損失引当金の新規計上を保守的に織り込んだとしている。
また、17.3期通期の連結営業損益は93.2億円の赤字（前期は66.4億円の黒字）だった。新造船事業における売上高の減少に加えて、主に戦略的な新規受注にともない工事損失引当金が前期比で大幅に増加したことが響いた。
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