コラム
当該コラムは、2020年11月に「トレーダーズ・プレミアム」向けに掲載したものを加筆・修正しております。 「トレーダーズ・プレミアム」では定期的に新作コラムを掲載しております。 ぜひご加入をご検討ください。

ローリスク・ハイリターンを狙う

 「おススメスクリーニング」は足元の相場状況などを勘案したスクリーニング条件をご紹介します。

今回のスクリーニング
低リスク
大型
長期

 今回のスクリーニングの考え方の土台は、低ボラティリティ戦略です。投資を行う上では、「ローリスクであればローリターン」が常識ですが、市場を下回るリスク(ローリスク)しかとらなくても市場より高いリターン(ハイリターン)が得られるという論文(低ボラティリティのアノマリー)がいくつも発表されたことから、近年、低ボラティリティ戦略への注目が集まっています。
 今回は、ボラティリティが低く、業績好調な大型株を抽出し、ローリスクながらハイリターンを狙います。長期で安定した利益を狙う投資家におススメのスクリーニングです。

スクリーニング条件
その1 市場 東証プライム(設定項目は1番)
 長期で安定した利益を得ることを目的としていますので、東証プライムのみを対象とします。
その2 HV 25%以下(設定項目は10番)
 HV(ヒストリカル・ボラティリティ)を低く設定し、低ボラティリティ銘柄を抽出します。今回のスクリーニングで最も重要な項目です。なお、この数値が小さいほど価格変動が小さいと考えられます。
その3 時価総額 1000億円以上(設定項目は28番)
 小型株に多く存在する「商いが少ないためにボラティリティが低い銘柄」を排除することなどを目的に、時価総額を条件に加えています。
その4 経常増益率 20%以上(設定項目は36番)
 業績が好調な銘柄を抽出します。
スクリーニング結果(2020年11月5日時点)
スクリーニング結果(2020年11月5日時点)

 食料品から日本ハム<2282.T>、化学からライオン<4912.T>、輸送用機器からデンソー<6902.T>、その他金融業からアイフル<8515.T>、小売業からファーストリテイリング<9983.T>などが抽出されました。
 このスクリーニングは、長期安定という考え方が基本となりますので、配当や優待との相性も抜群です。 配当利回りをスクリーニング条件に追加してもよいでしょう。また、抽出された銘柄で優待が魅力的なものに投資するというのも有効です。 応用のききやすいスクリーニングですので、これをアレンジして自分専用のスクリーニングを作ってみてください。






































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マーケットデータ
日経平均 28,868.91 -2.87
TOPIX 1,981.96 -3.00
マザーズ 750.21 +19.62
NYダウ 33,912.44 +151.39
ナスダック総合 13,128.05 +80.87
ドル/円 133.93 +0.59
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