前場コメント No.18 シップヘルスケア、ジーエヌアイ、オリックス、日本製鋼所、アルフレッサなど
★10:23 シップヘルスケア－大和が目標株価引き上げ ディフェンシブ性を発揮 利益計画確保
シップヘルスケアホールディングス<3360.T>がもみ合い。大和証券では、ディフェンシブ性発揮で利益計画は確保されており、好印象とコメント。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は3080円→3260円と引き上げた。
16年度営業利益は161億円（前の期比14％増）で、会社利益計画を確保。通常の卸事業は他社同様に厳しかったが、プロジェクト案件は順調。17年度営業利益計画は169億円（前期比5％増）とされ、堅実成長を評価するとした。
シップヘルスケアホールディングス<3360.T>がもみ合い。大和証券では、ディフェンシブ性発揮で利益計画は確保されており、好印象とコメント。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は3080円→3260円と引き上げた。
16年度営業利益は161億円（前の期比14％増）で、会社利益計画を確保。通常の卸事業は他社同様に厳しかったが、プロジェクト案件は順調。17年度営業利益計画は169億円（前期比5％増）とされ、堅実成長を評価するとした。
★10:29 ジーエヌアイ－3日ぶり急反落 1Q営業赤字7600万円
ジーエヌアイグループ<2160.T>が3日ぶり急反落。同社は15日、17.12期1Q（1-3月）の連結営業損益が7600万円の赤字（前年同期は1億0800万円の赤字）だったと発表した。
同期は、中国で上市した特発性肺線維症（IPF）治療薬アイスーリュイが中国の新保険目録に収載されるという重要な成果を収めたとしている。これにより、IPF患者がこれまでよりも手頃な値段でアイスーリュイを購入できるようになり、全体的なIPF患者層へのアイスーリュイの安定供給も確保できるようになったという。
ジーエヌアイグループ<2160.T>が3日ぶり急反落。同社は15日、17.12期1Q（1-3月）の連結営業損益が7600万円の赤字（前年同期は1億0800万円の赤字）だったと発表した。
同期は、中国で上市した特発性肺線維症（IPF）治療薬アイスーリュイが中国の新保険目録に収載されるという重要な成果を収めたとしている。これにより、IPF患者がこれまでよりも手頃な値段でアイスーリュイを購入できるようになり、全体的なIPF患者層へのアイスーリュイの安定供給も確保できるようになったという。
★10:30 オリックス－野村が目標株価引き上げ 会社計画に対する進ちょくを見極めたい
オリックス<8591.T>が3日ぶり反発。野村証券では、親会社株主利益の会社計画に対する進ちょくを見極めたいとし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1900円→1940円と引き上げた。
今回の野村予想は従来に比べて、（1）セグメント資産合計予想を若干引き下げ、（2）投資子会社の業容拡大から、商品および不動産売上高を上方修正、（3）好調な販売を背景に、生命保険料を引き上げ、（4）売却益などを上方修正の点を中心に変更。結果として、今18.3期親会社株主利益予想を2678億円から2882億円に引き上げ。野村では、同社の売却益などを過去の平均やトレンドから予想しているとし、今18.3期は前期比で減少を想定。予想を上振れるときは、親会社株主利益は同社ガイダンスの3000億円の達成も可能とした。
オリックス<8591.T>が3日ぶり反発。野村証券では、親会社株主利益の会社計画に対する進ちょくを見極めたいとし、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1900円→1940円と引き上げた。
今回の野村予想は従来に比べて、（1）セグメント資産合計予想を若干引き下げ、（2）投資子会社の業容拡大から、商品および不動産売上高を上方修正、（3）好調な販売を背景に、生命保険料を引き上げ、（4）売却益などを上方修正の点を中心に変更。結果として、今18.3期親会社株主利益予想を2678億円から2882億円に引き上げ。野村では、同社の売却益などを過去の平均やトレンドから予想しているとし、今18.3期は前期比で減少を想定。予想を上振れるときは、親会社株主利益は同社ガイダンスの3000億円の達成も可能とした。
★10:31 日本製鋼所－急落 今期1％営業増益見込むも市場コンセンサス下回る
日本製鋼所<5631.T>が急落。同社は15日に、18.3期通期の連結営業利益予想を125億円（前期比1.3％増）と発表した。
素形材・エネルギー事業は黒字化達成に向け、引き続き事業基盤の再構築と新規事業の育成に取り組む。また、産業機械事業は、中国をはじめとする海外市場を中心に、さらなる成長機会を発掘し事業伸長を加速させるとしている。なお、市場コンセンサスは127億円となっている。
また、17.3期通期の連結営業利益は123億円（前期比14.4％減）だった。素形材・エネルギー事業がクラッド鋼管の売上高の減少などにより減益となったことなどが響いた。
日本製鋼所<5631.T>が急落。同社は15日に、18.3期通期の連結営業利益予想を125億円（前期比1.3％増）と発表した。
素形材・エネルギー事業は黒字化達成に向け、引き続き事業基盤の再構築と新規事業の育成に取り組む。また、産業機械事業は、中国をはじめとする海外市場を中心に、さらなる成長機会を発掘し事業伸長を加速させるとしている。なお、市場コンセンサスは127億円となっている。
また、17.3期通期の連結営業利益は123億円（前期比14.4％減）だった。素形材・エネルギー事業がクラッド鋼管の売上高の減少などにより減益となったことなどが響いた。
★10:33 アルフレッサ－野村が目標株価引き上げ 医薬品卸事業の収益性確保の施策に期待
アルフレッサホールディングス<2784.T>がもみ合い。野村証券では、医薬品卸事業の収益性確保の施策に期待。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は2000円→2100円と引き上げた。
ローコスト経営の徹底を見込み、経常利益予想を若干上方修正。今18.3期は前期比1.8％増収、同4.5％経常増益を予想。医薬品卸事業はクレコンR&CによるC型肝炎治療薬を除く医薬品市場予測の前期比1.8％増と同程度の増収を見込むとした。今18.3期末は薬価改定前の時期であり、在庫差益（仕入れが新薬価、販売が旧薬価となるタイミングで発生）を織り込んだとした。
アルフレッサホールディングス<2784.T>がもみ合い。野村証券では、医薬品卸事業の収益性確保の施策に期待。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は2000円→2100円と引き上げた。
ローコスト経営の徹底を見込み、経常利益予想を若干上方修正。今18.3期は前期比1.8％増収、同4.5％経常増益を予想。医薬品卸事業はクレコンR&CによるC型肝炎治療薬を除く医薬品市場予測の前期比1.8％増と同程度の増収を見込むとした。今18.3期末は薬価改定前の時期であり、在庫差益（仕入れが新薬価、販売が旧薬価となるタイミングで発生）を織り込んだとした。
★10:33 りそなＨＤ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 業績予想を見直し
りそなホールディングス<8308.T>が3日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、業績予想を見直し。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は580円→590円と引き上げた。
中立判断継続の理由は、（1）18.3期以降の利益水準は安定した推移を予想。超低金利の継続による資金利益の伸び悩み、与信関係費用の標準化（費用増）を見込むが、オムニチャンネル戦略を通じた金融商品販売など役務取引等利益の回復に期待。（2）同社は年間予想配当を17.3期19円から、18.3期20円に増配する。その後も、株主還元拡充を進める意向を打ち出している。
りそなホールディングス<8308.T>が3日続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、業績予想を見直し。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は580円→590円と引き上げた。
中立判断継続の理由は、（1）18.3期以降の利益水準は安定した推移を予想。超低金利の継続による資金利益の伸び悩み、与信関係費用の標準化（費用増）を見込むが、オムニチャンネル戦略を通じた金融商品販売など役務取引等利益の回復に期待。（2）同社は年間予想配当を17.3期19円から、18.3期20円に増配する。その後も、株主還元拡充を進める意向を打ち出している。
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