話題の銘柄
マツダ
(7261)
1,368円 (-55.5)
ラージ商品に続きCX-5フルモデルチェンジも控える、野村が「Buy」継続、目標株価2300円→2400円
野村証券が業績予想を上方修正。レーティング「Buy」を継続し、目標株価を従来の2300円から2400円に引き上げた。
ラージ商品に続き、最量販モデルCX-5のフルモデルチェンジを控え、モデルサイクルの良化が続くことを勘案し、レーティングは「Buy」を継続。2024年7~9月期以降の為替前提を150円/ドル→155円/ドル、160円/ユーロ→170円/ユーロへ変更し、25年3月期以降の業績予想を修正、今後12ヵ月の目標株価は従来の2300円→2400円へ増額修正する(インプライドPBR0.8倍、25年3月期ベース)。
ハイライトすべきテーマは、モデルサイクルストーリー。25年3月期はCX-60/CX-70/CX-80/CX-90とラージ商品がフルラインナップを迎え、台当たり限界利益は24年3月期比で25%以上改善すると予想する。加えて、2025年にはCX-5がフルモデルチェンジを迎えると推計される。現行モデルは、フルモデルチェンジから既に7年以上が経過しているが、24.年3月期でも連結出荷台数の29.5%を占める最量販車種だ。市場全体が伸び悩む中、収益の下支え要因として新車投入が続くことは他社比で優位と考える。Autodataによると、6月の米国での台当たりインセンティブは市場平均3123ドルに対し3316ドルと2009年1月ぶりに市場平均を上回った。今後の動向を注視すべきだが、同社は国内生産比率が65.6%(24年3月期)と完成車セクターの中でも高く、為替メリットを勘案すると収益性に対する影響は限定的と、現時点では判断している。
25年3月期営業利益は、会社側の為替前提(143円/ドル、155円/ユーロ)や、24年3月期に計上した品質関連費用の反動による25年3月期の増益効果を小幅にしか見込んでいないこと(24年3月期338億円に対し、25年3月期は+66億円を計画)を踏まえると、会社計画は過達可能であろう。会社計画の経常利益では円高水準の為替前提を背景に為替差損を見込んでいるが、足元の為替水準ではこの点も保守的と言えよう、と指摘。
今2025年3月期連結営業利益を会社計画2700億円(EPS238.1円)に対し従来予想2863億円(EP320.5円)から3254億円(EPS363.9円)へ、来2026年3月期同2950億円(EPS331.4円)から3342億円(EPS375.0円)へ、2027年3月期同3040億円(EPS342.8円)から3424億円(EPS385.5円)へ増額している。
ラージ商品に続き、最量販モデルCX-5のフルモデルチェンジを控え、モデルサイクルの良化が続くことを勘案し、レーティングは「Buy」を継続。2024年7~9月期以降の為替前提を150円/ドル→155円/ドル、160円/ユーロ→170円/ユーロへ変更し、25年3月期以降の業績予想を修正、今後12ヵ月の目標株価は従来の2300円→2400円へ増額修正する(インプライドPBR0.8倍、25年3月期ベース)。
ハイライトすべきテーマは、モデルサイクルストーリー。25年3月期はCX-60/CX-70/CX-80/CX-90とラージ商品がフルラインナップを迎え、台当たり限界利益は24年3月期比で25%以上改善すると予想する。加えて、2025年にはCX-5がフルモデルチェンジを迎えると推計される。現行モデルは、フルモデルチェンジから既に7年以上が経過しているが、24.年3月期でも連結出荷台数の29.5%を占める最量販車種だ。市場全体が伸び悩む中、収益の下支え要因として新車投入が続くことは他社比で優位と考える。Autodataによると、6月の米国での台当たりインセンティブは市場平均3123ドルに対し3316ドルと2009年1月ぶりに市場平均を上回った。今後の動向を注視すべきだが、同社は国内生産比率が65.6%(24年3月期)と完成車セクターの中でも高く、為替メリットを勘案すると収益性に対する影響は限定的と、現時点では判断している。
25年3月期営業利益は、会社側の為替前提(143円/ドル、155円/ユーロ)や、24年3月期に計上した品質関連費用の反動による25年3月期の増益効果を小幅にしか見込んでいないこと(24年3月期338億円に対し、25年3月期は+66億円を計画)を踏まえると、会社計画は過達可能であろう。会社計画の経常利益では円高水準の為替前提を背景に為替差損を見込んでいるが、足元の為替水準ではこの点も保守的と言えよう、と指摘。
今2025年3月期連結営業利益を会社計画2700億円(EPS238.1円)に対し従来予想2863億円(EP320.5円)から3254億円(EPS363.9円)へ、来2026年3月期同2950億円(EPS331.4円)から3342億円(EPS375.0円)へ、2027年3月期同3040億円(EPS342.8円)から3424億円(EPS385.5円)へ増額している。
過去に取り上げた銘柄
07月24日 配信
銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
---|---|---|---|
村田製
(6981) |
3,596 | +15 | On-device AIの普及でMLCCを中心にコンポーネント事業の利益成長が高まると想定、野村が「Buy」継続、目標株価3600円→4200円 |
三浦工
(6005) |
3,536 | +45 | Cleaver-Brooks 社の業績寄与で株価に更なるアップサイド、シティグループが「買い」継続、ターゲットプライス3700円→4300円 |
日清食HD
(2897) |
4,366 | +41 | 懸念を払拭し、真の国際企業に、UBSが「Buy」継続、目標株価5500円→5700円 |
サイゼリヤ
(7581) |
6,080 | +70 | 国内利益改善と海外出店に注目、野村が「Buy」継続、目標株価7400円→7700円 |
07月23日 配信
銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
---|---|---|---|
JR九州
(9142) |
3,922 | +241 | 発表された運賃改定を反映し26年3月期以降の業績予想を上方修正、野村が「Buy」継続、目標株価4300円→5200円 |
北興化
(4992) |
1,563 | +77 | 生成AI向けなど先端半導体材料メーカーへの変貌を高く評価、いちよしが新規「A」、フェアバリュー2400円 |
ギフトHD
(9279) |
2,608 | +99 | 直営新規出店による利益成長を予想、野村が新規「Buy」、目標株価3800円 |
TKP
(3479) |
1,708 | +9 | 会議室、ホテルが本格貢献へ、出資会社とのシナジー注目、SBIが「買い」継続、目標株価4170円→4550円 |
07月22日 配信
銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
---|---|---|---|
フジクラ
(5803) |
3,171 | +61 | 生成AI型データセンターにおいて欠かせない存在、ゴールドマンが「買い」継続、目標株価3100円→4800円 |
ルネサス
(6723) |
3,116 | +104 | 業績は底打ち、バリュエーションの上昇余地もあり安心感が強い、みずほが「買い」継続、目標株価2900円→4000円 |
エレコム
(6750) |
1,691 | +2 | 商品開発力の強化と販売ルート拡充で中期的な利益成長の確度は高まる、モルガンMUFGが「Overweight」継続、目標株価2100円→2200円 |
東洋合成
(4970) |
9,540 | +120 | EUVレジスト向け含む最先端材料の回復早まると期待、東海東京インテリジェンス・ラボが「Outperform」継続、目標株価10680円→13450円 |
07月19日 配信
銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
---|---|---|---|
ミネベアミツミ
(6479) |
3,710 | -24 | 円安に加え、市況改善を想定、ジェフリーズが「Buy」継続、目標株価3600円→4600円 |
ロート
(4527) |
3,507 | +47 | 医薬品とスキンケアのバランスの良い成長続く、モルガンMUFGが「Overweight」継続、目標株価3700円→3800円 |
セプテーニHD
(4293) |
376 | +17 | 利益拡大に注目、株価下落によって投資妙味が高まる、野村が新規「Buy」、目標株価480円 |
トライアル
(141A) |
2,734 | +114 | リテールDXで最も先進的な企業の一社として高く評価、SBIが新規「買い」、目標株価3250円 |
07月18日 配信
銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
---|---|---|---|
東 宝
(9602) |
5,079 | +543 | 25年2月期第1四半期は過去最高の営業利益、ゴジラとアニメが牽引、野村が「Buy」継続、目標株価6800円→7600円 |
協和キリン
(4151) |
3,178 | +78 | 有望新薬KHK4083の成功確率向上を見込む、UBSが「Neutral」→「Buy」、目標株価2700円→3700円 |
鹿 島
(1812) |
2,924.5 | +52.5 | 25年度以降は再び利益成長モメンタムが強まろう、大和が「1(買い)」継続、目標株価2900円→3900円 |
ネクソン
(3659) |
3,409 | +87 | 中国で好調維持のアラド戦記モバイルに加え、The First Descendantの勢いも増す、モルガンMUFGが「Overweight」継続、目標株価3400円→4000円 |
07月17日 配信
銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
---|---|---|---|
太陽誘電
(6976) |
5,037 | +431 | MLCCでのAI効果は想定以上、第2四半期以降の急速な収益回復を想定、ジェフリーズが「Buy」継続、目標株価4620円→9500円 |
ファナック
(6954) |
4,562 | +120 | 循環見通しをリセット、シティグループが「中立」→「買い」、ターゲットプライス5100円→5500円 |
良品計画
(7453) |
2,731.5 | +91.5 | 24年8月期第3四半期決算は想定以上、会社計画の上方修正も発表、BofAが「買い」継続、目標株価3000円→3200円 |
交換デキル
(7695) |
2,436 | +26 | 中期的に売上成長が加速する可能性、SBIが「買い」継続、目標株価3070円→3300円 |
07月16日 配信
銘柄名 (コード) |
前日終値 | 前々日比 | ヘッドライン |
---|---|---|---|
楽天銀行
(5838) |
3,130 | +105 | 再編スキームの発表後は再び評価される可能性、SBIが「中立」→「買い」、目標株価2950円→3550円 |
NEC
(6701) |
13,215 | -405 | 利益率上昇が続くと予想、JPモルガンが「Overweight」継続、目標株価13000円→16000円 |
ニッスイ
(1332) |
567 | +19.1 | 25年3月期以降も営業最高益継続を予想、みずほが「買い」継続、目標株価1240円→1320円 |
ラクーンHD
(3031) |
612 | +36 | 25年4月期は利益が回復へ、東海東京インテリジェンス・ラボが「Neutral」→「Outperform」、目標株価680円→1320円 |