後場コメント No.3 かんぽ生命、住友ゴム、ライザップ、富士通、ISIDなど
★12:41 かんぽ生命-野村が目標株価引き下げ 業績予想を修正
かんぽ生命保険<7181.T>が7日続落。野村証券では、業績予想を修正。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3000円→2760円と引き下げた。
今18.3期の会社ガイダンスは、経常収益は7兆6900億円(前期比11.2%減)、経常利益は2500億円(同10.6%減)、純利益は860億円(同2.9%減)と、減収減益を見込んでいる。今18.3期の1株当たり配当金予想は64円と、前期の60円からは増配。
「Neutral」判断を継続する理由は以下の通り。(1)簡易保険契約件数(いわゆる旧契約)減少と現在の募集契約(いわゆる新契約)の増加は、当面打ち消しあうため、親会社株主利益の成長が、同業他社比で相対的に見劣りすること、(2)郵政民営化法等の「上乗せ規制」により、業務範囲や新商品開発の制限が依然として続くことなど。
かんぽ生命保険<7181.T>が7日続落。野村証券では、業績予想を修正。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は3000円→2760円と引き下げた。
今18.3期の会社ガイダンスは、経常収益は7兆6900億円(前期比11.2%減)、経常利益は2500億円(同10.6%減)、純利益は860億円(同2.9%減)と、減収減益を見込んでいる。今18.3期の1株当たり配当金予想は64円と、前期の60円からは増配。
「Neutral」判断を継続する理由は以下の通り。(1)簡易保険契約件数(いわゆる旧契約)減少と現在の募集契約(いわゆる新契約)の増加は、当面打ち消しあうため、親会社株主利益の成長が、同業他社比で相対的に見劣りすること、(2)郵政民営化法等の「上乗せ規制」により、業務範囲や新商品開発の制限が依然として続くことなど。
★12:43 住友ゴム-野村が目標株価引き上げ 下期から業績改善も割安感はない
住友ゴム<5110.T>がもみ合い。野村証券では、下期から業績改善も割安感はないとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1900円→2200円と引き上げた。
原材料価格の悪影響が徐々に薄まって行く中、値上げの貢献が始まるため、今17.12期下期からの業績改善が予想される。他社比で利益率がやや低い同社は、原材料価格やタイヤ価格の変動に伴う利益変動幅が大きい。原材料価格とタイヤ価格のスプレッドが改善する今17.12期下期以降の利益改善に短期的に注目が集まる可能性もある。ただし、業績改善後でもPERから見た割安感はないと指摘。
住友ゴム<5110.T>がもみ合い。野村証券では、下期から業績改善も割安感はないとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は1900円→2200円と引き上げた。
原材料価格の悪影響が徐々に薄まって行く中、値上げの貢献が始まるため、今17.12期下期からの業績改善が予想される。他社比で利益率がやや低い同社は、原材料価格やタイヤ価格の変動に伴う利益変動幅が大きい。原材料価格とタイヤ価格のスプレッドが改善する今17.12期下期以降の利益改善に短期的に注目が集まる可能性もある。ただし、業績改善後でもPERから見た割安感はないと指摘。
★12:49 国際石油開発帝石-ドイツ証が目標株価引き下げ イクシス完成が待たれる
国際石油開発帝石<1605.T>が3日続落。ドイツ証券では、イクシス完成が待たれるとコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は1455円→1410円と引き下げた。
前17.3期決算報告では、イクシスLNGプロジェクト完成までの道のりに関する目新しい情報はなし。同社は最近、同プロジェクトの開始時期を今18.3期末に先延ばしすると発表していた。ドイツ証では引き続き、LNG生産開始を会社ガイダンスよりも約3カ月遅い、18年7~9月期(2018年7月)と想定しているとした。
国際石油開発帝石<1605.T>が3日続落。ドイツ証券では、イクシス完成が待たれるとコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は1455円→1410円と引き下げた。
前17.3期決算報告では、イクシスLNGプロジェクト完成までの道のりに関する目新しい情報はなし。同社は最近、同プロジェクトの開始時期を今18.3期末に先延ばしすると発表していた。ドイツ証では引き続き、LNG生産開始を会社ガイダンスよりも約3カ月遅い、18年7~9月期(2018年7月)と想定しているとした。
★12:50 RIZAPG-大幅反発 東大と肥満メタボで共同研究
RIZAPグループ<2928.SP>が大幅反発。同社は17日、子会社であるRIZAP(新宿区)が、2017年4月1日より3年間、東京大学および蘇西厚生会、河北医療財団河北総合病院と共同で、社会連携講座「肥満メタボリックケア」を開設し、共同研究すると発表した。
今回東京大学との共同研究で、筋肉量の増強、維持のために必要なタンパク質や糖質の量を明らかにするとともに、筋力向上のための効果的なトレーニング方法を科学的・医学的に証明する。これにより、性別や年齢問わず、食事や運動を介した筋力維持や筋力向上が可能であることを解析する。
RIZAPグループ<2928.SP>が大幅反発。同社は17日、子会社であるRIZAP(新宿区)が、2017年4月1日より3年間、東京大学および蘇西厚生会、河北医療財団河北総合病院と共同で、社会連携講座「肥満メタボリックケア」を開設し、共同研究すると発表した。
今回東京大学との共同研究で、筋肉量の増強、維持のために必要なタンパク質や糖質の量を明らかにするとともに、筋力向上のための効果的なトレーニング方法を科学的・医学的に証明する。これにより、性別や年齢問わず、食事や運動を介した筋力維持や筋力向上が可能であることを解析する。
★12:51 富士通-底堅い AI拡大に向け開発者2000人育成
富士通<6702.T>が底堅い。17日付の日経産業新聞で、同社が人工知能(AI)事業の拡大に向け、AIに特化したシステム開発を2018年度までに2000人育てると報じられた。
企業が大量のデータをAIで解析するニーズが、実証実験の段階から実用化の段階に入ると判断したという。顧客企業と協力して新しいビジネスを生み出す体制を整えるとされる。今後の収益の伸びが期待され、株価は底堅く推移している。
富士通<6702.T>が底堅い。17日付の日経産業新聞で、同社が人工知能(AI)事業の拡大に向け、AIに特化したシステム開発を2018年度までに2000人育てると報じられた。
企業が大量のデータをAIで解析するニーズが、実証実験の段階から実用化の段階に入ると判断したという。顧客企業と協力して新しいビジネスを生み出す体制を整えるとされる。今後の収益の伸びが期待され、株価は底堅く推移している。
★12:51 ISID-続伸 ダイダンとIoT活用したスマートビル制御システムの実証実験開始へ
電通国際情報サービス<4812.T>が続伸。17日に、同社は施工大手のダイダン<1980.T>と共同で、IoTを活用したスマートビル制御システムの実証実験を開始すると発表した。
この実験においてISIDは、施設内のセンサーから取得した温度・照度などの環境情報や、施設利用者の位置情報などをクラウドに集約し、インダストリー4.0の推奨通信規格とされるOPC UAを用いてPLC(設備や機械の制御装置)と連携することで、ビルの照明・空調を最適化する制御システムのプロトタイプを開発した。
ISIDでは、実験の成果を踏まえて、IoT領域のサービス開発を加速させ、さらなる事業強化を図るという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
電通国際情報サービス<4812.T>が続伸。17日に、同社は施工大手のダイダン<1980.T>と共同で、IoTを活用したスマートビル制御システムの実証実験を開始すると発表した。
この実験においてISIDは、施設内のセンサーから取得した温度・照度などの環境情報や、施設利用者の位置情報などをクラウドに集約し、インダストリー4.0の推奨通信規格とされるOPC UAを用いてPLC(設備や機械の制御装置)と連携することで、ビルの照明・空調を最適化する制御システムのプロトタイプを開発した。
ISIDでは、実験の成果を踏まえて、IoT領域のサービス開発を加速させ、さらなる事業強化を図るという。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ