ウィークリーレポート
シルバーウイークの影響でずれ込み
さまざまな企業の上場観測があった10月だが、結局、例年に比べて少なく、前年同月比では6社減の3社のみとなった。9月下旬に大型連休があったことが影響しているとみられ、連休明けからは続々と承認が出ているが、10月に滑り込んだのは1社のみ。残りは例年だと端境期に当たる11月にずれ込む形となっている。上場承認後は、直後から仮条件掲示までに機関投資家巡りがあり、この間に大型連休が挟まることは避けられやすい。
とはいえ、この時期は大型上場の季節ではあり、数は少ないものの、小粒な案件は名証案件のみ。グロースに上場する2社はともに、最初から上場維持要件の時価総額100億円を満たす状態からのスタートが予定されている。
とはいえ、この時期は大型上場の季節ではあり、数は少ないものの、小粒な案件は名証案件のみ。グロースに上場する2社はともに、最初から上場維持要件の時価総額100億円を満たす状態からのスタートが予定されている。
特にAI(人工知能)を活用した不動産業のトグルホールディングスは成長著しく、時価総額は600億円近い想定だ。かつての市場区分なら一部直接上場も視野に入った案件となる。利上げペースが速まるなかでの不動産業の上場には不安もあるが、9月に上場した投資マンションのベルテックスは今のところ堅調に推移している。
ただ、ベルテックスが高配当だったのに対し、トグルHDは無配でファンド株主が多い。日銀の追加利上げは12月との見方が有力とのことだが、円安圧力が再び強まるなかで、10月の連続利上げの可能性も捨てきれず、不動産株指数は再び下値を探る展開になっている。レイヤードの急騰で初値買い意欲は強い状況が続くと期待されるが、なかなか順風満帆とはいかないようだ。
ただ、ベルテックスが高配当だったのに対し、トグルHDは無配でファンド株主が多い。日銀の追加利上げは12月との見方が有力とのことだが、円安圧力が再び強まるなかで、10月の連続利上げの可能性も捨てきれず、不動産株指数は再び下値を探る展開になっている。レイヤードの急騰で初値買い意欲は強い状況が続くと期待されるが、なかなか順風満帆とはいかないようだ。