前場コメント No.7 Kudan、ドリコム、ジェイテック、日本電産、NCS&Aなど

2019/02/01(金) 11:30
★9:09  Kudan-続伸 超精密・大規模マップ生成のマイルストーンを達成
 Kudan<4425.T>が続伸。同社は1月31日、技術開発における重要なマイルストーンの達成を発表した。このマイルストーンにおいて、10億点以上からなるギガポイントマップの生成を可能にする独自のSLAM Map(3次元点群)技術の開発を完了。このマップは広域をカバーすると同時に、パスファインダーやAIなどの応用技術がより高性能を発揮できるようにするものとした。

★9:10  ドリコム-大幅反落 3Q累計営業赤字転落 不採算タイトル響く
 ドリコム<3793.T>が大幅反落。同社は1月31日に、19.3期の3Q累計(4-12月)の連結営業損益は7.0億円の赤字(前年同期は3.4億円の黒字)だったと発表した。なお、通期の会社計画6.0億円の赤字は据え置いた。
 運用の効率化および全社的なコスト最適化により費用が抑制された結果、四半期比では収益性の改善が見られたものの、収益性向上の途上にある不採算タイトルがあるこから、引き続き赤字となった。

★9:10  NEC-もみ合い 「固定費減+限界利益増」が現実味を増している 「買い」再強調
 NEC<6701.T>がもみ合い。ゴールドマン・サックス証券では、「固定費減+限界利益増」が現実味を増していると判断。投資判断「買い」を再強調、目標株価は4300円→4400円と引き上げた。
 3Q営業利益はパブリックの利益上振れで、市場期待を大幅超過。増収となった場合、限界利益の貢献が大きい点を再認識させる決算となった。受注好調は、世界情勢の変化と関係なく続いている。固定費削減、コア事業(国内事業)の限界利益増などを背景とした来期の増益シナリオには変化はなし。5G恩恵を受ける筆頭銘柄という見方も徐々に広がることも想定しているとした。

★9:11  ジェイテック-大幅続伸 3Q累計営業益3.5倍 契約単価前年上回る
 ジェイテック<2479.T>が大幅続伸。同社は1月31日に、19.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は1.7億円(前年同期比3.5倍)だったと発表した。通期の会社計画1.9億円に対する進ちょくは91.6%となっている。
 主力事業である技術職知財リース事業においては、自動運転技術を備えた自動車の開発や、IoT関連分野の開発に伴う制御系ソフトウエア開発へのテクノロジスト需要が増加した。また、営業施策の強化や、テクノロジストの高付加価値業務への配属を推し進めたことにより、契約単価が前年同期を上回ったことも寄与した。

★9:11  日本電産-続伸 独機械・建機部品大手デッシュを買収と日経報道 買収額は100億円前後
 日本電産<6594.T>が続伸。同社が3月をメドに、ドイツの機械・建機部品大手デッシュを買収すると、2月1日付け日本経済新聞・朝刊で伝えられた。
 記事によると、買収額は100億円前後の見込み。機械の駆動に使う「減速機」の製品群の強化につなげる。18年度内にも同分野で計5社を買収する計画。欧州の生産・販売体制を強化し、米中貿易戦争のリスクを緩和する狙いがあると報じられた。

★9:11  NCS&A-買い気配 通期営業益の上方修正と増配を発表 3Q累計は営業黒字転換
 NCS&A<9709.T>が買い気配。同社は1月31日に、19.3期通期の連結営業利益予想を従来の4.0億円から6.0億円(前期比7.4倍)に引き上げると発表した。
 増収効果ならびに収益構造改革および一般管理費の抑制による利益率改善により、前回予想を上回る見通しとなった。
 また、19.3期3Q累計(4-12月)の連結営業損益は4.5億円の黒字(前年同期は3.6億円の赤字)だった。
 併せて、19.3期の期末配当予想を10円→12円(前期は8円)に修正した。年間配当も同額となる。


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