後場コメント No.6 住友化学、キヤノンMJ、テックファーム、日本板硝子、森トラストなど

2016/11/24(木) 15:00
★13:53  住友化学-4日続伸 3年以内にIoTやドローンを活用した次世代農業システム開発目指す
 住友化学<4005.T>が4日続伸。24日付の日刊工業新聞で、3年以内にIoTやドローンなどを活用した次世代農業システムを開発すると報じられた。
 計画する次世代農業システムはセンサーやドローン、データベース(DB)サーバーなどで構成する。農作物・土壌の実測データや画像データ、気象庁の環境データなどを集約・解析して、生育管理だけでなく収穫時期や病害の予兆を自動検知できるプログラムなども開発するとしている。将来の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★13:53  キヤノンMJ-3日続伸 金融商品取引法対応「預かり資産セールスナビ」タブレット版を開発
 キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>が3日続伸。同社は24日、金融商品取引法・行為規制に対応する「預かり資産セールスナビ」のタブレット版システムを開発し、地方銀行、第二地方銀行、信用金庫を中心に本格展開すると発表した。
 同システムは店頭での接客に加え、顧客先でもコンプライアンスへの対応や事務処理の効率化を実現し、営業力強化に貢献する考え。収益の伸びへの貢献が期待され、買いが向かっている。

★14:00  住友大阪セメント-大和が目標株価引き下げ 石炭価格上昇を勘案して大和予想も減額
 住友大阪セメント<5232.T>が4日ぶり反落。大和証券では、石炭価格上昇を勘案して大和予想も減額。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は510円→420円と引き下げた。16年度会社計画は、内需下振れ、石炭価格上昇を主因に減額修正。今来期大和予想も石炭価格上昇を主因に減額修正。内需回復ペース、石炭市況、株主還元姿勢などを注視するとした。

★14:01  テックファームなど-カジノ関連高い 民進有志がカジノ解禁に議員連盟
 テックファームホールディングス<3625.T>などカジノ関連が高い。NHKでは24日、カジノ解禁を推進する立場の民進党の議員が党内に議員連盟を発足させ、国会内で開いた初会合に11人が出席したと報じられ、材料視されているもよう。
 会合では、速やかに法案を審議入りさせるとともに、党内でも活発に議論するよう、党執行部に働きかけていくとされる。くろがね工作所<7997.T>、日本金銭機械<6418.T>、オーイズミ<6428.T>などにも買いが向かっている。

★14:04  日本板硝子-大和が目標株価引き上げ 良好な業績モメンタムを維持
 日本板硝子<5202.T>が4日続伸。大和証券では、良好な業績モメンタムを維持していると判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は950円→1000円と引き上げた。
 上期着地は計画上振れも、通期計画の営業利益は据え置き。大和では引き続き、通期計画超過達成の確度は高まったと見ているとした。中期的には、欧米の自動車用ガラスの生産効率改善効果などに注目。

★14:08  森トラスト-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 「イトーヨーカドー新浦安店」が課題
 森トラスト総合リート投資法人<8961.T>が4日ぶり反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、「イトーヨーカドー新浦安店」の問題解決が課題とし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は20.60万円→20.80万円と引き上げた。
 2017年7月末にイトーヨーカ堂が退去する「イトーヨーカドー新浦安店」の今後の動向が注目点。同REITはリーシングに並行して物件売却も検討している。総合スーパーや家電量販店、ディスカウントストアなどがリテナント候補となるが、一棟貸しの場合延床面積が約5.7万平米と大きいため、リーシングには時間を要する可能性がある。保有する内部留保の約9.5億円(16.9期時点)を活用すれば約1年超はDPS(1口当たり分配金)を維持できる試算とはなるが、早期のリーシングが急務と指摘。


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