後場コメント No.1 不二越、オオバ、三菱電機、北陸電力、東ソーなど
★12:30 不二越－東海東京が「OP」へ引き上げ 営業利益は最悪期を脱すると予想
不二越<6474.T>が変わらずを挟んで5日続伸。東海東京調査センターでは、営業利益は最悪期を脱すると予想。レーティングを「Neutral」→「Outperform」、目標株価を438円→600円と引き上げた。
今17.11期の売り上げはロボットや工具事業がけん引し、前年比3.3％増収と予想。ロボット需要は中国でスマートフォンなどのエレクトロニクス産業向けに増える見通し。工場の省力化・自動化や生産品質の安定性を高めるための投資が出てきそう。また、自動車生産の緩やかな増加や工具在庫の減少で、工具売り上げも増加すると予想。
四半期の営業利益は、前16.11期3Q（6～8月）に前年同期比54.3％減益と大きく落ち込んだが、これが減益率のボトムになりそう。今17.11期1Q（12～2月）と2Q（3～5月）の営業利益は前年を下回るが、減益率は徐々に改善し、3Qには前年比増益に転じる見通し。
不二越<6474.T>が変わらずを挟んで5日続伸。東海東京調査センターでは、営業利益は最悪期を脱すると予想。レーティングを「Neutral」→「Outperform」、目標株価を438円→600円と引き上げた。
今17.11期の売り上げはロボットや工具事業がけん引し、前年比3.3％増収と予想。ロボット需要は中国でスマートフォンなどのエレクトロニクス産業向けに増える見通し。工場の省力化・自動化や生産品質の安定性を高めるための投資が出てきそう。また、自動車生産の緩やかな増加や工具在庫の減少で、工具売り上げも増加すると予想。
四半期の営業利益は、前16.11期3Q（6～8月）に前年同期比54.3％減益と大きく落ち込んだが、これが減益率のボトムになりそう。今17.11期1Q（12～2月）と2Q（3～5月）の営業利益は前年を下回るが、減益率は徐々に改善し、3Qには前年比増益に転じる見通し。
★12:30 東北電力－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 17.3期予想の年間配当金を30円に上方修正
東北電力<9506.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今17.3期予想の年間配当金を30円に上方修正。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1490円→1540円と引き上げた。
エクイティストーリーに変更なし。注目は原子力規制委員会による女川原子力発電所2号機の安全審査の進ちょく。今17.3期経常利益予想は下方修正。主な要因は、原油価格と為替前提の変更により、タイムラグ影響である差益を105億円（従来は差益225億円）に引き下げたこと。下期の前提は原油価格45ドル/バレル（従来40ドル/バレル）、為替110円/ドル（従来100円/ドル）。今17.3期予想の年間配当金を30円（従来25円）に上方修正。
東北電力<9506.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、今17.3期予想の年間配当金を30円に上方修正。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1490円→1540円と引き上げた。
エクイティストーリーに変更なし。注目は原子力規制委員会による女川原子力発電所2号機の安全審査の進ちょく。今17.3期経常利益予想は下方修正。主な要因は、原油価格と為替前提の変更により、タイムラグ影響である差益を105億円（従来は差益225億円）に引き下げたこと。下期の前提は原油価格45ドル/バレル（従来40ドル/バレル）、為替110円/ドル（従来100円/ドル）。今17.3期予想の年間配当金を30円（従来25円）に上方修正。
★12:30 オオバ－後場上げ幅拡大 通期営業赤字縮小見込む 経費削減で利益率向上
オオバ<9765.T>が後場上げ幅拡大。同社は8日前引け後、17.5期上期（6-11月）の連結営業損益予想を、従来の2.6億円の赤字から1.7億円の赤字（前年同期は2.7億円の赤字）へと引き上げると発表した。経費削減で業務利益率が向上した。
オオバ<9765.T>が後場上げ幅拡大。同社は8日前引け後、17.5期上期（6-11月）の連結営業損益予想を、従来の2.6億円の赤字から1.7億円の赤字（前年同期は2.7億円の赤字）へと引き上げると発表した。経費削減で業務利益率が向上した。
★12:30 三菱電機－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 強固な企業体質を評価
三菱電機<6503.T>が4日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、強固な企業体質を評価。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を1510円→1800円と引き上げた。
今17.3期上期営業利益は熊本地震・円高進行など厳しい環境の下で計画比30％強上振れし、昇降機、FAシステム、自動車用機器、パワー半導体、空調機器など主力事業における高い収益力を実証する形となった。投資評価「1」継続の理由は、こうした主力事業における強固な競争力や健全な財務体質などに鑑み、中長期的にも産エレセクター内でファンダメンタルズ面の優位性が高いとの判断を維持しているためとした。
三菱電機<6503.T>が4日続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、強固な企業体質を評価。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を1510円→1800円と引き上げた。
今17.3期上期営業利益は熊本地震・円高進行など厳しい環境の下で計画比30％強上振れし、昇降機、FAシステム、自動車用機器、パワー半導体、空調機器など主力事業における高い収益力を実証する形となった。投資評価「1」継続の理由は、こうした主力事業における強固な競争力や健全な財務体質などに鑑み、中長期的にも産エレセクター内でファンダメンタルズ面の優位性が高いとの判断を維持しているためとした。
★12:33 北陸電力－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 志賀原発2号機の安全審査を様子見
北陸電力<9505.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、志賀原発2号機の安全審査を様子見とし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は960円→870円と引き下げた。
エクイティストーリーに変更はなし。志賀原子力発電所2号機の安全審査を様子見。今17.3期～19.3期の経常利益予想は下方修正。主な要因は、2Q決算発表を参照して、修繕費などの費用を増加させたこと。また、今17.3期予想の経常利益の下方修正要因には、原油価格の前提変更により、タイムラグ影響である差益を14億円（従来は差益29億円）に下方修正したことも含まれるとした。
北陸電力<9505.T>が3日続伸。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、志賀原発2号機の安全審査を様子見とし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は960円→870円と引き下げた。
エクイティストーリーに変更はなし。志賀原子力発電所2号機の安全審査を様子見。今17.3期～19.3期の経常利益予想は下方修正。主な要因は、2Q決算発表を参照して、修繕費などの費用を増加させたこと。また、今17.3期予想の経常利益の下方修正要因には、原油価格の前提変更により、タイムラグ影響である差益を14億円（従来は差益29億円）に下方修正したことも含まれるとした。
★12:37 東ソー－東海東京が目標株価引き上げ クロル・アルカリや機能商品が増益をけん引
東ソー<4042.T>が4日続伸。東海東京調査センターでは、クロル・アルカリや機能商品が増益をけん引していると判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を740円→1210円と引き上げた。
クロル・アルカリ事業がウレタン、塩ビ、苛性ソーダともに好調。機能商品事業も足元の円安傾向に加え成長製品の数量増により停滞局面から脱却できる見通し。こうした事業環境を背景に、今17.3期、来18.3期営業利益を各々前年比36.8％増、5.3％増と予想。
東ソー<4042.T>が4日続伸。東海東京調査センターでは、クロル・アルカリや機能商品が増益をけん引していると判断。レーティング「Outperform」を継続、目標株価を740円→1210円と引き上げた。
クロル・アルカリ事業がウレタン、塩ビ、苛性ソーダともに好調。機能商品事業も足元の円安傾向に加え成長製品の数量増により停滞局面から脱却できる見通し。こうした事業環境を背景に、今17.3期、来18.3期営業利益を各々前年比36.8％増、5.3％増と予想。
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