前場コメント No.11 SMS、アキュセラ、チエル、広島銀行、アライドアーキテクツなど

2016/06/27(月) 11:30
★10:52 SMS-大幅反発 地域医療介護連携支援システムが富士通「HumanBridge」と接続
 エス・エム・エス<2175.T>が5日ぶり大幅反発。同社は6月27日の取引時間開始前に、グループが運営する「地域医療介護連携支援システム『エイル』」が、富士通<6702.T>の地域医療ネットワークシステム「HumanBridge EHR ソリューション」と接続・連携したと発表した。
 このほど、長野県阿南町における地域包括ケアの情報共有インフラとして、拡張利用が開始。連携により、従来特に連携の難しかった「病院医療」と「在宅医療・介護」間のシステムによる情報共有が可能。「エイル」では、地域医療・介護の現場における情報連携をICT(Information and Communication Technology)の側面から支援するとした。

★10:54  アキュセラ-大幅に4日続伸 SBIインベが株式保有比率引き上げ 31.15%→32.36%
 アキュセラ・インク<4589.T>が大幅に4日続伸。SBIインベストメント(東京都港区)などが、同社株式の保有比率を6月22日時点で31.15%→32.36%へ引き上げたことが材料視されている。6月24日大引け後に公表した大量保有報告書(5%ルール)で判明した。保有株式数は1213万7525株。

★10:56  チエル-反発 タブレット対応システムリカバリソフト 『WinKeeper TB』 を7月発売
 チエル<3933.T>が反発。同社は6月24日の大引け後に、学校に導入された大量のタブレットの運用管理を支援する、タブレット対応システムリカバリソフト『WinKeeper TB (ウィンキーパー ティービー)』を開発したと発表した。
 全国の学校向けに7月29日より販売を開始する予定。教育現場で、安全・安心して活用できるタブレット環境を提供するもの。 コンピュータ教室向けの『WinKeeper』で実績のある、「環境復元機能」による安定したタブレット環境の維持を図るだけでなく、授業ごとに児童生徒が利用するアプリを手軽に管理できる「アプリ利用制御機能」や、タブレットの無線LAN接続を安定・安全化する「無線LAN接続制御機能」など、教育現場でのタブレットの運用管理に必要となる機能を搭載。

★10:59  広島銀行-野村が目標株価引き下げ ボトムライン前期比横ばいでの着地を予想
 広島銀行<8379.T>がもみ合い。野村証券では、ボトムライン前期比横ばいでの着地を予想。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は460円→400円と引き下げた。
 今17.3期単体純利益は前期比横ばいの298億円と予想(会社計画282億円、従来予想286 億円)。資金利益はマイナス金利の影響を踏まえ、貸出金利回りを従来予想から引き下げたことが背景。
 今後の注目点としては、リテール業務はシニア層向けビジネスを含む預り資産販売の強化のほか、足元好調な消費者ローンのモメンタムの加速、法人業務は強みである事業性評価融資実行額の増加およびそれに伴う貸出金利回りの底支えが挙げられるとした。

★11:05  アライドアーキテクツ-大幅反発 いちよしが「LINEの広告事業強化も追い風とみる」
 アライドアーキテクツ<6081.T>が大幅反発。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら、「SNSマーケティングの需要拡大を背景に業績が復調、LINEの広告事業強化も追い風とみる」と題したレポートを公表しており、買い材料視されているようだ。
 SNS広告市場は先行きも高成長が続くと想定。また、従来の事業機会を創出していたSNSはFacebookやTwitter、Instagramが中心であったが、足元では国内で圧倒的な利用者を擁するLINEが広告事業の拡大を進めており、同社にとって新たな商機となる可能性が高いとした。いちよしでは、同社業績が再び拡大局面を迎えたと判断し、中長期的な利益成長が続くと予想。今16.12期業績については売上高45.0億円(前期比74.2%増)、営業利益2.6億円(前年同期は3.4億円の赤字)を予想。新サービス「ReFUEL4」の動向にも注目するとした。


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