前場コメント No.8 京成、日本電気硝子、インフォテリア、 新日本科学、野村不動産など
★9：34 京成－みずほが目標株価引き下げ ホテル業はスピード感に欠ける
京成電鉄<9009.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、ホテル業はスピード感に欠けると判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は1650円→1500円と引き下げた。
個別取材を踏まえ、みずほ予想を減額修正。足元の成田空港線の好調は続いているが、同社は民鉄14社の中で運輸業の営業利益構成比が最も高く(16.3期65.0％)、鉄道業以外の事業へのシナジー効果が低いとみているとした。3月に発表したロイヤルホールディングスとの宿泊主体型ホテル事業の取り組みについても、第1号ホテルの事業開始は2018年度とスピード感に欠ける印象であるとコメント。
京成電鉄<9009.T>が3日ぶり反落。みずほ証券では、ホテル業はスピード感に欠けると判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は1650円→1500円と引き下げた。
個別取材を踏まえ、みずほ予想を減額修正。足元の成田空港線の好調は続いているが、同社は民鉄14社の中で運輸業の営業利益構成比が最も高く(16.3期65.0％)、鉄道業以外の事業へのシナジー効果が低いとみているとした。3月に発表したロイヤルホールディングスとの宿泊主体型ホテル事業の取り組みについても、第1号ホテルの事業開始は2018年度とスピード感に欠ける印象であるとコメント。
★9：34 日本電気硝子－みずほが目標株価引き下げ 中計初年度からつまずく
日本電気硝子<5214.T>が続伸。みずほ証券では、今16.12期営業利益は2ケタ減益で、中計初年度からつまずくと想定。投資判断「中立」を継続、目標株価は550円→540円と引き下げた。
今16.12期営業利益予想を減額し、会社計画並みの190億円に引き下げ。液晶用基板ガラスなどでコストがかさみ、2Q(4～6月)営業利益が前四半期比14億円減の38億円にとどまる見込み。3Q(7～9月)営業利益は前四半期比17億円増の55億円、4Q(10～12月)営業利益は同10億円減の45億円とみるとした。
日本電気硝子<5214.T>が続伸。みずほ証券では、今16.12期営業利益は2ケタ減益で、中計初年度からつまずくと想定。投資判断「中立」を継続、目標株価は550円→540円と引き下げた。
今16.12期営業利益予想を減額し、会社計画並みの190億円に引き下げ。液晶用基板ガラスなどでコストがかさみ、2Q(4～6月)営業利益が前四半期比14億円減の38億円にとどまる見込み。3Q(7～9月)営業利益は前四半期比17億円増の55億円、4Q(10～12月)営業利益は同10億円減の45億円とみるとした。
★9：37 インフォテリア－もみ合い さくらインターネットが「ASTERIA WARP」を採用
インフォテリア<3853.T>がもみ合い。同社は5月26日の大引け後に、さくらインターネット<3778.T>の営業部門で、EAI/ESB製品の国内市場において9年連続シェアトップ製品であるASTERIAシリーズの「ASTERIA WARP」（アステリア ワープ）が採用されたと発表した。
顧客の契約内容や提供サービスの改変が常に発生し、基幹システム用データベース（DB）に加え、社内に散在するCRM、営業や運用に使用するDB、名刺情報DB、展示会で収集した情報などの各種データから、営業活動に必要な情報を都度抽出するのに相当な労力がかかっていた。このような営業事務の非効率化を解決するため、採用が決まったとした。このほど、運用を開始。
インフォテリア<3853.T>がもみ合い。同社は5月26日の大引け後に、さくらインターネット<3778.T>の営業部門で、EAI/ESB製品の国内市場において9年連続シェアトップ製品であるASTERIAシリーズの「ASTERIA WARP」（アステリア ワープ）が採用されたと発表した。
顧客の契約内容や提供サービスの改変が常に発生し、基幹システム用データベース（DB）に加え、社内に散在するCRM、営業や運用に使用するDB、名刺情報DB、展示会で収集した情報などの各種データから、営業活動に必要な情報を都度抽出するのに相当な労力がかかっていた。このような営業事務の非効率化を解決するため、採用が決まったとした。このほど、運用を開始。
★9：37 新日本科学－ＳＢＩが新規「強気」 世界大手との提携により受注環境が様変わり
新日本科学<2395.T>が3日ぶり反落。ＳＢＩ証券では、世界大手との提携により受注環境が様変わりしており、変身期待企業と注目。投資評価「強気」、目標株価1260円として、新規カバレッジを開始した。
注目点は2つ。（1）臨床事業が2014年12月に世界大手の臨床試験受託会社PPD社と業務提携した効果で受注が急拡大していること。これまで困難だった世界大手製薬のグローバル臨床試験の受注が舞い込んでいる。（2）同社が創業した創薬系バイオベンチャーWAVE Life Sciencesが15年11月に米国ナスダックに上場し、財務内容の改善に貢献したこと。WAVE社は核酸医薬の精度を高めるプラットフォーム技術を保有しており、今後もさらなる改善に貢献すると予想。WAVE社で得たノウハウを自社が保有する経鼻投与技術にも活用し早期事業化を図る考えであり、今後はニュースフローの増加が予想されるとした。
新日本科学<2395.T>が3日ぶり反落。ＳＢＩ証券では、世界大手との提携により受注環境が様変わりしており、変身期待企業と注目。投資評価「強気」、目標株価1260円として、新規カバレッジを開始した。
注目点は2つ。（1）臨床事業が2014年12月に世界大手の臨床試験受託会社PPD社と業務提携した効果で受注が急拡大していること。これまで困難だった世界大手製薬のグローバル臨床試験の受注が舞い込んでいる。（2）同社が創業した創薬系バイオベンチャーWAVE Life Sciencesが15年11月に米国ナスダックに上場し、財務内容の改善に貢献したこと。WAVE社は核酸医薬の精度を高めるプラットフォーム技術を保有しており、今後もさらなる改善に貢献すると予想。WAVE社で得たノウハウを自社が保有する経鼻投与技術にも活用し早期事業化を図る考えであり、今後はニュースフローの増加が予想されるとした。
★9：38 野村不動産ＨＤ－みずほが目標株価引き下げ 住宅事業では在庫の回転率がやや鈍化
野村不動産ホールディングス<3231.T>が3日続伸。みずほ証券では、住宅事業では在庫の回転率がやや鈍化しているが、REIT再編は利益上ぶれ要因になると想定。投資判断「中立」を継続、目標株価は2300円→2100円と引き下げた。
業績予想を見直し。前16.3期決算発表では、住宅在庫の大幅増加や今17.3期の減益ガイダンスなどが株価にマイナスとなった。今後も、マンションの売れ行き鈍化､主力テナントである東芝の退去リスクなどが株価の足かせになる見込み。一方、今17.3期会社予想をベースとした予想配当利回りで3.1％、予想PERは8.6倍の水準であり、株価の下値は限定的と考えるとして、投資判断「中立」を継続。このほか、5月26日に連結子会社で資産運用会社の「野村不動産マスターファンド投資法人」が、「トップリート投資法人」と合併する方針を発表した点にも注目。今17.3期の会社予想比で小幅な上ぶれ要因になる見通し。
野村不動産ホールディングス<3231.T>が3日続伸。みずほ証券では、住宅事業では在庫の回転率がやや鈍化しているが、REIT再編は利益上ぶれ要因になると想定。投資判断「中立」を継続、目標株価は2300円→2100円と引き下げた。
業績予想を見直し。前16.3期決算発表では、住宅在庫の大幅増加や今17.3期の減益ガイダンスなどが株価にマイナスとなった。今後も、マンションの売れ行き鈍化､主力テナントである東芝の退去リスクなどが株価の足かせになる見込み。一方、今17.3期会社予想をベースとした予想配当利回りで3.1％、予想PERは8.6倍の水準であり、株価の下値は限定的と考えるとして、投資判断「中立」を継続。このほか、5月26日に連結子会社で資産運用会社の「野村不動産マスターファンド投資法人」が、「トップリート投資法人」と合併する方針を発表した点にも注目。今17.3期の会社予想比で小幅な上ぶれ要因になる見通し。
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