マーケットの話題

明日の戦略
2勝3敗で週間では小幅高、来週は様子見姿勢が強まるか
2022/05/27 16:55
 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1228/値下がり548。エヌビディアが決算を材料に強く買われたことを受けて、レーザーテック、アドバンテスト、東京エレクトロンなど半導体株が大幅上昇。アリババ株高を受けてソフトバンクGが3%超上昇した。今週決算を材料に物色された損保の東京海上、SOMPO、MS&ADが改めて賑わっており、そろって大幅高。証券会社のリポートを手掛かりにニコンが騰勢を強めた。岸田首相が外国人観光客の受け入れ再開を正式に表明したことから、パンパシHDや資生堂、高島屋などインバウンド関連株が人気化した。

 一方、任天堂やリクルートが軟調。NTTやKDDIなど通信株が弱かった。1Qが営業赤字のダイドーGHDが大幅安。QDレーザやダブルスコープなど、直近で強く買われていた銘柄の一角が大きく値を崩した。再発悪性神経膠腫の開発計画見直しを発表したステラファーマが14%を超える下落となった。

 ダウ平均は26日まで5日続伸。米国株の底打ちは待ちに待った材料かと思われたが、今週の日本株はこれに対する好反応が限られた。一方で先週は、米国株が安値圏で不安定な動きを見せる中、日本株は底堅く推移した。この2週を俯瞰で眺めると、先週は米国株があまりに弱すぎたため、逃避資金の向け先として、日本株が消去法的に選好された可能性がある。そして、米国株が持ち直してきた今週は、米国株に資金が戻り、日本株からは資金が抜けたという構図のように見える。為替市場では円安に一服感が出てきており、このことも日本株の相対優位性を低下させる。この先、米国株が戻りを強めてくるようなら、日本株も当然それに連動はできるだろう。ただし、その際のパフォーマンスに関しては、米国株に劣後する状況がしばらく続くかもしれない。

【来週の見通し】 横ばいか。6月相場に入り、週末には米5月雇用統計の発表が控えている。基本的には雇用統計前で様子見姿勢が強まる展開を想定。週明け5月30日は戦没者追悼記念日で米国が休場ということもあり、早いうちから閑散相場に突入する可能性もある。米国の決算発表も一巡し、個別の材料は少ない一方、月末月初で日米の経済指標の発表は多い。指標に対する一喜一憂が続き、方向感が定まらないと思われる。米国の長期金利は足元では低下傾向にある。また、米国株にはようやく下げ止まり感が出てきており、これらの点は相場を下支えする。一方、雇用統計の結果次第では改めて米国の金融引き締め強化が意識されることから、高くなれば戻り売りが上値を抑えることになるだろう。

【今週を振り返る】 日経平均は週明け23日に強い上昇となり、終値で27000円台を回復。しかし、24日から26日までは3日続落とさえない動きが続いた。米国でスナップ株が暴落したことで、グロース株に対する懸念が再燃。ダウ平均の上昇が続く中でも、米株先物の動向などに神経質となり、場中に上値が重くなることが多かった。米小売株の多くが決算を受けて大幅高となったことを好感して、金曜27日は3桁の上昇。ただ、この日も27000円に接近したところでは上値が抑えられた。週を通して方向感は定まらなかったものの、日経平均は週間では約42円の上昇。週初の発射台が高く、週足では陰線を形成した。
2022/05/27 15:15
指標 現値 前日比 騰落率 始値 高値 安値
日経平均 26,781.68 +176.84 +0.66% 26,947.80 26,996.70 26,731.60
TOPIX 1,887.30 +9.72 +0.52% 1,897.98 1,898.74 1,884.57
マザーズ指数 645.11 -2.14 -0.33% 656.29 658.86 644.30
2022/05/27 15:28
指標 現値 前日比 騰落率 始値 高値 安値
為替(ドル/円) 126.90 -0.19 -0.15% 127.09 127.18 126.66
日経平均(日足)
後場概況
日経平均は4日ぶり反発 日本郵船が急伸
2022/05/27 15:27
 27日の日経平均は4日ぶり反発。終値は176円高の26781円。26日の米国株は、小売株やエヌビディアが決算を受けて強く買われたことから大幅高。この流れを受けて、寄り付きから300円を超える上昇となり、26900円台に乗せた。しかし、27000円に迫りながらもこれを上回ることができず、開始早々に天井をつけた。そこからは上値の重さが意識される中、しばらく値を消す流れが続いた。一方、後場に入ると戻り売り圧力が和らぎ、26700円近辺で値動きが落ち着いた。改めて上を試すような動きまでは見られず、3桁の上昇ではあったものの、安値圏で取引を終了。グロースコア指数やマザーズは、上昇して始まったものの、買いが続かず下落で終えた。

 東証プライムの売買代金は概算で2兆9600億円。業種別では海運、保険、鉱業などが上昇した一方、電気・ガス、ゴム製品、食料品などが下落している。1:3の株式分割を発表した日本郵船が6%を超える上昇。一方、今週は厳しい局面が続いたヘリオスが、証券会社の目標株価引き下げを受けてダメ押しの下げに押され、10%を超える下落となった。
前場概況
日経平均は4日ぶり反発 ソフトバンクグループが大幅上昇
2022/05/27 11:41
 27日前場の日経平均は4日ぶり反発。前引けは168円高の26772円。米国株の強い上昇を受けて、300円超上昇して始まった。しかし、27000円に接近したところでこれを超えられずに伸び悩むと、上値の重さが意識されて上げ幅を縮小。しばらく26800円台でもみ合ったが、前引けにかけてはもう一段値を消す流れとなった。ただ、発射台が高かったことから、失速感が出てくる中でも3桁の上昇で前場の取引を終えた。新興銘柄が弱く、グロースコア指数やマザーズ指数は買い先行からマイナス圏に沈んでいる。

 東証プライムの売買代金は概算で1兆6200億円。業種別では海運、保険、鉱業などが上昇している一方、電気・ガス、食料品、医薬品などが下落している。出資先であるアリババの株価急伸を手掛かりに、ソフトバンクグループが大幅上昇。反面、再発悪性神経膠腫の開発計画見直しを発表したステラファーマが急落している。
今日の株式見通し
堅調か 米国株は小売決算を好感して大幅高
2022/05/27 07:36
 東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は516ドル高の32637ドルで取引を終えた。メーシーズ、ダラー・ゼネラル、ダラー・ツリーなど決算を発表した小売株が急伸し、センチメントが強気に傾く展開。エヌビディアが下落スタートから切り返して大幅高となったことからグロース株にも見直し買いが入り、全面高の展開となった。ドル円は足元127円10銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて350円高の26960円、ドル建てが365円高の26975円で取引を終えた。

 米国株高を好感した買いが入ると予想する。きのうの日本株はエヌビディアの時間外の大幅下落から26日の米国株の軟調を織り込んでおり、大幅高で終えたことはポジティブサプライズとなる。先週、ウォルマートやターゲットの急落がダウ平均の下げを呼び込んだこともあり、今週の小売決算もリスク要因として警戒されていたと思われる。小売株の多くが決算で跳ねたことは、強い安心材料となる。米10年債利回りは落ち着いており、米3指数の中ではナスダックが2.7%高と最も動きが良かった。これらの動きから、売り方の買い戻しも巻き込んでリスクオンムードの強い1日となるだろう。日経平均の予想レンジは26850円-27150円
市場スケジュール
今日の予定はありません
米4月個人所得・個人消費支出(21:30)
プレミアム銘柄の最新情報
大きく動いた銘柄
クラスターテクノ 436 +80
エクストリーム 1,045 +150
明治海 1,065 +150
ストップ安銘柄はありません
トレーダーズ・コンパス
05/27の日経平均をテクニカル判定
移動平均線
パラボリック
H&L転換
ポイント&フィギュア
総合判定
RSI
58.18
ストキャスティクス
43.38
騰落レシオ
99.31
移動平均乖離率
0.07
総合判定
通常
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