前場コメント No.12 ウシオ電機、オートバックス、エプソン、日東電工、ハウス食品Gなど

2017/02/01(水) 11:30
★9:46  ウシオ電機-野村が目標株価引き上げ 「飛べないウシオ」
 ウシオ電機<6925.T>が3日ぶり反発。野村証券では、「飛べないウシオ」とコメント。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は1235円→1381円と引き上げた。
 16年10~12月期の売上高は前年同期比7.5%減収の424億円、営業利益は同34.7%減益の25億円。円高およびプロジェクタの販売不振が逆風となった。会社は今17.3期業績計画は変更していないが、FPDおよび半導体製造装置市場の活況を受けて、野村の業績予想は修正。
 DCPの売上減少と映像事業の業績悪化に一服感が見られたのはポジティブだが、同社は3D-NAND、FOWLP、OLED投資を背景にした、FPDおよび半導体製造装置市場拡大の波に、光配向装置などの一部の例外を除いて、十分に乗れていない。露光装置は、パネルサイズ基板への対応には比較的先行して取り組んでいただけに、惜しまれるとした。

★9:47  オートバックス-反発 人材派遣事業のサポート・エーを買収 テンプスタッフから
 オートバックスセブン<9832.T>が3日ぶり反発。同社は1月31日の大引け後に、テンプスタッフ(東京都渋谷区)の子会社である、サポート・エー(東京都渋谷区)の全株式を2月24日に取得すると発表した。車検・整備事業を含めたチェン内の安定的な人材確保および供給と育成を目的に、人材派遣事業を有するサポート・エーを傘下に収めるとした。

★9:50  セイコーエプソン-野村が目標株価引き上げ 大容量インクタンクモデルが好調
 セイコーエプソン<6724.T>が4日ぶり反発。野村証券では、大容量インクタンクモデルが好調と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2908円→2980円と引き上げた。
 16年10~12月期は売上収益が2782億円(前年同期比6%減収)、事業利益が283億円(同13%減益)。為替影響がなければ増収増益だったと判断。会社は大容量インクタンクモデルの販売好調を受けて、今17.3期業績予想を上方修正した。野村が期待している通り、プリンタ業界再編による業績への好影響が見られているとし、野村の業績予想と目標株価を上方修正。

★9:52  オリエンタルランド-大和が目標株価引き下げ 3Q累計の営業利益はほぼ横ばい
 オリエンタルランド<4661.T>が続落。大和証券では、3Q累計の営業利益がほぼ横ばいとなったことを受け、投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続も、目標株価は7400円→7000円と引き下げた。
 今17.3期3Q累計は前年同期比1.7%増収で、営業利益は同横ばい。入園者数は弱含むも、1人当たり売上高増によって増収での着地。入園者実績を勘案し、大和予想を見直すとした。

★9:53  日東電工-4日ぶり急反発 通期営業益を上方修正 米ブリストルマイヤーズから一時金受領
 日東電工<6988.T>が4日ぶり急反発。同社は31日、17.3期通期の連結営業利益予想を従来の700億円から850億円(前期比17.0%減)へと引き上げると発表した。
 米ブリストル・マイヤーズスクイブと臓器線維症治療薬についての開発、製造、販売に関する独占的ライセンス契約に関連し、契約一時金1億米ドルを計上したという。
 3Q累計営業利益は648億円(前年同期比27.7%減)だった。

★9:56  ハウス食品G-みずほが目標株価引き上げ 中国売上高は18.3期に回復局面入りを予想
 ハウス食品グループ本社<2810.T>が反発。みずほ証券では、中国売上高は来18.3期に回復局面入りを予想。投資判断「中立」を継続も、目標株価は2580円→2600円と引き上げた。
 今17.3期3Qは、16年6月に子会社化したギャバンの売上高は堅調に推移したもよう。みずほでは、ギャバンの業績は値上げ効果もあり、今後改善に向かうと想定。同社が16年2月に参入したことで、複数パック製品のレトルトカレー市場は足元でレトルトカレー市場の構成比で15%まで拡大しているもよう。同社は2月20日には、濃縮ペーストルウの「きわだちカレー」を発売する予定であり、カレー市場の活性化に向けた新展開に注目したいとした。


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