米ウィン・リゾーツ－上昇　マカオの発表を好感し反発

12月9日　 終値　前日比　前日比（％）　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　-------------------------------------　　 WYNN 91.88 +1.16 +1.28％　　 　 LVS　　　 55.34 +0.67 +1.23％ MPEL 17.03 +0.16 +0.95％ 　12月9日の取引で米カジノホテル経営会社のウィン・リゾーツ（NASDAQ：WYN）の株価が上昇した。8日の取引ではウィン・リゾーツなどカジノ関連銘柄は、マカオが現金自動受払機（ATM）での現金の払い出し限度額を半額に制限すると報じられたことを嫌気し、大幅下落した。しかし9日にマカオ当局が発表した内容が8日の報道と一部異なったことにより、寄り付きから買い戻された。ウィン・リゾーツの株価は前日比6.3％高の96.41ドルで寄り付いた。しかしその後は上げ幅を縮め91.88ドル（+1.28％）で終えた。同業のラスベガス・サンズ（LVS）、メルコ・クラウン（MPEL）もともにプラスで終えた。 　8日に香港のサウス・チャイナ・モーニング・ポストはマカオが銀聯（ユニオンペイ）カード利用者のATMからの1日当たり払い出し限度額を5000パタカに制限し、10日から実施されると報じたが、マカオ当局は9日、1回のあたり5000パタカの制限はしたが、1日当たりの払い出し限度額10000パタカの制限は変更していないと発表した。