マーケットの話題

明日の戦略
大幅高で27000円台を回復、次のターゲットは26週線
2022/05/23 17:10
 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1430/値下がり352。決算を発表した保険株が株主還元強化などを手掛かりに跳ねており、東京海上、MS&AD、SOMPOが急騰。川崎汽船や商船三井など海運株に強い動きが見られた。政府がマスク着用を緩和するといった観測報道が出てきたことから、資生堂やコーセーなど化粧品株に見直し買いが入り、アシックス、スノーピーク、シマノなどスポーツ、レジャー関連も大幅高。ほか、証券会社が目標株価を引き上げた富士ソフトが急伸し、JTOWERや旅工房がリリースを材料に値を飛ばした。

 一方、レーザーテックやソニーGなどグロース株の一角が軟調。先週までの動きが良かったIHIや三菱重工、東邦チタニウム、大阪チタニウムなどが利益確定売りに押された。日本製鉄、JFEHD、神戸鋼の鉄鋼大手3社がそろって下落。アフターコロナ関連は買われるものが多かった中、JALは売りが優勢となった。決算が失望を誘った日本タングステンや中央ビルト工業が急落。FRONTEOは今期の大幅減益計画が嫌気され、ストップ安比例配分となった。

 日経平均は27000円台を回復。強めに始まっていったん萎んだものの、終わってみれば高値圏で終了した。大型グロース株の一角が下げに転じたほか、新興グロース株でもネガティブなリリースで強烈に売り込まれる銘柄もあったが、日本株全体としてはリスク選好ムードの強い地合いであった。足元の日本株の底堅さに関しては、買い戻しにすぎないとの見方もある。先のイベントとしては、米国で25日に5月開催のFOMC議事要旨が公表予定(東京市場で結果を消化するのは木曜26日)で、半導体大手エヌビディアも決算を発表予定であることから、この近辺で相場の雰囲気が変わる可能性はある。そもそも、まだ米主要3指数は下げ止まっていない。

 日経平均はこの先は26週線(27352円、23日時点)を超えられるかが焦点となる。今年は年初に26週線を割り込むと、これより下が定着。3月下旬に強い動きが見られた際も、26週線を上回ったところで戻り売りに押された。5月25日辺りまではショートカバーが入り、議事要旨を確認して再び下を見に行く、そして26週線は壁となり続ける、そういったシナリオもあると見ておいた方が良い。一方、まだそういった懸念が根強いと思われるだけに、26週線を超えても上昇が続き、次の節目の27500円を突破した場合には、そこから買いに勢いがつくというシナリオもあり得る。目先で上か下に大きな動きが出てくる可能性があるが、これまで下げ慣れしていることもあり、上に振れた際に機動的に動けるよう準備をしておきたい局面だ。
2022/05/23 15:15
指標 現値 前日比 騰落率 始値 高値 安値
日経平均 27,001.52 +262.49 +0.98% 26,991.42 27,047.47 26,832.65
TOPIX 1,894.57 +17.20 +0.92% 1,892.73 1,897.95 1,886.94
マザーズ指数 674.82 +17.53 +2.67% 663.12 675.12 659.39
2022/05/23 15:28
指標 現値 前日比 騰落率 始値 高値 安値
為替(ドル/円) 127.82 -0.06 -0.05% 127.88 128.05 127.13
日経平均(日足)
後場概況
日経平均は大幅続伸 終値で27000円を上回る
2022/05/23 15:28
 23日の日経平均は大幅続伸。終値は262円高の27001円。先週末の米国株が下を試しながらも大きく値を戻して終えたことから、200円超上昇して始まった。すぐに27000円を上回って上げ幅を300円超に広げたが、早い時間に上値が重くなり、いったん値を消した。しかし、上げ幅を2桁に縮めたところで盛り返すと、後場は再び上方向に勢いがつく展開。終盤にかけてまとまった買いが入り、27000円を上回って取引を終えた。終値での27000円超えは5月6日以来、11営業日ぶりとなる。また、総じて良好な地合いとなる中、マザーズ指数が2.7%高と強い動きを見せた。

 東証プライムの売買代金は概算で2兆6700億円。業種別では保険、海運、医薬品などが上昇した一方、鉄鋼、鉱業、石油・石炭などが下落している。ヘッドウォータースがリリースを材料に買いを集め、場中は値が付かずストップ高比例配分。半面、治験の速報結果が強い失望材料となったヘリオスが、売り殺到でストップ安比例配分となった。
前場概況
日経平均は続伸 27000円台到達後は失速
2022/05/23 11:39
 23日前場の日経平均は続伸。前引けは132円高の26872円。先週末の米国株の引け味が良かったことを好感して、寄り付きから200円を超える上昇。ほどなく27000円を上回り、上げ幅を300円超に広げた。ただ、27000円近辺でしばらくもみ合った後は、節目より上が重くなり、10時を過ぎた辺りからは失速。11時過ぎには上げ幅を2桁に縮める場面もあり、プラスではあるが安値圏で前場の取引を終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で1兆3900億円。業種別では保険、海運、その他金融などが上昇している一方、鉱業、機械、空運などが下落している。決算や株主還元強化が好感された東京海上ホールディングスが、商いを伴って8%を超える上昇。反面、今期の大幅減益計画を提示したFRONTEOには売りが殺到しており、前引け時点ではストップ安水準で値付かずとなっている。
今日の株式見通し
堅調か 米国株は下を試して持ち直す
2022/05/23 07:42
 東京市場は堅調か。先週末の米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が上昇した一方、ナスダックが下落。ダウ平均は8ドル高の31261ドルで取引を終えた。景気後退懸念が強まり一時600ドル超下落したが、下では買いが入って値を戻した。ドル円は足元128円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて55円安の26715円、ドル建てが40円安の26730円で取引を終えた。

 米国株は依然として不安定な動きが続いているものの、引け味は悪くはなかった。下げたナスダックも3%超下げる場面があったところから、引けでは0.3%安まで戻している。ダウ平均は先週まで8週続落となったが、歴史的な弱さとなっている分、そろそろ底打ちするとの期待は高まる。先週の日本株はそういった見方を支えに、米国株の下げに対して一定の耐性を示した。バイデン米大統領が来日し、本日は日米首脳会談が開催予定。売りを出しづらい要素が多い中、朝方の米株先物も強い動きを見せている。これらの点から下値不安が後退し、買いが入りやすい地合いが続くと予想する。日経平均の予想レンジは26600円-27000円
市場スケジュール
日米豪印のQuad(クアッド)による首脳会合
独5月Ifo景況感指数(17:00)
プレミアム銘柄の最新情報
トレーダーズ・コンパス
05/23の日経平均をテクニカル判定
移動平均線
パラボリック
H&L転換
ポイント&フィギュア
総合判定
RSI
61.63
ストキャスティクス
94.28
騰落レシオ
104.26
移動平均乖離率
0.97
総合判定
買われ過ぎ
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