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18,685円 (+1,140)
情報通信の業績モメンタムが上向く、野村が「Buy」でカバレッジ再開、目標株価21400円
野村証券が目標株価を21400円に設定、レーティング「Buy」でカバレッジを再開した。

情報・通信事業の成長性を評価し、「Buy」レーティングを付与。高単価なAIサーバー増加でサーバーの総ユニット数が減少したことも影響し、23年に情報・通信事業の在庫調整が深刻化、23年来の株価はTOPIXをアンダーパフォームした。しかし、情報・通信事業で23年下期に顧客在庫調整が概ね完了、業績が改善し始めていることに加え、AIサーバー増加による先端半導体需要増やエッジAIデバイス増加による最終製品需要増とデータ生成量増で、生成AIの悪影響を受ける側から好影響を受ける側へ変化することも大きく、株価モメンタムは好転しよう。目標株価は26年3月期予想EPS651.4円に、ベンチマークRN Large Cap(除く金融)に対する相対PER2.1倍程度のPER32~33倍を適用した21400円とする。同社の事業ポートフォリオ経営への信頼、情報・通信事業での長期的な技術変化による好影響期待などがプレミアム要因。AIスマホなど有力なエッジAIデバイス登場で情報・通信事業の期待成長率が上昇することなどが株価のカタリスト。

通常の営業活動からの利益は24年3月期に前期比微減の2103億円、25年3月期同7%増の2243億円、26年3月期は同17%増の2634億円と成長が継続すると予想。24年3月のシステム障害は25年3月期でライフケア中心に同利益で60億円弱の悪影響が発生すると慎重に織り込んだ。情報・通信ではマスクブランクス、HDDサブストレートで顧客の在庫調整が概ね完了、自律的な回復を予想。中長期的にはマスクブランクスでは微細化の進捗、High NA EUV露光の導入、HDDではガラス基板を用いる記録方式HAMR採用で、同社顧客層の拡大、ASP上昇が実現しよう。ライフケアではメガネレンズで近視抑制メガネMiYOSMART、コンタクトレンズで小売店の出店加速が牽引し着実な成長を予想、中期でも26年3月期以降3期の売上CAGRは6%程度と会社の成長イメージに沿った成長を予想。当社前提では今後の総還元性向を100%としており、24年3月期を起点に27年3月期までのEPS成長率予想は15%と、通常の営業活動からの利益の成長率11%を上回る、と指摘。

2024年3月期連結税前利益を会社計画2170億円(EPS471.8円)に対し2228億円(EPS487.7円)と推定し、来2025年3月期連結税前利益を2418億円(EPS541.8円)、2026年3月期2809億円(EPS651.4円)と予想している。
過去に取り上げた銘柄
04月24日 配信
銘柄名
(コード)
前日終値 前々日比 ヘッドライン
日ペイントH
(4612)
973.6 -2 中国にも未だ成長余地あり、SMBC日興が新規「1」目標株価1520円
レンゴー
(3941)
1,165.5 +9 値上げによる収益性向上の織り込みが不十分、BofAが新規「買い」、目標株価1370円
ABC マート
(2670)
3,134 +9 マルチブランドリテーラーの本源的価値が光を放つ、モルガンMUFGが「Overweight」継続、目標株価3600円→3800円
ペプチド
(4587)
1,622 +104.5 RI-PDCの進捗に注目したい、SBIが「買い」継続、目標株価2250円→2900円
04月23日 配信
銘柄名
(コード)
前日終値 前々日比 ヘッドライン
ニデック
(6594)
6,762 +170 EVモータ一辺倒からバランスのとれた成長へ、野村が「Buy」継続、目標株価8800円→9000円
スタンレ電
(6923)
2,775.5 +65.5 収益改善モメンタムとADBの普及を評価、シティグループが新規「買い」、ターゲットプライス3300円
マニー
(7730)
1,862.5 +92.5 アイレス針の契約転換とポテンシャルに注目、SMBC日興が「1」継続、目標株価2700円→2800円
トライアル
(141A)
2,580 +124 店舗DXを内製するインテリジェント・リテーラー、モルガンMUFGが新規「Overweight」、目標株価3200円
04月22日 配信
銘柄名
(コード)
前日終値 前々日比 ヘッドライン
サイゼリヤ
(7581)
5,280 +130 次の第3四半期で国内収益改善を予想、モルガンMUFGが「Overweight」継続、目標株価7000円→7200円
良品計画
(7453)
2,438.5 +29.5 組織・商品改革の効果で国内業績が好調、中国の低迷を考慮しても割安感、みずほが「買い」継続、目標株価3150円→3200円
テレ朝HD
(9409)
2,054 -8 株主還元を強化しつつ業績は本格的な回復期へ、BofAが「買い」継続、目標株価1990円→2380円
M&A総研H
(9552)
5,020 -170 テクノロジーによりM&A業界を変革、東海東京が「Outperform」継続、目標株価10000円
04月19日 配信
銘柄名
(コード)
前日終値 前々日比 ヘッドライン
明電舎
(6508)
3,310 +110 新年度も強い増益が続く、シティグループが「買い」継続、ターゲットプライス3000円→4000円
住友理工
(5191)
1,350 +81 ダイナミックなグローバル再編が奏功中、東海東京が「Outperform」継続、目標株価1250円→1800円
リンテック
(7966)
3,080 +30 強いものをより強く、不採算事業の改革も進む、みずほが「買い」継続、目標株価3100円→3500円
ベルク
(9974)
7,700 +120 激化する首都圏での競争環境の中でも相対的な安さの提供で消費者支持を獲得しよう、野村が「Buy」継続、目標株価8700円→9300円
04月18日 配信
銘柄名
(コード)
前日終値 前々日比 ヘッドライン
三菱重
(7011)
1,387 +45 長期成長の確度は高い、モルガンMUFGが「Overweight」継続、目標株価1050円→1900円
サワイGHD
(4887)
5,831 +62 薬価改定影響等を反映し、大和が利益予想を上方修正、「1(買い)」継続、目標株価7500円→9000円
JINSHD
(3046)
3,390 +45 修正計画は保守的と判断、みずほが「買い」継続、目標株価5200円→5400円
シルバーライフ
(9262)
926 +22 コストダウンを裏付けとして、冷凍弁当の通販は値下げで攻勢に出る、いちよしが新規「A」、フェアバリュー1800円
04月17日 配信
銘柄名
(コード)
前日終値 前々日比 ヘッドライン
オリンパス
(7733)
2,240 +51.5 事業基盤強化後の収益正常化と米中での新製品の貢献による高成長を織り込む局面へ、ゴールドマンが「中立」→「買い」、目標株価2300円→2850円
MonotaRO
(3064)
2,011 +47.5 自社施策効果はまだでも、売上のボトムアウトは見えた、SMBC日興が「1」継続、目標株価1800円→2200円
東 宝
(9602)
5,339 +368 24年2月期第4四半期利益は好調、25年2月期計画はリーズナブル、野村が「Buy」継続、目標株価6400円→6800円
IDOM
(7599)
1,421 +38 過去最高益更新を目指すガイダンス、大和が「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」、目標株価830円→1680円
04月16日 配信
銘柄名
(コード)
前日終値 前々日比 ヘッドライン
エンJPN
(4849)
2,714 +128 利益回復・成長期待が醸成される局面へ、SMBC日興が「2」→「1」、目標株価2700円→3900円
Vコマース
(2491)
1,050 +27 成長ドライバーとしてStoreMatch Proに注目、モルガンMUFGが「Overweight」で調査再開、目標株価1600円
熊谷組
(1861)
4,250 +20 次期中計での利益改善の公算が大きいと予想、みずほが「買い」継続、目標株価3200円→4850円
シンプレクスH
(4373)
2,769 +71 金融に強み、コンサルとSIのシナジーに期待、東海東京が新規「Outperform」、目標株価3310円
マーケットデータ
日経平均 37,780.35 +151.87
TOPIX 2,673.07 +9.54
グロース250 642.76 +2.64
NYダウ 38,085.80 -375.12
ナスダック総合 15,611.76 -100.99
ドル/円 155.59 -0.05
大きく動いた銘柄
桜ゴム 2,720 +500
コ パ 651 -31
ヤマト・インダ 1,235 +89
ストップ安銘柄はありません
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