後場コメント No.1 清水建、スクエニHD、アイスタイル、日立、物語コーポ、大成建など

2018/06/15(金) 15:01
★12:30  清水建設-大和が目標株価引き上げ 19.3期は大型工事の本格的な消化ステージへ
 清水建設<1803.T>が反発。大和証券では、今19.3期は大型工事の本格的な消化ステージへとコメント。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を1300円→1400円と引き上げた。今19.3期は大手4社の中で最も高い増収率および営業増益率を予想。土木の完成工事総利益率は来20.3期以降も改善が続く見通し。大手4社の中ではトップピックとして推奨。

★12:31  トウキョウベース-水戸が新規「A」 19.2期はカジュアルラインの新業態を開始予定
 TOKYO BASE<3415.T>が反発。水戸証券では、今19.2期はカジュアルラインの新業態「PUBLIC TOKYO」を開始予定と注目。レーティング「A」、目標株価1330円として、新規カバレッジを開始した。
 今19.2期会社計画は売上高154億円(+20%)、営業利益20億円(+29%)。水戸では会計画線を予想。商品政策を基本へ回帰させることで、徐々に収益性は改善する見通し。18年秋冬物よりハイエンド・カジュアルの新業態「PUBLIC TOKYO」を開始の予定。今期は実店舗3店、EC店舗2店の出店を計画。店舗立地は東名阪の大都市で、客単価は実店舗2.1万円、EC店舗1.3万円を想定。既存客へのカジュアルライン提案とともに、新しい客層の開拓が期待されるとした。

★12:31  スクウェアエニックス-大和が目標株価引き上げ 海外売り上げ増加により収益水準は上昇へ
 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が大幅続伸。大和証券では、海外売り上げ増加により収益水準は一段上昇へとコメント。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を6080円→6200円と引き上げた。取材をふまえ、業績予想を修正。パッケージゲームソフトウエア出荷本数の増加を見込むとした。

★12:40  パシフィックネット-急騰 「会社四季報 夏号」を材料視か 東証1部への上場狙うと記載
 パシフィックネット<3021.T>が急騰。東洋経済新報社が6月15日に発売した「会社四季報 夏号」において、「システム投資あるが店舗運営費減り営業益復調。東証1部への上場狙う」と記載。併せて、四季報の18.5期連結営業益予想が2.4億円と、前春号の2.0億円から上方修正されている。これが材料視されているもよう。

★12:41  アイスタイル-ドイツ証が目標株価引き下げ 事業環境は追い風 展開のスピードを注視
 アイスタイル<3660.T>が反落。ドイツ証券では、事業環境は追い風であり、事業展開のスピードを注視とコメント。レーティング「Hold」を継続、目標株価は1550円→1480円と引き下げた。
 業績変更および基準期の変更を受けて、目標株価を変更。営業利益は今18.6期に20億円(従来19億円)、来19.6期23億円(同23億円)、20.6期46億円(同54億円)と増益は継続も、20.6期業績は下方修正。株価はOn platform事業の採用計画未達による収益悪化への懸念などで下落しているが、上昇余地は限定的と判断。

★12:47  日立-反発 複雑な社会問題を高速に解くCMOSアニーリングマシン開発
 日立製作所<6501.T>が反発。同社は15日に、都市における交通渋滞の解消やグローバルサプライチェーン(供給網)における物流コスト低減などをはじめとする、実社会の複雑な問題を高速に解くために、問題規模に応じてスケーラブルに構成可能な相補型金属酸化膜半導体(CMOS)アニーリングマシンを開発したと発表した。
 今回開発したCMOSアニーリングマシンは、CMOSアニーリングチップ(FPGA)を25枚接続することにより世界最大規模の10万2400パラメータの問題に対応でき、従来、拡張が制限されていたアニーリングマシンの性能を、複数チップの接続技術で拡張できることを実証したという。今後、スケーラブルに大規模化可能なメリットを生かしてCMOSアニーリングマシンを実社会の課題解決に適用していくとしている。

★12:51  物語コーポ-エースが新規「強気」 新規出店や新規業態開発による業績の拡大基調が続く
 物語コーポレーション<3097.T>が4日続落。エース経済研究所では、既存店の伸長および、新規出店や新規業態開発による業績の拡大基調が続くと想定。投資判断「強気」、目標株価14600円として、新規カバレッジを開始した。
 今18.6期は売上高517億6200万円(前期比+16%)、営業利益32億3100万円(同+25%)、経常利益37億円(同+21%)、当期利益23億4900万円(同+13%)と増収増益を計画。上記計画に対して、エースでは上振れを予想。
 足もとでは4~5月の月次の悪化をきっかけに株価下落が見られているが、会社側は曜日の並びによるものであると回答しており、エースでも同様の見方をしているとした。株価下落局面では押し目買いのスタンスを推奨。

★12:56  大成建設-大和が目標株価引き上げ 新中期経営計画の目標達成にはM&Aが必要か
 大成建設<1801.T>が小安い。大和証券では、新中期経営計画の目標達成にはM&A(合併・買収)が必要かとコメント。投資判断「3(中立)」を継続、目標株価は5600円→6300円と引き上げた。今19.3期は利益面でいったん調整局面となる見込み。来20.3期は完工物件が多く、11%営業増益を予想。新中計の目標は意欲的な水準であり、達成にはM&Aも必要と指摘。

★13:00  トランコム-大幅反発 丸和運輸と戦略的資本・業務提携 相互に5億円分の株式取得
 トランコム<9058.T>が大幅反発。同社は14日に、丸和運輸機関<9090.T>との間で戦略的資本・業務提携に関する基本合意書を締結すると発表した。
 両社が協働することにより、同社は丸和運輸機関が展開する各種物流事業を通じて、事業の拡大強化を図り、丸和運輸機関は、強固な物流パートナー網を国内に有する同社と連携することにより、既存の物流事業強化はもちろん、両社が取引をしている物流パートナー企業に対するサービス向上につながるものと考え、今回の合意に至ったという
 また、両社は相互の関係をより強固なものとするため、相互に株式を保有することに合意。両社は2018年9月末日までに、おのおの5億円を目安に相互に株式を取得する予定としている。

★13:01  総医研-エースが「強気」継続 業容が拡大 増益基調に転じたと評価
 総医研ホールディングス<2385.T>が小安い。エース経済研究所では、効果的なマーケティングによる健康補助食品の伸長、販路拡大による機能性化粧品の成長、M&A(合併・買収)による新規素材の獲得で業容が拡大しており、増益基調に転じたと評価。投資判断「強気」、目標株価900円を継続した。
 今18.6期の会社計画である、売上高53億円、営業利益4億円はおおむね達成できる見通し。健康補助食品イミダペプチドと機能性化粧品「PHマッサージゲルPro.」の伸長、機能性素材ラクトフェリンを扱うNRLファーマの買収が寄与するため。健康補助食品は、マーケティング効果の高い夏場に広告販促費を集中投下したことで新期購入客が大きく増加、通期売上高は計画を上回る勢い。ただし、広告への顧客反応が高いため、広告費を上積みしたことで利益は計画通りを見込むとした。


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