後場コメント No.1 リンナイ、エフティG、LIFULL、旭化成、EMシステムズなど

2019/06/12(水) 15:00
★12:30  リンナイ-SMBC日興が目標株価引き下げ 成長期待低下で中期的に株価低迷続くと懸念
 リンナイ<5947.T>がもみ合い。SMBC日興証券では、成長期待低下で中期的に株価低迷が続くと懸念。投資評価「3(アンダーパフォーム)」を継続、目標株価を7450円→7000円と引き下げた。
 利益予想を減額修正。セクター内の相対評価に基づく投資評価「3」に変更はなし。国内需要低迷とそれによる利益率低下や中国給湯器市場における地元企業との競争激化などにより、中期的な期待成長率が低下しており、バリュエーションの低下懸念が残る。ただし、短期的には今20.3期2Qに消費税増税前の駆け込み需要に伴う業績回復が想定でき、株価パフォーマンスは短期的に好転する局面はあるとの見方を示した。

★12:33  エフティG-後場買い気配 50万株・7.5億円を上限とした自己株取得枠を設定 割合は1.54%
 エフティグループ<2763.T>が後場買い気配。同社は12日12時に、50万株・7.5億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は6月14日~9月15日。なお、上限50万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.54%となる。

★12:34  マツモトキヨシ-ドイツ証が目標株価引き上げ 最高益更新は続くとの見方
 マツモトキヨシホールディングス<3088.T>が小高い。ドイツ証券では、最高益更新は続くと想定。レーティング「Hold」を継続、目標株価は4500円→4700円と引き上げた。
 前19.3期本決算を経て、今20.3期の売上総利益率を若干ながら下方修正したほか、人件費を中心とした販売管理費を減額。営業利益は今20.3期に3%増益の370億円(従来360億円)と会社計画(370億円)の達成を想定。ドイツ証では、出店の前提を若干ながら上方修正したが、既存店の伸びの前提はおおむね維持。株価の値ごろ感は出てきたが、ココカラファインとの経営統合に関する状況が不透明なため「Hold」を継続。

★12:43  LIFULL-いちよしがフェアバリュー引き下げ HOME’S関連事業が伸び悩み
 LIFULL<2120.T>が3日続落。東海東京調査センターでは、HOME’S関連事業の伸び悩みを踏まえ、業績予想を下方修正。レーティング「B」を継続、フェアバリューは700円→600円と引き下げた。
 今19.9期2Q決算を踏まえ、いちよしの今19.9期業績予想を売上収益400.0億円(従来406.0億円)、営業利益40.0億円(同45.0億円)に下方修正。減損費用を新たに織り込んだほか、HOME’S関連事業の売上収益、広告宣伝費の前提を見直し。来20.9期以降に関してもHOME’S 関連事業の売上収益予想を見直し、下方修正するとした。

★12:48  旭化成-7日ぶり反落 米医療機器メーカーを買収 AED事業拡充
 旭化成<3407.T>が7日ぶり反落。同社は12日12時ごろ、子会社であるZOLL Medical(米国マサチューセッツ州)が、米国の医療機器メーカーCardiac Science(米国ウィスコンシン州)を買収する契約を締結したと発表した。
 Cardiac ScienceはAEDの製造・販売を行う医療機器メーカーで、同じくAED製品を取り扱うZOLL Medicalのラインナップが拡充されるとしている。

★12:50  EMシステムズ-いちよしがフェアバリュー引き下げ シェア拡大が現実味を帯びてきた
 イーエムシステムズ<4820.T>が小安い。東海東京調査センターでは、新調剤薬局向けシステムは高機能と経済性に優れ、シェア拡大が現実味を帯びてきたとみて、レーティング「A」を継続した。フェアバリューは2600円→2300円と引き下げた。
 新システムへの移行に伴う一時的な業績低下予想から、今後の業績予想を見直し。月額課金クラウド型の新システム「MAPS」シリーズは、現在、約30%シェアを誇る調剤薬局向けを中心、医科(診療所)、介護向けシステムの業界の勢力図を書き換える潜在性があると判断しているとし、中長期の同社の業績成長力に対する評価は変わらないとした。


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