後場コメント No.1 東芝、セレス、イマジカロボット、アンジェスMG、ローソンなど

2016/12/09(金) 15:01
★12:30  東芝-ドイツ証が目標株価引き上げ 3D NANDの成長ポテンシャルを確認
 東芝<6502.T>が小安い。ドイツ証券では、業績予想を上方修正。レーティング「Buy」を強調したうえで、目標株価は450円→490円と引き上げた。
 ドイツ証では12月7日、NANDを製造する四日市工場(三重県)の見学会に出席。これにより、HDDを置き換えるストレージデバイスとしての3D NANDの成長ポテンシャルを確認したとしている。今回、為替前提を円安方向に修正したことを主因として、業績予想を引き上げ。為替前提は105円→110円/ドル、115円→120円/ユーロとし、下期のみの為替感応度を対ドルで20億円、対ユーロで3億円と想定。

★12:31  セレス-3日続落 Eメール型ダイナミックリターゲティング広告の共同開発でインティメートと提携
 セレス<3696.T>が3日続落。同社は9日、DMP専業国内最大手のインティメート・マージャー(東京都港区)と、Eメールを活用した高精度のターゲティングを可能とする「Eメール型ダイナミックリターゲティング広告」の共同開発で業務提携したと発表した。
 Eメール型ダイナミックリターゲティング広告は、インティメート・マージャーが保有する約4億件のオーディエンスデータと、セレスが保有する約300万人のアクティブ会員のEメールアドレスを組み合わせることで、ディスプレイ広告と同等の精度でターゲティングされたEメールを送ることができる広告商品。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★12:35  イマジカロボ-反発 「Moomins at Christmas」主題歌の多言語ローカライゼーションサービス提供
 イマジカ・ロボット ホールディングス<6879.T>が反発。同社は9日11時に、子会社であるSDI Mediaが新作映画「Moomins at Christmas」主題歌の多言語ローカライゼーションサービスを提供したと発表した。
 SDI Mediaは、「Bring the Snow」の吹替版制作において、各言語それぞれに精通した現地のスタジオやエンジニア、声優らと連携し、本作品の世界公開に対して最高品質の多言語ローカライゼーションサービスを提供したとしている。

★12:37  DeNA-上げ幅拡大 東京五輪で横浜スタジアムが野球・ソフトボールの会場に正式決定
 ディー・エヌ・エー<2432.T>が上げ幅を拡大する展開。2020年の東京オリンピックで、横浜スタジアムが野球・ソフトボールの会場に正式決定したことも、株価の支援材料になっているようだ。横浜スタジアムの社長を兼ねるDeNAの岡村信悟球団社長が12月9日午前、記者団の取材に応じ、「大変喜ばしいことだと思っている」などと述べたとされている。

★12:39  アンジェスMG-後場上げ幅拡大 米スタンフォード大と遺伝子治療薬の開発で協業
 アンジェスMG<4563.T>が後場上げ幅拡大。同社は9日前引け後、HGF遺伝子治療薬の新開発戦略などで、米スタンフォード大学と協業すると発表した。
 DNAワクチンなど将来の事業分野を対象に幅広く協力を進めるほか、事業の国際化の推進が目的だという。同社は同大学と重症虚血肢(CLI)を対象としたHGF遺伝子治療薬の開発に既に取り組んでおり、今後米国で小規模かつ短期間で臨床開発を実施する方針としている。

★12:44  ローソン-反落 大阪市営地下鉄の売店を運営へ ファミマ・ポプラから転換
 ローソン<2651.T>が3日ぶり反落。12月9日付け産経新聞で、同社が来年から大阪市営地下鉄の売店を運営すると伝えられた。
 売店47店は現在、ファミリーマートとポプラが運営を担っているが、来年3月から順次、ローソンに切り替わる。市営地下鉄の売店は2012年に民間から運営事業者を公募。ファミリーマートとポプラとの契約期間が2017年で終了することに伴い、市交通局が今年9月、新たな運営事業者を募り、11月末にローソンが選ばれた。3月から改装に着手し、夏までにローソンに転換する。しかし、株価への影響は限定的のもよう。


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