後場コメント No.6 丸紅、ディスコ、ＮＥＣ、ブリヂストン、テルモなど
★14：05 アドバンテスト－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ 17.3期は若干の下振れを想定
アドバンテスト<6857.T>が7日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、今17.3期は中国基地局関連需要などを慎重に考え、若干の下振れを想定。投資評価「3（アンダーパフォーム）」を継続、目標株価は850円→800円と引き下げた。
投資評価「3」継続の理由はSoCテスタ（V93000）などの健闘もあり、厳しい事業環境の中でも比較的安定した業容を維持しているものの、目標株価が現行株価に対し30％強の下落余地があるなど、収益水準などを考慮すると、株価面では割高と判断せざるを得ないため。SSDテスタやCD-SEM、サービスなど新規分野の本格貢献を待ちたいとした。
アドバンテスト<6857.T>が7日ぶり反落。ＳＭＢＣ日興証券では、今17.3期は中国基地局関連需要などを慎重に考え、若干の下振れを想定。投資評価「3（アンダーパフォーム）」を継続、目標株価は850円→800円と引き下げた。
投資評価「3」継続の理由はSoCテスタ（V93000）などの健闘もあり、厳しい事業環境の中でも比較的安定した業容を維持しているものの、目標株価が現行株価に対し30％強の下落余地があるなど、収益水準などを考慮すると、株価面では割高と判断せざるを得ないため。SSDテスタやCD-SEM、サービスなど新規分野の本格貢献を待ちたいとした。
★14：09 丸紅－反落 伊大手電力会社エネルとアジアでの発電事業共同開発で覚書締結
丸紅<8002.T>が反落。同社は24日、イタリア大手電力会社のエネルエスピーエーと、アジアでの発電事業案件の共同開発に関する覚書を締結したと発表した。
同覚書では、アジアの中でも特にインドネシア、フィリピン、タイ、ミャンマー、ベトナム、マレーシアを中心に実現可能性調査を含めた共同開発を検討することに基本合意した。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
丸紅<8002.T>が反落。同社は24日、イタリア大手電力会社のエネルエスピーエーと、アジアでの発電事業案件の共同開発に関する覚書を締結したと発表した。
同覚書では、アジアの中でも特にインドネシア、フィリピン、タイ、ミャンマー、ベトナム、マレーシアを中心に実現可能性調査を含めた共同開発を検討することに基本合意した。しかし、軟調な地合いのなかで株価は下落している。
★14：10 ディスコ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 18.3期以降は営業増益転換を予想
ディスコ<6146.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、今17.3期上期は通信関連に限らない需要堅調で計画比若干上振れと想定。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は9600円→10000円と引き上げた。
投資評価「2」継続の理由は、（1）直近株価は17.3期1Q以降の受注および業績の不透明感を織り込む形、（2）為替前提を110円/ドルとしたことで120円/ドル時と比較し、17.3期以降の収益は低水準にとどまるとはいえ、それでも営業利益率は20％程度を維持、（3）IoT拡大に伴い同社事業は中長期的には成長を維持する可能性が高く、国内SPE分野ではファンダメンタルズ的には平均的な位置にあるとの見方を継続しているため。円高一巡や緩やかな環境改善で、来18.3期以降は営業増益転換を予想するとした。
ディスコ<6146.T>がもみ合い。ＳＭＢＣ日興証券では、今17.3期上期は通信関連に限らない需要堅調で計画比若干上振れと想定。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は9600円→10000円と引き上げた。
投資評価「2」継続の理由は、（1）直近株価は17.3期1Q以降の受注および業績の不透明感を織り込む形、（2）為替前提を110円/ドルとしたことで120円/ドル時と比較し、17.3期以降の収益は低水準にとどまるとはいえ、それでも営業利益率は20％程度を維持、（3）IoT拡大に伴い同社事業は中長期的には成長を維持する可能性が高く、国内SPE分野ではファンダメンタルズ的には平均的な位置にあるとの見方を継続しているため。円高一巡や緩やかな環境改善で、来18.3期以降は営業増益転換を予想するとした。
★14：13 ＮＥＣ－小安い セールスフォースと協業しSoE領域の事業強化
日本電気<6701.T>が小安い。同社は24日、セールスフォース・ドットコムと協業し、SoE領域のサービス事業強化を図ると発表した。
同社は多用な業種・業務ノウハウや基幹業務システムの構築スキルと、セールスフォースの基盤・サービスを連携し、フロントエンドアプリケーションの開発・導入を強化する。また、顧客の情報システムとセールスフォース・ドットコムのサービスを最適に組み合わせ、付加価値を最大化させるソリューションを提供するとした。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
日本電気<6701.T>が小安い。同社は24日、セールスフォース・ドットコムと協業し、SoE領域のサービス事業強化を図ると発表した。
同社は多用な業種・業務ノウハウや基幹業務システムの構築スキルと、セールスフォースの基盤・サービスを連携し、フロントエンドアプリケーションの開発・導入を強化する。また、顧客の情報システムとセールスフォース・ドットコムのサービスを最適に組み合わせ、付加価値を最大化させるソリューションを提供するとした。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。
★14：18 ブリヂストン－反落 米子会社がコリモンＧにベネズエラ事業を売却
ブリヂストン<5108.T>が反落。同社は24日、米州子会社のブリヂストンアメリカスが、ベネズエラでの事業をコリモングループに売却することで合意したと発表した。
ブリヂストンアメリカスは2015年3Qにベネズエラ子会社を連結除外しているが、今回の事業売却は他中南米市場での事業により注力していくために決定したとしている。しかし、市場全体が軟調に推移するなかで、株価は下落している。
ブリヂストン<5108.T>が反落。同社は24日、米州子会社のブリヂストンアメリカスが、ベネズエラでの事業をコリモングループに売却することで合意したと発表した。
ブリヂストンアメリカスは2015年3Qにベネズエラ子会社を連結除外しているが、今回の事業売却は他中南米市場での事業により注力していくために決定したとしている。しかし、市場全体が軟調に推移するなかで、株価は下落している。
★14：32 テルモ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 中長期成長戦略はカタリスト
テルモ<4543.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、12月開催予定の中長期成長戦略はカタリストになると注目。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は3600円→4000円と引き上げた。
同社は今17.3期を最終年度とする中期計画では再生ロードマップを作成、収益性改善を目標にしてきた。今後は「持続的かつ収益性のある成長」を目指すとしている。そのような中、成長へ向け同社は今17.3期に147億円の先行投資を計画。詳細は12月に中長期成長戦略の一環として公表される予定。米国での成長戦略や、注力しているステントでの成長戦略が語られると予想。投資回収に向けた明確な道筋が示されることは1つのカタリストとなる見込み。現在の同社の戦略は評価できること、中長期成長戦略がカタリストになると期待されることなどから、短期的な収益変動よりも、長期的視点に立った投資スタンスを推奨するとした。
テルモ<4543.T>が3日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、12月開催予定の中長期成長戦略はカタリストになると注目。投資評価「2（中立）」を継続、目標株価は3600円→4000円と引き上げた。
同社は今17.3期を最終年度とする中期計画では再生ロードマップを作成、収益性改善を目標にしてきた。今後は「持続的かつ収益性のある成長」を目指すとしている。そのような中、成長へ向け同社は今17.3期に147億円の先行投資を計画。詳細は12月に中長期成長戦略の一環として公表される予定。米国での成長戦略や、注力しているステントでの成長戦略が語られると予想。投資回収に向けた明確な道筋が示されることは1つのカタリストとなる見込み。現在の同社の戦略は評価できること、中長期成長戦略がカタリストになると期待されることなどから、短期的な収益変動よりも、長期的視点に立った投資スタンスを推奨するとした。
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