マーケットの話題
明日の戦略
後場売り直されて4日続落、月末に3月の安値をつける
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり613/値下がり906。米セールスフォース株の大幅高を手がかりにソフトウェア、SaaS関連に見直し買いが入っており、NEC、富士通、Sansan、マネーフォワードなどが上昇。スクエニやバンナムなどゲーム株の一角に資金が向かった。米長期金利の低下を追い風に、三井不動産や三菱地所など不動産株が全般堅調。1Q決算が好感された象印マホービンが急騰した。
一方、東京エレクロトンやレーザーテックなど半導体株が大幅安。サンディスクやマイクロンなど米メモリ関連株の大幅安を嫌気して、キオクシアHDが売りに押された。原油高が意識される中でもこれを追い風にできそうな銘柄群が弱く、INPEXや石油資源開発のほか、三井物産や三菱商事など商社株が大幅に下落した。
日経平均は前場は小幅安で終えたものの、後場に入って売り直された。前引け時点ではプライム市場の値上がり銘柄が1000を超えていたが、終わってみれば値下がりが値上がりを上回った。一時4桁安となったところからプラスで終えれば投資家のセンチメントはかなり改善したと思われるだけに、残念な動きだ。
あすは名実ともに4月相場に入る。3月は中東リスクが拭いきれない中、本日31日に取引時間中と終値の両方で月の安値をつけた。足元では5万円に接近するとリバウンド狙いの買いが入るが、まだネガティブなニュースには神経質に反応する状況が続いている。月替わりでポジティブな変化が出てくる展開に期待したいが、3月の弱い流れが続いて5万円の節目を割り込むようだと、見切り売りが加速しやすくなる。月初は振れ幅が大きくなることも多い。まずは4月初日に、5万円を割り込むことなく推移できるかが注目される。
一方、東京エレクロトンやレーザーテックなど半導体株が大幅安。サンディスクやマイクロンなど米メモリ関連株の大幅安を嫌気して、キオクシアHDが売りに押された。原油高が意識される中でもこれを追い風にできそうな銘柄群が弱く、INPEXや石油資源開発のほか、三井物産や三菱商事など商社株が大幅に下落した。
日経平均は前場は小幅安で終えたものの、後場に入って売り直された。前引け時点ではプライム市場の値上がり銘柄が1000を超えていたが、終わってみれば値下がりが値上がりを上回った。一時4桁安となったところからプラスで終えれば投資家のセンチメントはかなり改善したと思われるだけに、残念な動きだ。
あすは名実ともに4月相場に入る。3月は中東リスクが拭いきれない中、本日31日に取引時間中と終値の両方で月の安値をつけた。足元では5万円に接近するとリバウンド狙いの買いが入るが、まだネガティブなニュースには神経質に反応する状況が続いている。月替わりでポジティブな変化が出てくる展開に期待したいが、3月の弱い流れが続いて5万円の節目を割り込むようだと、見切り売りが加速しやすくなる。月初は振れ幅が大きくなることも多い。まずは4月初日に、5万円を割り込むことなく推移できるかが注目される。
| 指標 | 現値 | 前日比 | 騰落率 | 始値 | 高値 | 安値 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 為替(ドル/円) | 159.68 | -0.07 | -0.04% | 159.75 | 159.97 | 159.48 |
日経平均(日足)
後場概況
日経平均は大幅に4日続落 フジクラなど電線株が大幅安
31日の日経平均は大幅に4日続落。終値は822円安の51063円。米国でハイテク株が大きく売られたことや、原油価格の上昇を嫌気して、寄り付きから500円を超える下落。すぐに51000円の節目を割り込んで下げ幅を4桁に広げると、50500円台まで水準を切り下げた。1300円超下げたところで売りが一巡し、9時台半ば辺りからは鋭角的に値を戻した。10時台に入るとプラス圏に浮上して、上げ幅を200円超に拡大。ただ、52000円より上では戻り売りに押され、再びマイナス圏に沈んだ。後場はプラス圏には浮上できず、じり安基調が続いた。51100円近辺では踏みとどまろうとする動きも見られたが、引けにかけてまとまった売りに押され、大引けが後場の安値となった。
東証プライムの売買代金は概算で8兆3600億円。業種別ではサービス、保険、パルプ・紙などが上昇した一方、非鉄金属、鉱業、卸売などが下落した。上方修正を発表した山善<8051.T>が大幅上昇。半面、フジクラ<5803.T>、古河電工<5801.T>、住友電工<5802.T>など、電線株の弱さが目立った。
東証プライムの売買代金は概算で8兆3600億円。業種別ではサービス、保険、パルプ・紙などが上昇した一方、非鉄金属、鉱業、卸売などが下落した。上方修正を発表した山善<8051.T>が大幅上昇。半面、フジクラ<5803.T>、古河電工<5801.T>、住友電工<5802.T>など、電線株の弱さが目立った。
前場概況
日経平均は4日続落 4桁下落の後にプラス圏に浮上する場面も
31日前場の日経平均は4日続落。前引けは65円安の51820円。米国でハイテク株が弱かったことを受けて、寄り付きは500円を超える下落。開始早々に下げ幅を4桁に広げると、一気に50500円台まで水準を切り下げた。一方、1300円超下げたところで売りが一巡すると、9時台半ば辺りからは切り返す展開。半導体株など序盤に売り込まれていたグロース株が鋭角的に値を戻し、指数も10時台に入るとプラス圏に浮上した。米ウォール・ストリート・ジャーナルの報道が買い戻しを誘ったとの見方があった。ただ、プラス転換した後は一時上げ幅を200円超に広げるも、52000円より上は重かった。11時台に入ると再びマイナス圏に沈み、2桁の下落で前場を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で3兆6100億円。業種別では保険、サービス、繊維などが上昇している一方、鉱業、非鉄金属、卸売などが下落している。米国でセールスフォースが強く買われたことを受けてソフトウェア関連に資金が向かっており、NEC<6701.T>や富士通<6702.T>が大幅上昇。半面、株式の売り出しを発表した持田製薬<4534.T>が大幅に下落している。
東証プライムの売買代金は概算で3兆6100億円。業種別では保険、サービス、繊維などが上昇している一方、鉱業、非鉄金属、卸売などが下落している。米国でセールスフォースが強く買われたことを受けてソフトウェア関連に資金が向かっており、NEC<6701.T>や富士通<6702.T>が大幅上昇。半面、株式の売り出しを発表した持田製薬<4534.T>が大幅に下落している。
今日の株式見通し
軟調か 米ハイテク株安や原油高が逆風に
東京市場は軟調か。米国株はまちまち。ダウ平均が上昇し、S&P500とナスダックが下落した。ダウ平均は49ドル高の45216ドルで取引を終えた。前営業日に大きく下げた反動で買いが先行。ただ、原油高が重荷となる中でハイテクグロース株が弱く、上値は重かった。ドル円は足元では159円80銭近辺で推移している。CME225先物は大阪日中終値と比べて円建て、ドル建てともに935円安の51115円で取引を終えた。
米国ではサンディスクやマイクロンなど、日本のハイテク株を刺激しやすい銘柄が大きく下落しており、売りが優勢になると予想する。原油価格の上昇も日本株には逆風となる。ダウ平均がプラスで終えているだけに、押し目では買いが入ると考える。ただ、中東情勢は依然として不透明感が強く、主力株を手がけづらい中でさえない動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは50900-52100円。
米国ではサンディスクやマイクロンなど、日本のハイテク株を刺激しやすい銘柄が大きく下落しており、売りが優勢になると予想する。原油価格の上昇も日本株には逆風となる。ダウ平均がプラスで終えているだけに、押し目では買いが入ると考える。ただ、中東情勢は依然として不透明感が強く、主力株を手がけづらい中でさえない動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは50900-52100円。