米SMH（ETF）－上昇　アップルの部品増産要請報道を受け半導体銘柄が軒並み高

5月23日 　 終値　 前日比　前日比（％）　 ------------------------------------　　　 SMH 54.50 +0.35 +0.65％　　 EWT 12.94 +0.30 +2.37％ 　 　5月23日の取引で、米バンエック・ベクターズ半導体ETF（NYSE：SMH）の株価が上昇した。米アップルが部品供給会社へ、iPhone向け部品を従来より増産するよう要請したと一部メディアが報じたことを好感した。 　 　バンエック・ベクターズ半導体ETFは、米国市場に上場する外国企業を含む半導体関連企業を投資対象としている。売上の大部分を半導体の製造と半導体製造装置など半導体関連事業から生み出している企業を対象とし、時価総額の大きい25社で構成されている。アップルの部品供給会社への増産要請により、組入れ比率2位の台湾積体電路製造（台湾セミコンダクター）ADR（NYSE:TSM）が1.51％高、3位のクアルコム（NYSE:QCOM）が0.62％高、先週決算を発表し急騰した4位のアプライド・マテリアルズが1.06％高など主要ポートフォリオ銘柄の多く上昇した。また、台湾積体電路製造（台湾セミコンダクター）ADRが組入れ比率1位のiシェアーズMSCI台湾ETF（NYSE:EWT）が2.37％上昇した。 　またこれを受け、フィラデルフィア半導体株指数（SOX）は0.66％高の669.4614となった。